朝焼けの中、自然に囲まれた場所でヨガマットに座る女性の後ろ姿。ヨガ旅(リトリート)の夜明けのヨガの様子。

こんにちは、ヨガ旅案内人のYASU(ヤス)です。

鳥の声で、ふと目が覚める。
時計はまだ6時前。
カーテンの隙間から、夜明け前のかすかな光が差し込んでいる。
──いつもなら、二度寝を選ぶ時間かもしれません。

こんにちは、ヨガ旅案内人のYASU(ヤス)です。

「ヨガ旅(リトリート)に興味はあるけれど、実際にどんな1日を過ごすのか、正直よくわからない」。そんな声を、よくいただきます。

「自分のための時間を持ちたい」と思ったことがある方に向けて、今回はあるヨガ旅の1日を、時間を追って一緒に歩いてみます。読み終える頃には、少しだけ「行った気分」になっているかもしれません。

 

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6:00 夜明けのヨガ、空気が違う

まだ暗さの残る中、鳥の声だけが響いている時間。
ヨガ旅(リトリート)の朝は、日常よりも少しだけ早く始まります。

6時、まだ薄い青色をした空の下でマットを広げる。ひんやりとした空気を胸いっぱいに吸い込むと、スタジオでのヨガとはまるで違う感覚に包まれます。人工の光ではなく、少しずつ色を変えていく空の下で、呼吸を合わせていく。

YASUが聞いてみました。「朝6時のヨガ、正直つらくなかったですか?」

「最初はそんなに朝早くから動けるかなと思ったんですが、外の空気を吸いながら動いていたら、頭がすっきりしていって。むしろヨガ旅で一番好きな時間になりました。」
── 50代女性・初参加

目覚まし時計ではなく、光と鳥の声で始まる朝。それだけで、いつもと違う一日が始まる予感がしてきます。

8:00 朝食 食べることもヨガ旅(リトリート)の一部

ヨガを終えたばかりのカラダに、朝食がすっとしみこんでいく。ヨガ旅の朝食は、ただ空腹を満たすためだけのものではありません。目覚めたカラダを、そのまま整えていく時間の延長線上にあります。

多くのヨガ旅では、地元の食材を使った軽めの朝食が用意されます。忙しい朝に流し込むように食べる、といういつもの習慣とは違う時間の使い方です。

黙々と、あるいは隣に座った人と少し言葉を交わしながら、ゆっくり噛んで食べる。それだけのことが、思いのほか贅沢に感じられる、という声をよく聞きます。

木製テーブルに並ぶシンプルな朝食と温かいお茶。ヨガ旅(リトリート)で提供される朝食の様子。

10:00 ヨガプログラムと自由時間

朝食のあとは、ヨガ旅(リトリート)によって午前の過ごし方が分かれます。
インストラクターによる少し深めのヨガクラスがある回もあれば、周辺を散策する時間にあてる回もあります。
共通しているのは、予定を詰め込みすぎないこと。
多くのヨガ旅は、午前のどこかに自由時間を組み込んでいます。

本を読む人、昼寝をする人、ただぼんやり景色を眺める人。
何をしてもいいし、何もしなくてもいい時間です。

「予定がないことに、最初は落ち着かなかった」と話す方もいます。
日常では、空いた時間はすぐに何かで埋めてしまう。ヨガ旅のゆっくりと流れる時間を過ごすと、そういう自分の癖に気づくかもしれません。

神社の参道を歩きながら会話を楽しむ女性3人。ヨガ旅(リトリート)の自由時間に神社を訪れる様子。

13:30 場所を感じる時間

昼食を終えたあとは、その土地そのものを感じる時間にあてられることも多いです。
海旅なら浜辺を歩く時間、山旅であれば自然の中を歩くセッション、あるいは神社仏閣を訪れる時間。少しカラダを動かすアクティビティを選べることもあります。

ヨガ旅は、マットの上だけで完結するものではありません。
土地の空気、匂い、音。普段の生活では意識さえしないものに、自然と注意が向いていく。気づけば、呼吸が深くなっていることに気づく人も多いようです。

この時間帯に、ふと自分の内側の声に気づいたという参加者の声もよく耳にします。
予定に追われていない午後だからこそ、聞こえてくるものがあるのかもしれません。もちろん午後にヨガプログラムが組まれることも多く、しっかりと心とカラダを整える時間を持つこともできます。

20:00 ヨガと星空、語らいの時間

夕食を終える頃、日はすっかり傾いています。
もう一度マットに向かう夜のヨガは、朝・昼とはまた違う、カラダをゆっくり緩めていくような時間です。

参加した方々から、この時間が一番心に残ったという声をいただくことが多いです。
空を見上げると、街では見たことのない数の星が広がっている。夕食のあと、参加者同士で静かに話す時間もあれば、ただ黙って星を見上げる時間もあります。

YASUが聞いてみました。「一番印象に残っている瞬間はどこでしたか?」

「夜、外で寝転がって星を見ていたときです。普段夜空を見上げることなんてないので最高の時間でした。いつも仕事のことばかり考えてしまうのですが、何も考えず無になることってこういうことなんだって思いました。」
── 30代女性・2回目参加

何も考えない時間。静かになった呼吸の音だけが残ります。
言葉を交わさなくても、同じ景色を見ているだけでいい。そんな時間が一日の終わりにあることも、ヨガ旅ならではだと思います。

満天の星空の下、マットに横たわり星を眺める人物のシルエット。ヨガ旅(リトリート)の夜に見られる星空の様子。

おわりに

6時から始まり、夜の星空で終わる一日。

細かなスケジュールは旅先やプログラムによって多少異なりますが、基本の流れはどのヨガ旅(リトリート)でも共通しています。

ヨガをして、食べて、歩いて、また整えて。そのひとつひとつが、静かに重なっていくシンプルな一日。

けれど、その重なりを丸ごと自分のために使える一日は、日常の中にはなかなかありません。1時間のレッスンでは届かない場所に、この旅は届きます。

「自分のための時間を持ちたい」と思ったなら、まずこの一日をのぞいてみることから始めてみてください。

そもそもヨガ旅って何?と思われた方は 第1回「ヨガリトリートとヨガ旅は何が違うの?」 、なぜこの旅が日常に戻ってからも影響を与え続けるのか気になる方は 第3回「1時間のレッスンでは届かない場所に、3日間の旅は届く。」も、あわせて読んでみてください。

 

気になった方は、現在開催中のヨガ旅をのぞいてみてください。  ヨガ旅・リトリート一覧

★ヨガ旅を動画で見る

言葉より、映像の方が伝わることがあります。参加者のみなさんの表情を、ぜひ見てみてください。

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