こんにちは、ヨガ旅案内人のYASU(ヤス)です。

少し聞いてもいいですか?

「誰かのためでも、何かのためでもない時間」を、最近どのくらい持てていますか?

仕事のため、家族のため、健康のため。
毎日を頑張っているうちに、「ただ自分のために」という時間が、いつの間にか後回しになっていた。
ヨガのスタジオは、数少ない「自分の時間」かもしれません。でも1時間が終わると、また日常に戻っていく。

「もっと、自分の中にいたい」

そんな気持ちになったことがある方に、今回は “ヨガ旅(リトリート)で起きること“の話をしたいと思います。

「自分のための時間」を、忘れていた

ヨガを続けている方の多くが、こんなことを話してくれます。

「レッスン中は、確かに自分のための時間だと感じる。でも終わった瞬間、また日常が始まる」
1時間だけじゃなくて、もっと長い時間、この感覚の中にいたい」

これは、ヨガが足りないのではありません。1時間という枠が問題なのでもない。

スタジオでのヨガは、日常という文脈の中にある時間です。始まる前も終わった後も、仕事のこと、家のこと、誰かのことが頭の片隅にある。その文脈ごと変えない限り、「本当に自分だけの時間」にはなりにくいと感じます。

ヨガ旅は、その文脈ごと、変える場所です。

そもそもヨガ旅って何?と思われた方は 第1回「ヨガリトリートとヨガ旅は何が違うの?」もあわせて読んでみてください。

「行く前」の正直な気持ち

ヨガ旅(リトリート)に参加した方に、出発前の気持ちを聞いてみました。

「参加を決める前、どんなことを感じていましたか?」

「こんなに自分のためだけにお金と時間を使っていいのかな、という気持ちがありました。なんとなく、後ろめたいというか。でも、ずっと気になっていて、思い切って申し込みました。」
── 40代女性・ヨガ歴5年・初参加

「自分だけのために数日間休みを取るなんて、なかなかできないことだと思っていました。でも逆に、今しかないと思って。」

── 50代男性・ヨガ歴1年・初参加

「後ろめたさ」 これも、よく聞く言葉です。誰かの役に立つことに慣れすぎて、自分だけのための時間に、どこかためらいを感じてしまう。
その感覚、おかしくありません。

でも、旅に出たお二人に何が起きたか。

旅の中で起きたこと

同じお二人に、旅の中での体験を聞きました。

「ヨガ旅は、どんな時間でしたか?」

「ヨガをしていたら、ふと涙が出てきて。自分でも驚いたんですが、なんか、久しぶりに自分のことだけを考えていました。」
── 40代女性・ヨガ歴5年・初参加

「朝ヨガの途中、海を見ながら呼吸をしていたとき・・・何も考えていない瞬間があって。あ、こんな感覚があったんだと思いました。」
── 50代男性・ヨガ歴1年・初参加

「久しぶりに自分のことだけ考えていた」という言葉が、印象的です。
特別なことは何も起きていない。ただ、自分のための時間の中に、ちゃんといられた。それだけで、何かが違った。

その理由をご説明します。

なぜヨガ旅(リトリート)で、それが起きるのか

理由は3つあると思っています。

1つ目は「日常の文脈が丸ごと変わる」こと。

起きる場所が違う。食べるものが違う。聞こえる音が違う。
日常のすべての文脈から切り離されると、脳が「新しい情報処理モード」に切り替わると言われています。誰かのための時間ではなく、自分のための時間に、自然に切り替わりやすくなります。

2つ目は「役割から離れる」こと。

日常の中で私たちは、常に何かの役割を生きています。仕事での役割、家族の中での役割。ヨガ旅の数日間は、その役割から物理的に離れる時間です。「ただの自分」として知らない場所にいる。そのとき初めて、純粋に自分のための時間が生まれます。

3つ目は「内側と外側が同時に動く」こと。

観光旅行は、外に向かいます。新しい場所を見る、食べる、体験する。ヨガ旅は、外側と内側が同時に動く。知らない景色の中で、自分のカラダと呼吸に向き合う。外の豊かさと内側への集中が重なる時間は、ヨガ旅にしかないものです。

この3つが重なるとき、「本当に自分だけの時間」が生まるのだと思います。

日常に帰ってから、気づくこと

ヨガ旅の時間は、帰ってからも続きます。

いつもの朝、コーヒーを淹れながら、ふと気づく ーー「あ、ちゃんと息ができている」
電車の中で、窓の外を見ながら思う ーー「なんか、少し落ち着いている」

日常の中に戻ってきた自分が、少しだけ違う。
それが、ヨガ旅の変化です。劇的に何かが変わるわけではありません。
でも、確かに何かが変わっている。それに気づいたとき、「行ってよかった」という言葉が自然に出てくるのだと思います。

 

YASUが聞いてみました。「日常に戻って、何か変わったことはありましたか?」

「悩んでいたことがあったのですが、ヨガ旅から帰って『こうしよう!』と決断ができました。人の意見ではなく、自分がどうしたいのかがクリアになったのだと思います。」
── 20代女性・ヨガ歴3年・2回目

自分のための時間をちゃんと持てたとき、自分の声が聞こえやすくなる。
ヨガ旅はそういう場所なのかもしれません。

おわりに

自分のための時間を持つことは、わがままではありません。
ただ、日常の中でそれを作るのは、思っているより難しい。だから、場所ごと変えてしまう。
それがヨガ旅という選択です。

「誰かのためでも、何かのためでもない時間」を、一度だけ自分に渡してみてはいかがでしょうか。

初めてのヨガ旅(リトリート)への参加に不安を感じている方は、2回「初めてのヨガ旅、必ず感じる不安と、その答え」もあわせて読んでみてくださいね。

気になった方は、現在開催中のヨガ旅をのぞいてみてください。  ヨガ旅・リトリート一覧

★ヨガ旅を動画で見る

言葉より、映像の方が伝わることがあります。参加者のみなさんの表情を、ぜひ見てみてください。

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