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- 【第4回】小山トレーナーによる【大転子】解説!
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こんにちは!ダイエットトレーナーの小山圭介です。
第一回のお悩みアンケート、拝見しました。多くの方が、
やはり下半身にお悩みをお持ちですね。
ボク、女性の下半身の形を変えるコト超得意なんです(笑)
前々回の記事で、「下半身美人のカギ!」とお伝えした【大転子】。
皆さん馴染みのない言葉だったかと思います。
今回から2回に分けて、この【大転子】というモノについて、
徹底解説していきます!
これをお読みいただければ、あなたの下半身スリム化は成功間違いなし♪
- 大転子とは、太ももの骨の一部です。骨盤の下あたりで、外側に張り出している部分です。
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太ももの骨は、骨盤とジョイントし、股関節を形成しています。
股関節って、骨盤の臼型の部分に太ももの骨の頭がはまるようにしてできているため、 脚は前後、左右、そして回したりと、いろいろな角度に動かすことができるのです。
反面、動きやすいが故に、ゆがみやすいのも特徴です。
実は、下半身太りや、太ももの外側が外に広がって悩んでいる方の多くは、この動きやすい股関節のおかげで、
そうなると大変!大転子が外を向いていたら、どんなに有酸素運動をして脂肪を燃焼しても、
食事のコントロールをして必死になってダイエットしても、脚の形は変わりません!!!
- では、なぜ大転子は外側に向いてしまうのでしょうか?
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ボクは、約10,000人の女性の歩行姿勢改善をお手伝いしてきましたが、
大転子が外に出っ張っている方は、ほとんどの場合、外重心で歩いています。(涙) つまり、かかとの外側から小指の方を着地させて歩いているということです。
靴のかかとが極端に外側から削れている方、両足を伸ばして座って、 太ももを手で強く押し込むようにマッサージをすると痛い方はおそらく外重心です。
外重心で歩いてしまうと、骨盤や太ももの外側の筋肉ばかりが発達してしまい、 結果、太ももの外側に位置する大転子がどんどん外に引っ張られてしまうわけです。 -
歩行姿勢でよく見られるのは、「膝が内側を向いて歩いてしまっている」状態です。
がに股の癖がある方は要注意です。がに股の方は、試しに膝を出して、鏡に向かって歩いてみて下さい。
もし、つま先は外側を向いているのに、膝頭は正面を向いて歩いていたら要注意!
つま先を正面に向けたら膝は内側を向くポジションということになります。
膝が内側を向くような太ももやお尻の使い方をすると、大転子は外側に張り出してしまうのです。
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そもそも、人間は四足歩行の動物を祖先に持ちますから、僕たちの股関節は四足歩行に適した形にできています。
極端な話、二足歩行をすること自体が、少しアンナチュラルとも言えまして…(笑)
アンナチュラルとはいえ、二足歩行に進化した我々は、本来は本能で、正しく、 つまり人間らしく歩けるはずなのですが、人間の本能を阻害する因子が現代には多いのです。
ハイヒールや幅の狭い靴を履いたり、一方の肩にバックをかけて歩いたり、 日常生活での運動量が極端に減ったり…覚えはないですか?(笑)そんな風に、現代の多くの女性は、知らず知らずのうちに「自然と大転子が開いてしまう」生活を送ってしまっている事が多いんですね。
大転子が開くと、同時に骨盤も開きやすくなり、下半身は太るわ、脚の形はかわいくなくなるわ、カラダ全体もおデブまっしぐら…となってしまっています。
では、どう歩けば大転子は開かなくなるの!?…これは次回お届けします(笑)
そして、歩き方のみならず、私が約10,000人に届けてきました、ありとあらゆる“下半身美人術”をご紹介します。
みなさん、今、調整しないと、【歩けば歩くほど】、【日常生活を送ればおくるほど】、下半身がどんどん大きくなってしまいますよ!
最後になりましたが、大転子を内側、つまり正常な位置に戻す作業は、下半身のみならず、全身のダイエットにもものすごく効果的です。
そんな大転子ダイエット、乞うご期待!
担当:小山
音楽業界での仕事を経て、30歳でエクササイズ・インストラクターに転身。
パーソナル・トレーナー小林邦之先生に師事。
エクササイズやヨガ、ダイエットプログラム開発職を経て、2009年7月ダイエット宿泊施設「LAVAビレッジ伊豆高原」を立ち上げる。
独自のメソッドに基づいたダイエットで、数々の女性のお悩みを解決し、「ダイエット王子」 として雑誌やTVなど多数のメディアで活躍中。
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