からだとこころを調和させる食事<Sattva(サットヴァ)編>~Ayurveda Tips for Spring~
2014/04/03
みなさん、こんにちは
Quan Yoga & LAVAトレーナーのyukoです
春ですね~
新年度が始まり、LAVAにもたくさんの
新しいインストラクターが入社しました
今回は3月入社の方とともに
4月入社の研修生50名の
合宿研修の写真とともにお伝えします
Quan Yogaと新人研修の模様はこちら→
http://ameblo.jp/rasayanayoga/theme9-10069509395.html
アーユルヴェーダは、私たちのマインドが
幸せと喜びにあふれ
平和で健康的な生活を送るために
サットヴァ的な食事をすることを
強調しています。
いくつかの文献の中からご紹介します。
サットヴァ的な食事とは
ヨガ修行者のために高い次元の
意識を目覚めさせるために
考えだされたものです。
サットヴァ的食事は
私たちの全ての機能の調和と
バランスを回復させるため
精神疾患の治療にも役立ちます。
サットヴァ的食事は主に菜食で構成されます。
これは、動物に危害を与える原因となること
をさけることを意味します。
ところで菜食とは
サラダとフルーツだけしか食べない食事
ではありません。
脳脊髄液は脂肪質なので
これを維持するためには
脂肪分の多い食べ物も必要です。
全粒穀物やナッツ、乳製品のような
栄養豊かな食事は、脳組織を育み
オージャス(「水」要素の活性化エネルギー)を増やします。
葉野菜などの生の食べ物は、
体を解毒し、プラーナを増大させますが
エネルギーを長い間持続させるには
(特に肉体的な労働や動きをする時)
十分ではありません。
サットヴァ的食事とは
野菜だけを食べるという意味ではなく
オーガニックの新鮮な果物や野菜のように
プラーナ(生命力)が豊富に含まれている
食べ物のことを指します。
缶詰や加工された食品、化学肥料や
農薬がたくさん使われているものは
できるだけさけることが賢明です。
食事をサットヴァ的な食事に変えても
その影響がマインドに出始めるまでには
ある一定の時間がかかります。
こころや体に不調があるときは
私たちはもっと食事に対して
注意を払う必要があります。
食べ物の6つの味
前回も触れましたが(→前回ブログ参照)
アーユルヴェーダでは
食べ物の味を6つに区別しています。
●甘味
●塩味
●酸味
●辛味(刺激性の味)
●苦味
●渋味
甘味は主にサットヴァ的な味です。
甘味は養育して調和をとる質を持ち
愛のエネルギーを反映しています。
辛味、酸味、塩味はラジャス的で
刺激や炎症性によって知覚を活性化し
マインドを外交的にします。
苦味や渋味は、長期に渡ってとると
体の生命維持液を減らす働きから
タマス的です。
アーユルヴェーダ用語Petit講座
「サットヴァ・ラジャス・タマス」
調和、知性、バランスをもたらす質
ラジャス(Rajas)とは
行動と恐れ、エネルギー、アンバランスの
原因となる質
タマス(Tamas)とは
暗闇と無気力、物質、動きのない状態をさす質
私たちには、6つの味すべてが
多かれ少なかれ必要です。
6つの味のバランスがとれていることが
サットヴァ的だからです。
サットヴァ的な食事とは
穀物や果物、甘みのある野菜のような
良質な食べ物で構成され
これに適量のスパイスや塩、香辛料を加え
解毒のためのほんの少しの量の
苦味と渋みをとります。
春の季節に苦みのある山菜などを食べるのも
理にかなっていますね。
今月のマントラ
Om Vajrasattva Hum
Om Benza
Satto Hung
春は浄化の季節
マントラを繰り返し唱えることで
ネガティヴな刻印から解放し
こころとからだを浄化します。
Om Benza Sato Hung (Om Vajrasattva Hum)
この場をお借りして・・・
いつもQuan Yoga GINZAにお越しいただいて
ありがとうございます。
Quanスタッフ一同大変うれしく思っています。
まだの方、ぜひお立ち寄りくださいませ。
こころよりお待ちしています
最後までお読みいただいて
ありがとうございます
今日も素敵な一日でありますように
Om Shanti,
yuko