心とカラダの巡りを整える 羅さんの未病予防ってなぁに?
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皆さん、こんにちは。「羅さんの未病予防ってなぁに?」東洋医学普及活動家の羅予澤(らよたく)です。

東洋医学の考え方をもとに、未病予防や体質改善について、さまざまな事例を交えてご紹介していきますね。

~ 肺経にある経穴 ~
前回、【東洋医学を学ぶシリーズ】経絡とはその12では、東洋医学における肺経にある他の重要な経穴、「肘の近くにある肺経の経穴「尺沢(しゃくたく)」と「孔最(こうさい)」の2つをご紹介しました

特に「尺沢(しゃくたく)」は呼吸器の疾患に効く名穴であり、「孔最(こうさい)」は痔の治療によく利用されます。

今回は、手首の近くにある肺経の重要な経穴をいくつか紹介します。

~ 喉の調子に効く名穴 ~

手首の上、前腕の橈骨の茎状突起の裂け目に位置する「列缺(れっけつ)」は、肺経の絡穴という重要な経穴です。

絡穴とは、表裏の経絡を連絡する役割で、手の前内側(裏)にある肺経と前外側(表)の大腸経の結びつけを強める存在です。

また、列缺は、人体の前正中線を走る任脈という経絡(奇経八脈のひとつ)を統括する役割も担います。

肺経と任脈とも、喉、気管を通るため、列缺は咳、喉の不調、甲状腺、扁桃腺などのトラブルに効果的です。

呼吸を整え、呼吸器系の不調に効くのはもちろん、頭痛、後頭部のコリ・痛みの治療にもよく使われます。

~ 脈の名穴 ~

親指と手首の間の内側の陥凹部に、太淵(たいへん・たいえん)という肺経の原穴という要穴があります。

このツボには手の動脈が通っており、全身の脈の情報が集まるため、太淵付近の脈動を通じて五臓六腑の気の状態を把握することができます。

そのため、脈の会穴としても有名です。

風邪の時の喉の違和感、花粉症などで鼻水が出るなどの症状の時、太淵を押すと「痛い」と感じることが多いのです。

呼吸器系の疾患はもちろん、咳や痰、喉の痛みなどの症状、息切れ、呼吸が浅いなどの症状にも効きます。

また、アトピー、湿疹などの皮膚のトラブルにもよく利用されます。

~ 肺のバロメーター ~

親指の付け根のふくらみの中央に、「魚際(ぎょさい)」というツボがあります。

このツボを押して、痛いと感じる場合、肺の機能がよくないといえます。

咳、鼻水、鼻炎、肺炎、喘息、アトピー、呼吸が浅い、息切れなどなど、肺の機能低下による様々なトラブルの場合、ここを押すと、大体激痛の可能性が大!

そのほか、胃腸の機能や肝臓の機能など、消化器系の変調がある場合、魚際のところに青い血管が現れたり、赤くなったり、します。

肺経には他にも多くの経穴がありますが、すべてご紹介すると長くなりますので、今回は割愛させていただきます。

 

次回は、大腸経についてお話しします。

お楽しみに♪

 

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