
皆さん、こんにちは。「羅さんの未病予防ってなぁに?」東洋医学普及活動家の羅予澤(らよたく)です。
東洋医学の考え方をもとに、未病予防や体質改善について、さまざまな事例を交えてご紹介していきますね。
~ 天地の気に対応する五臓六腑 ~
前回、【東洋医学を学ぶシリーズ】経絡とは -その6-では、十二正経と奇経八脈の役割の違いについてお伝えしました。
今回は、天地の気に対応する五臓六腑について、詳しくお伝えいたします。
胎児が母体から出てきて、初めて吸い込んだ空気でおぎゃ~で吐き出し、天地の中に生まれます。
それから、天地の中で成長していくため、地球の環境に備え、呼吸機能、消化機能など、母体の中で使わないいろんな機能が働き始めます。
天地に囲まれる環境の中で成長していくためには、人がヒトが地球特有な様々な機能を有する必要があります。
まず、地球は24時間自転すると同時に、365日太陽の周りを公転します。
この動きから、地の気と天の気が生まれます。
地の気に、木・火・土・金・水という五つの気(五行)があります。
天の気に、風・熱・暑・湿・燥・寒という六つの気(六気)があります。
地の五行に合わせて、ヒトには肝・心・脾・肺・腎という5つの機能(五臓)があります。
天の六気に合わせて、ヒトには胆・小腸・三焦・胃・大腸・膀胱という6つの機能(六腑)があります。
~ 後天の機能を司る十二正経 ~
地の気は陰の気ですので、それに合わせる五臓は、陰で、天の気は陽の気であるので、それに合わせる六腑は、陽です。
これらの機能は、生まれてから初めて働き始めますので、後天の機能となります。
カラダの中でいろんな機能が働くため、それぞれ専用の作業場所(空間)が必要となります。
これらの空間はいわゆる経絡です。
陰の五臓の仕事をする場所は陰経といい、陽の六腑の仕事をする場所は陽経といいます。
陰経には、肝経・心経・脾経・肺経・腎経のほかに、肉体の心臓を動かす心包経があります。
陽経には、胆経・小腸経・三焦経・胃経・大腸経・膀胱経があります。
これら十二本の経絡は、先天の機能を司る奇経八脈と区別して、十二正経といいます。
次回は、十二正経の具体的な役割についてお話しします。
お楽しみに♪
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