9月9日は「菊」の節句!食べて飲んでデトックス♪
2016/09/05
こんにちは。
ホットヨガスタジオLAVAです。
皆さま、ご存知ですか?
明後日、9月9日は、古代中国から伝わった五節句の一つ、
「重陽(ちょうよう)の節句/菊の節句」とされ、
菊に長寿を祈る日なのだそう。
良すぎて不吉!?「重陽の節句/菊の節句」とは?
節句というと、3月3日の「桃の節句」や
5月5日の「端午の節句/菖蒲の節句」などが
馴染み深いですよね。
でも、じつは、このあまり知られていない
9月9日の「重陽の節句/菊の節句」こそ、
非常に重要な節句だったのです...!
中国の陰陽思想では、「奇数」は「陽」の数とされていて、
陽数の極である9が重なる日であることから、
9月9日は「重陽」と呼ばれています。
これは、とってもおめでたい日であると同時に、
陽の気が強すぎるため不吉であるともされる日。
そこで、その邪気払いのために
「菊酒」を飲む風習ができたのだとか。
「良すぎるときほど、気を引き締めねば!」
...みたいな感覚、なんとなくわかるような気がしますよね。
季節の変わり目でもあるこの時期、
夏場の不摂生をリセットして
元気に秋へシフトしていくためにも、
少し意識して過ごしてみてはいかがでしょうか。
「菊」にはアンチエイジング効果も!
でも、どうして「菊酒」?
それは、中国では、菊には
「邪気を払い、長寿へ導く力」があるとされているため。
漢方の生薬として利用されることも多く、
解熱や鎮痛、目の疲れなどに効くと言われています。
また、近年の研究で、
菊には「高い解毒作用・抗酸化作用」があることが
科学的にも証明されたのだそう!
不調をやわらげ、老廃物を排出し、
錆びないカラダへと導いてくれる菊。
長寿はもちろん、アンチエイジングのためにも
取り入れたいところです♪
食べても飲んでも、キレイに健康に!
しかし、菊というと、一般的には
食べたり飲んだりするより、
鑑賞するものといったイメージが強いですよね。
お刺身のツマとして食卓で上ることはあれど、
食べずに棄ててしまう方が多いのではないでしょうか。
でも、一度食べてみると独特の香りとほろ苦さ、
シャキシャキとした食感がクセになってしまうことも!
食べ方としては、
シンプルにおひたしにしてポン酢でいただいたり、
胡麻和えにしたり、お好みのサラダに混ぜてみたり♪
また、やっぱり食べ物としてはちょっと...という方には、
キク科のハーブであるカモミールティーがオススメです。
カモミールには、胃腸の調子を整え、吐き気、食べすぎ、
ストレス性の下痢などをやわらげる効果があるそう。
また、リラックス効果も期待でき、不眠にお悩みの方にも◎。
その他、ホルモンバランスを整える作用もあり、
生理痛や生理不順、冷え性の改善など、
ホルモンが影響する症状にも有効であると言われています。
※妊娠中の方、キク科アレルギーの方は避けてください。
というわけで、
食べても飲んでも美と健康に効果的な「菊」!
皆さまもぜひ、来たる9月9日の「菊の節句」に
試してみてはいかがでしょうか?