インストラクター日記

例えば、食事中、お箸をおくとき、左手を沿えて置くだけで見た目にもすごく品がよいし、「間」という目に見えないものが可視化されてとても穏やかな空気になります。

 
忙しそうにしている時と充実している時。
これも似ているようで私は違いを感じます。
 
忙しそうな時は、時間に追われ、「時間」というものに支配されている感じ。
あれもこれもやらなきゃという風にあくせく。その時していることに対する集中という心の中に常に「未来への心配」が混在。
その時していることへの集中は薄れる。その分、時間の消費は進み、進んでしまったことにまたあくせく・・・

 
充実している時は、あれとあれをやろう。という感じで、時間というより物事に向き合う姿勢の方に重きをおいているように見えます。
その為の時間を「過ごしている」ような。その時を使うことに対してポジティブ。
もちろん、他のやることも頭の中に入っているけど、今していることの邪魔はしない感じ。
 

ヨガするまであまり気にならなかった、
時間を「消費」するか、過ごす」かということですが、
同じ時間を生きるなら「過ごす」方がずっと気持ちがよいな～と思います 

街中には忙しそうにしている人に溢れています。
我先にと自動改札へなだれ込む通勤時間。歩きながらおにぎりを食べている人。
皆さん本当にお忙しい日常を過ごされているのだなぁ～とお察しします。
その忙しい日々の中、ヨガの時間を作ってくださりありがとうございます
 

ヨガを始めるきっかけは皆さん様々だと思いますが、「ゆとり」を感じた方も多いんじゃないかなぁ
最初の目的は違ったけど、だんだんそうなってきたという方もいらっしゃることと思います。
 

心に「ゆとり」があると、自分にも素直で、人にも思いやりを持つことができたり。
新しいひらめきが生まれたり、ささいな事にも発見や気づく事が多くなると思いま～す。
 
どうしても、この現代「スピード化社会」に生きていますから、心もそっちに飲み込まれてしまうことが少なくありません。
そんなカリカリした自分に自分でダメ出しして、自分でストレスを生み出し、またカリカリしてしまう…。悪循環。
この状態に、あたし自身もよくなってしまいます
 

そんな時にヨガをすると、ゆっくりした心のスピードを思い出せてほっとしますよね

忙しいと感じた時ほど「ゆとり」です

さて、それでは今後のワークショップのご案内です