【色・音・香り】おうちヨガにも最適♪疲れを癒すお部屋づくりのポイント

カラダのヨガ公開日 2023/7/15

こんにちは。YogaFull編集部です。

一日のスタートと終わりや、余暇の時間を過ごす部屋は、心とカラダを癒すための場所としてとても大切な空間です。また、お部屋のコーディネートを少し変えることで、雰囲気や居心地も変わってきます。

また最近では自宅でヨガをする方も増え、部屋のインテリアやコーディネートを、ヨガをするための快適な空間に変えてヨガを楽しむ方も増えてきました。

そこで今回は、「色(視覚)・音(聴覚)・香り(嗅覚)」に注目し、ご自宅でのオフタイムはもちろん、ヨガをする時にも、心とカラダの疲れを癒す快適な空間づくりに役立つポイントをご紹介します。

「色・音・香り」に意識を向けるだけで印象が変わる生活空間

部屋のコーディネートの方法はさまざまありますが、色・音・香りにフォーカスした3つの観点から快適な空間づくりのポイントを詳しく見ていきましょう。

■色(視覚)

色にはさまざまな作用があり、私たちの心とカラダに働きかけます。

例えば赤やオレンジなどの暖色系は交感神経を刺激して興奮状態をもたらすのに対し、青や青緑などの寒色系は副交感神経に働きかけ、心の安定とリラックス作用があります。

そのため、カーテンや寝具などのアイテムには安眠をもたらす色を効果的に取り入れたいもの。ここではおススメのカラー3色を紹介します。

【1】青
鎮静効果のある青は、とりわけ部屋のコーディネートに最適の色。空や海を連想させ、不安な気持ちやイライラを鎮め、心に落ち着きをもたらす効果があります。脈拍や体温を下げ、呼吸を深くする作用もあるため、夏に向けて部屋のコーディネートにも最適。陰ヨガなど、ゆっくりと落ち着いたヨガをするにもおススメの色です。

【2】緑
植物を連想させる緑は「リラックスカラー」とも呼ばれ、副交感神経に働きかけて安心感を与えてくれる色。眼精疲労にも効果があるため、目を酷使するパソコン作業などが多い方などは特におススメです。またリラックス効果も高いので、全てのヨガレッスンにもおススメの色です。

【3】茶
木や土、大地といった自然を感じさせる茶色は温もりや居心地の良さといった安心感をもたらします。落ち着いた色味のため、インテリアで取り入れやすく空間の中に馴染み目立たず調和します。
大地からのエネルギーを受けとりながら行う、太陽礼拝やパワーヨガなどエネルギッシュなヨガにもおススメの色です。

■音(聴覚)

ヒーリングミュージックという言葉があるように、音楽は大脳辺緑系に働きかけ、心を癒したりリラックスさせたりする作用があると言われています。特に癒しの効果を得たい時におススメの音をご紹介します。

【1】自然音
自然界にある音には、脳のα波を生み交感神経を刺激する「1/fのゆらぎ」と呼ばれる独特のリズムがあります。鳥のさえずりや川のせせらぎ、波の音など自分が心地よいと感じる音をBGMとしてお部屋で流し、目を閉じて意識的に心身をリラックスさせましょう。
またヨガはもちろんのこと、自然音に耳を傾けるだけで瞑想の効果もあるあので、ぜひ取り入れてみてくださいね。

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【2】クラシック音楽
脳波の一種で、癒しの効果が高いといわれるα波。ストレス解消や集中力の向上、免疫力を高める作用があるといわれますが、クラシック音楽を聴くとそれらの作用が活発化すると実証されていて、とりわけモーツァルトやバッハなどのゆったりと流れるような音楽がよりα波が出やすいとされています。

【3】ヨガミュージック
ヨガミュージックには、ヨガ発祥の地・インドの伝統楽器の音色や自然音などさまざまな音の要素が含まれているものが多く、心とカラダのバランスを整えるヒーリング効果が高いとされています。特にインドの伝統楽器は、心を癒す作用のある倍音（通常の音の整数倍の振動数を持つ音）を生み出し易いといわれています。