高野山に行ってきました。
2012/09/17
みなさま、こんにちは。
ヨガトレーナーの羽柴友紀子です。
8月に小旅行にいってきました。
じゃじゃーーーん
色々考えたあげく、高野山へ
東京から大阪へ、大阪から高野山へ向かいました。
高野山に近づくにつれ、森の中を通っていきます。
こんな森の中ですが、途中の駅のホーム下で猫を見かけました。
よーーーーーく、中央を見てくださいね。
グレーのトラの子猫がいます
ほかにも同じくらいの子猫があと3匹いました。
子猫同士仲が良いようで、遊んでいました。
こんな森の中でも、たくましく育っているんですね。
命の力を感じました。
さらに、ケーブルカーに乗って急勾配を上がると、
いよいよ高野山に到着です
高野山は、ほとんどがお寺です。
旅館やホテル、というものはなく、宿泊はお寺でした。
宿坊は、旅館みたいな感じです。
私が泊まった宿坊から見た庭園です
とても素敵な庭園ですよね。
ぼーーーと庭園を眺めてしまいました
ずっと眺めていたら、鳥が飛んできて、木のてっぺんにとまって、鳴いていました。
風情ありますよね。
泊まるお部屋から、すぐにこんな眺めが見れるなんて、とても贅沢でした。
宿坊では、お坊さんが宿泊者をお世話してくださいました。
お料理を出してくれたり、お布団を敷いてくれたり、具合が悪くなったときは、お坊さん総出で心配してくれて、至れり尽くせりでした。
到着した夜のお食事がこちら
精進料理なので、お肉、魚、卵は使っていませんが、とても贅沢です。
全部食べると、意外と満腹でした。
ちなみに、朝はこんな感じでした。
高野山の街中では、バスが頻繁に走っているのですが、ほとんどが歩いていけます。
一日丸ごと使えば、ほとんど観光できました。
高野山の中でも有名な大伽藍
高野山の入り口だった大門
高野山の目玉、本山である金剛峰寺にも行ってきました。
金剛峰寺の庭園は、こちら。
こちらもまた風情がありますね。
お寺の中では、大きな広間で、お坊さんがお説法をしていました。
仏教の教えを分かりやすく説明しながら、より明るい人生にするためのヒントを伝えていました。
高野山は空海が開山をしましたが、この高野山で奥の院という場所で永眠しています。
高野山のお坊さんの間では、空海は永眠ではなく、その土地をまだ生きていると考えられています。
お昼になると黄色の袈裟を着たお坊さんが、お食事を空海のお墓まで運んで行っていました。
空海がお昼ごはんを召し上がるのだそうです。
(残念ながら、奥の院は撮影禁止だったので、写真はありません。)
そのためか、高野山の中ではどこにいても、とても安心で、居心地の良い空気が流れていました
高野山は、お寺と自然以外に、特に何かがあるわけでも、便利な場所でもありません。
コンビニもなければ、マクドナルドもスタバもない。
ましてや、映画館もパチンコも、アトラクションもない。
さらに、私が泊まったお部屋は、テレビが映らなくて・・・。
まったくと言っていいほど、娯楽がない土地でした。
でもそれで生きていけないか、といったらそうでもなく、
必要なものさえあれば、生きていけるんですよね。
それらに振り回されている自分がいるのかな、と感じました。 人によって作られた建築物、何が本当かわからないマスコミの情報、好奇心をそそるショーウィンドウ、機械的な音、夜も明るい街。
これらは、人間の興奮を刺激するためのもので、
何か満たされた気持ちになって、感覚が麻痺しているんじゃないか、と感じました。
出来たら、こういったものに、振り回されない、本来の自分で生きていけたら良いですね。 今回、お目当てだった写経ができなかったので、また高野山に行きたいと思います。 高野山のキャラクター「こうやくん」が、お出迎えをしてくれます
みなさまも、是非行ってみてくださいね。 最後に、奥の院でも、お坊さんのお説法がありました。
そのときのお話がとても印象深かったので、みなさんにもこの場を借りて、シェアしたいと思います。
「身・口・意」を大切にしなさい。
高野山は真言宗ですが、真言宗では、この3つを三密と言っています。
この3つを正しく行いなさい、と説かれています。
身は、身体のこと。
口は、言葉のこと。
口から発する言葉は、愚痴や嘘を言うこともできるし、正しいことを伝えることもできます。
美しい言葉を使いましょう。 意は、心のこと。
心は、疑うことも出来ます。日ごろから、思いやりの気持ちを持ちましょう。
もし共感できたら、是非、心がけてみてください
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