上司と相性が悪くて、仕事がイヤになってきちゃった。あ〜、月曜なんて来なきゃいいのに。

皆様、ごきげんよう。哲子でございます。

もう、今年が終わりますわよ！12月、年の瀬でございます。早いわぁ～。

生きていると悩みの一つや二つ、常につきまとうものですが、今回のお悩みは、あらまぁ大変。上司と折が合わないというものです。

人間関係がうまくいかない真っ只中というものは、仕事もうまくいかない（気がするし）、休日も気が抜けないし、会社に向かう足取りはずっしり重くて、気持ちも暗くなってまいりますね。

何もかもがうまくいかない、ような気がしてまいります。

わたくし哲子にも、同じような悩みを抱えた過去がありました。まぁ、他の選択肢もあったのでしょうけれども、わたくしは「会社を辞める」選択をしました。

今思えば、うつ状態。命の保護が最優先！（笑）

ということで、会社を辞めた途端、目の前の黒い霧がサーッと晴れて、物理的に視界が良くなったのを覚えています。

「わたくしには、この仕事しかない！」と思い込んでおりましたけれども、そんなことは全くなかった。思い込み激しすぎましたね。

どの選択も自分次第ですし、一歩踏み出してみなければ、その選択が良かったのか否か、振り返ることもできません。組織にお勤めの方ならば、多かれ少なかれ経験されることだと思います。

仕事は一日の半分近くの時間を使うものですからね。心穏やかに、健やかにお仕事したいものですね。

不変なものはない。上司もいつかいなくなる。

「好きなあの方の気持ちが変わりませんように。」と思いたい気持ちもよく分かりますし、変わらぬ関係を保てるようたゆまぬ努力をなさっている方もおられるでしょう。

けれどもね、この世界に不変なものは何もありません。

地位も、名誉も、感情も、関係も。

変化に溢れたこの世の物や現象は、一瞬も休むことなく変化を続けます。どんな生き物も、どんな物も、どんな状況も、時間と共に変わります。誰かと変わらぬ関係を保てているのは、あなた様が変化まるごとその方を受け入れているからに他なりません。

人の想いとは裏腹に、世界は変わりゆくようにデザインされている。

ということは、あなた様の上司も変わりゆきます。交代するかもしれないし、あなた様に異動のお話がやってくるかもしれないし、いつの間にか上司が「あら？実はよいお人なのかも？」に変わっているかもしれない。それは誰にも分からない。

春になれば芽吹き、鳥は空を飛ぶように、大いなる叡智を活用しない手はありませんね！変わらないものは何もない。そう考えて、上司の動向を気にし過ぎず、どーんと構えてまいりましょう。

集中する対象を変える。上司のことを考えすぎない。

気になることがあると、そればかり考えてしまうという方がいます。素晴らしい集中力ですが、ここぞとばかりは、よろしくありません。

エネルギー、念力、感情は、思いを寄せる方に流れてゆきます。集中すればするほど、あなた様がエネルギーを注ぐ道は、太く、濃くなっていくのですね。

よく、お好きでない方の話を永遠になさっている女史をお見かけしますが、「実は好きなのでは？」と勘違いするほどに饒舌です。強い集中力、執着すら感じます（笑）

おぼんにたぷたぷのお水を入れたコップをのせて、「こぼさないように！」と集中すると、必ずやこぼれてしまうように、こぼれてしまった未来を想像した対応策は、その道を辿ります。だって、そこにエネルギーが注ぎ込まれているから。

つまりは、上司のことを考えれば考えるほどに、上司とのつながりは深まってしまうということ。・・・なんという裏腹！

お好きでない方、合わないお方に、それほど集中しなくてもよろしいのでは？

考え続けてしまうエネルギーはちょっと脇に置いて。
もっと、好きな人とこうなって欲しい未来を思い描き、その輪郭線を濃くしてまいりましょう。

自分から変わる、行動する、枠を飛び出して。

さて、どうでしょう。上の2つをお試しになってみて、どうも改善が見込めなさそうだというならば、すっぱりとご自分から変わる選択をいたしましょう！枠を飛び出すのです。

先程も申しましたが、枠というのは時に厄介で、「私はこういうタイプ」とか「私にはこの仕事しかない」など、私という存在を小さくまとめてしまいます。まるで見えない鎖が足に絡みついているかのよう。ガラスの天井とも言いますね。

世界は変わりゆきます。あなた様も変わります。と言いますか、変われます。

行動の起点をご自身に、枠の一歩外へ！
枠の外は、内側とは違った風が吹いているかもしれませんし、でこぼこの道が開けているかもしれません。けれども、もう合わない上司はいないはず。
上司・部下の関係性の枠を飛び越えたら、元上司その方に対する見え方も変わってくるかもしれません。だって世の中、変わらないものはないのですから♪

そんな希望と共に、あなた様のお悩みが少しでも軽くなることを祈っております。