
動物も人間も、目覚めの春がやってきた!
皆さん、こんにちは。ヨガスクールFIRSTSHIP講師のEmiです。
いつも連載「今日からできるアーユルヴェーダ」をお読みいただきありがとうございます。
そろそろ春本番を迎えますが、いかがお過ごしでしょうか。
真冬の間は空気や大地が乾燥していますが、年が明けて2月~3月になると徐々に土の湿っぽさや木々も水分を含んで芽吹いてきます。
早いところだと春のお花も咲き始め、動物たちも冬眠から目覚め動きだす時期です。
何かをスタートをするには陽の光もあたたかくなり、日照時間も長くなりちょうど良い季節。
新しいことへのチャレンジや、新生活をスタートさせる準備に、忙しく過ごされている方も多くいらっしゃるかもしれませんね。
「いざ始めるぞ!」と、意気込んでみたものの、気持ちに反してなかなかベットから起き上がれない、アレルギー症状であたまが働かない、むくみが取れないなんてこともあるのではないでしょうか?
今日はそんな皆様にとって、この春にぴったりなおススメのデトックスの方法をお伝えしていきます。
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心もカラダも溜め込まない!春はデトックスを意識
アーユルヴェーダでは、この春の時期に心もカラダも余分なものを溜め込んでしまいやすいと考えます。
特に春は宇宙を構成する五大元素の中でも、水と地のエネルギーが増える季節。
冬の間に蓄積された冷たく重たいエネルギーが、陽の光によってカラダの外に溶け出し、アレルギー症状がでやすいとも言われています。
また冬に溜め込んだ毒素(アーユルヴェーダではアーマ/未消化物と呼んでいます)が蓄積されて、心もカラダも重たくなりやすいです。
なので、アーユルヴェーダでは春は水と地のエネルギー、カパドージャ(※)のバランスを整えて、溜め込みやすいアーマをカラダの外に排出し、デトックスを意識することで軽やかな心とカラダを整えることを大切にしています。
▼(※)アーユルヴェーダのドーシャに関してはこちらの記事で詳しく紹介しています。
【春のアーユルヴェーダ的デトックス法:その1】朝、起きる時間を見直す
ここからは、春のデトックスにぴったりのアーユルヴェーダの対処法をご紹介します。
【春のアーユルヴェーダデトックス法:その1】朝、起きる時間を見直す
ドーシャは全てのものに影響を与えます。当然時間にも作用をすると考えます。
朝の6時から10時はカパドーシャ(水と地のエネルギー)が優勢の時間。
睡眠時間にもよりますが、この時間帯に目覚めたり二度寝をすると、目覚めが悪く重だるさを感じることも。
特に、疲れてるからもう少し寝ようと二度寝をしたり、起きる時間を遅くするとかえってその後の行動にやる気がなくなったりします。
春の時期、一日を軽やかに過ごし、シャキッと起きるためにも、朝の6時前に起きることを習慣化してみましょう!
いきなり難しい方は遅くとも7時までになど、早めに起きる習慣を身につけましょう。
朝が早いと夜も自然と眠りにつけますし、本来必要な時間に必要なエネルギーが働きやすくなります。
いつもより少し早起きして、カーテンを開け朝日が出てきたら太陽の光を浴びる!1日の始まりをスムーズにすることが、春のデトックスにおススメの習慣です。
【春のアーユルヴェーダ的デトックス法:その2】カラダを温めて汗をかく
次におススメの、春のデトックスにぴったりのアーユルヴェーダの対処法はこちら!
【春のアーユルヴェーダ的デトックス法:その2】カラダを温めて汗をかく
春の日差しで暖かくなってくるとはいえまだまだ肌寒い朝晩。
カラダが縮こまってばかりだと代謝も悪くなり、汗もかきづらくなります。その状態が続くと、この先、暑くなる夏にも体調を崩しかねません。
なので、春の季節は心とカラダにも少し刺激を入れてあげるとよいでしょう。
その方法として今のうちから自分自身でしっかりと熱を作り、汗をかき、いらない余分なものを外に排出する、デトックスできる習慣をつくることをおススメします。
例えば、カラダを起こすための朝のストレッチや、朝の「太陽礼拝」を日課にしてみたり、ヨガのアーサナ(ポーズ)の中でもいつもより取り組みが難しいポーズにチャレンジしてみるのも良いかもしれません。
▼春におすすめのヨガポーズ
運動が少し苦手だなという方や、リラックスしながらカラダを温めたい方には、アーユルヴェーダの伝統的なガルシャナを取り入れるのも効果的!
ガルシャナは日本の乾布摩擦のようなもの。
朝一番に行うとカラダのぽかぽかが持続し、カラダが温まり、血行もよくなり汗をかきやすくなります。
要らないものが排出されるとデトックス効果も高まり、自然と心も前向きになり、カラダもスッキリしますよ。
▼ガルシャナについてはこちら
【春のアーユルヴェーダ的デトックス法:その3】食べるものに苦.渋.辛を積極的に取り入れる
最後にご紹介する、春のデトックスにぴったりのアーユルヴェーダの対処法はこちら!
【春のアーユルヴェーダ的デトックス法:その3】食べるものに苦.渋.辛を積極的に取り入れる
春に乱れやすいカパドーシャは冷たく、重い、油性の質を持っています。
アーユルヴェーダでは『同質が同質を高め、反対の質がその質を整える』法則があります。
春の旬の野菜を思い浮かべてみると、苦みや渋みが多く感じられる食材が多いように、苦味、渋味、辛味を温かく、軽く、取り入れていくことでバランスを取っていくことができると考えます。
カラダを軽くさせたいと思って冷たく冷えたスムージーやネバネバドロドロした食材、やまた乳製品を多く取り入れてしまうと、カラダの中に冷たく重たい質を溜め込んでしまうこともあります。
なので、ぜひ野菜を多く取り入れた温かいスープや温野菜で食べてみてください。
特に、春の山菜や春の旬のお野菜は苦味や渋味がたっぷり!
あく抜きの必要ない気軽に取り入れられる菜の花やケール、またカラダを温めてくれ適度に刺激になる生姜や黒胡椒などの手軽に取り入れられるスパイスもおススメです。
▼春にぴったりの旬の野菜のおススメはこちら
何から始める?この春はアーユルヴェーダでデトックス!
春は三寒四温。寒い日もまだまだありますが、確実にやってくる春に。
早速アーユルヴェーダの知恵を借りて、心にもカラダにも毒を溜めない軽やかな春を過ごしましょう!
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