皆さん、こんにちは。YogaFull編集部の編集長の満月です。
前編に引き続き、2016年にヨガ発祥の地インドへ渡航した際の渡航記をお届けします。
また、はじめてお読みになる方は、前編となる【インド渡航記~ヨガ編~】逆輸入!?インドでは今、ヨガブームに…!!を読まれた後に、こちらをお読みいただくことをおススメいたします。
現地のレストランでメニューを見て衝撃…!
インド料理と言えば、カレーとナン!日本でどんなインド料理屋さんに行っても、ほぼほぼ「ナン」はあります。
お店によって多少味が違うこともありますが、もっちりアツアツのナンとカレーの相性は抜群で、あぁ~インド料理大好き!となりますね。
ところが、本場のインド料理を食べようと、インドへ渡り、レストランでメニューを見ても、「○○カレー」や「ナン」の文字がどこにもない…!
えーーーーーーーー!!
日本のレストランでは、チキンカレー、野菜カレー、マトンカレー、ダルカレーとメニューには「○○カレー」と書かれていて、「カレー」というカテゴリーだってありますよね。
しかし、本場のインドでは、「カレーをください」と注文したところで、「それはいったいなんですか?」といった話になるのです。
インドでは、野菜やお肉をどのような味付けで調理したかとメニューに書かれているだけで、「○○カレー」とされていません。
つまり、
・○○の野菜を辛めのスパイスで炒めたもの
・○○の野菜をスパイスで煮込んだもの
・○○と●●の炒め煮
などに分かれていて、それぞれに名前があります。
例えば、ひよこ豆のカレーは「チャナー マサーラー」、ほうれん草とカッテージチーズのカレーは「サグパニール」、チキンカレーは「チキンマサラ」など。
ですので、インドでカレーを食べたい!という場合は、前もってお好みのカレーの名前を覚えておくのがおススメ。
もちろん、その場で決めて、どんなカレーが出てくるのかちょっとしたスリルを味わうのもまたいいかもしれません!
辛さは本場のものもありますが、だいたいの味付けはスパイスの効いたいわゆる「カレー風味」。
なので、日本人でも美味しく食べられますよ♪
ナンは日本人の好物、インドではぜいたく品!?
では続いては、ナンのお話!
以前、日本在住のインド人の方からインド料理を学んだ際に、その方から聞いたウソみたいな本当の話をご紹介します。
「はい、皆さん。インドにナンはありません。インドの家にタンドールはないですし、小麦粉はぜいたく品でもあり、頻繁には食べません。北インドでは主に小麦で作った丸形のロティや、全粒粉で作ったチャパティを食べていて、南インドの主食はお米なのです!インド人はナンを食べません。
でも日本ではナンが広がっているので日本のインド料理店では出していますが、インドでナンは食べられないので知っておいてください!」
この話を聞いた当時はビックリしましたが、確かにインドではいわゆる「ナン」を見たことも食べたこともありませんし、南インドでは毎食のようにご飯やチャパティが出てきました。
実際に温かくて湿気のあるインドの気候の中で食べると、さっぱりとしたご飯やチャパティの方がおかずとの相性がバッチリ!
ん~、本場のインド料理というのは、インド独自の空気とともに味わってこそ、楽しめるものなのかもしれませんね。
ヨガは世界の共通語
2015年~2016年にかけて、5回のインドの旅をした、YogaFull編集長の満月。
現地在住の日本人の方にいろいろ案内していただきながら、インドの生活様式、食文化を体験しながら、ヨガが生まれた国インドを体験してきました。
あれからもう7年程経ちますが、インドで過ごした記憶は今でも鮮明に残っていて、その記憶の扉を開ければ、スパイスの香りも思い出されるほどです。
それほど、私にとっては特別な旅であり、ヨガというものの偉大さを自分の肌を通して体験できた旅でもありました。
ヨガで大切にされることは、ポーズやヨガ哲学の考え方はもちろんですが、一番大事なのは「呼吸」です。
この呼吸というのは、吸うときに私たちのカラダの中に入ってきて、吐くと私たちのカラダから外にでて、風にのって、いろんなところに広がっていきます。
言葉や習慣は違えど、ヨガの生まれた国インドで、世界各国から集まった人たちとヨガをしたことで、私たちの本質はつながっていて、ひとつのものを共有し、そして分け合っている。
それがヨガであり、これがヨガの本質。
もう少し気楽に海外に行くことができるようになったら、皆さんもぜひ、ヨガとカレーの本場インドへ足を運んでみてくださいね♪
ここまで読んでくださった皆さんに、ナマステ。
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