【連載】チャクラを知ろう(4)第4チャクラ・第5チャクラの特徴とヨガポーズ

心のヨガ公開日 2024/9/1

7つのチャクラの役割を知ろう

前回の【連載】チャクラを知ろう(3) 第3チャクラの特徴とヨガポーズに続いて、今回は第4チャクラ・第5チャクラについての対応する色やヨガポーズ、エネルギーが持つ意味や役割、また活性化するには何が良いかなど、チャクラごとにもう少し詳しく掘り下げていきましょう。

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自分の感情に気づき、素直になる。第4チャクラ・第5チャクラ

私たち人間には、さまざまな感情を味わい喜怒哀楽を表現できるという、生まれ持った最大の特徴があります。特に喜んだり、楽しんだり、人や物に興味を持ち、好きになったりすることは、人生に大きな喜びや彩りを与えてくれます。

また怒りや悲しみを経験することによって、自分や相手との距離感を学び、自分自身を知るきっかけにもなります。

その感情に蓋をしたり、見て見ぬふりをする、またその感情の、良し悪しを考えようとすると、心身のバランスが乱れ、疲労や体調不良の原因にもつながります。

喜びの感覚は、自分の心とカラダを守る力、免疫力アップにも効果があると言われていますので、第4チャクラ・第5チャクラは積極的に活性化させたいチャクラです。

【第4チャクラ：4番目・アナーハタ・チャクラ】慈愛・希望・信頼、喜怒哀楽の感情

サンスクリット語・・・アナーハタ・チャクラ
英語・・・The Heart Chakra
色・・・緑（エメラルドグリーン）
チャクラの場所・・・胸のあたり
対応する臓器・・・心臓・肺　循環器
対応するホルモン・・・免疫細胞（T細胞）を作るためのサイモシン、シモポエチンなど
対応するヨガポーズ・・・四つんばいのポーズ、コブラのポーズ、橋のポーズなど

■コブラのポーズ

第4チャクラは、カラダの免疫力に関わるホルモンを整えてくれます。免疫機能が正常ということは、病気になりにくいカラダを作る、美しくなるためにとても大切な要素といわれています。

またチャクラの位置が心臓(心)の近くにあるため、夢や希望、人を愛する、愛される感覚はもちろんのこと、自分自身を大切にする気持ちにも大きく影響しています。

まずは、自身を認めて大切にするということが、免疫力アップに、とても重要なのです。

さらに、正常な免疫細胞を作ったうえで全身に免疫細胞を送ってくれるのが血流と言われ、血の巡りの良さも免疫力アップには欠かせません。

気持ちを前向きに意識するほか、適度な運動など行いながら第4チャクラをさらに活性化させましょう。

【第5チャクラ：5番目・ヴィシュッダ・チャクラ】意志・知識・創造性、判断力

サンスクリット語・・・ヴィシュッダ・チャクラ
英語・・・The Throat Chakra
色・・・青(サファイアブルー)
チャクラの場所・・・のどのあたり
対応する臓器・・・喉・甲状腺、副甲状腺・気管支
対応するホルモン・・・代謝活動を促すサイロキシン、トリョードサイロニン、カルシトニンなど
対応するヨガポーズ・・・橋のポーズ、三角のポーズ、ダンサーポーズ、魚のポーズなど

■ダンサーポーズ

第5チャクラは、新陳代謝を活発にするホルモンを整えてくれます。人間は、胃腸5日・肌28日・筋肉約2ヶ月・骨約3ヶ月…というように、年齢や人によって周期に差はあっても、常に新しい細胞へと生まれ変わりながら生きています。

また、この周期を正常に過ごすためには、ストレス度合いも大きく関わってくるでしょう。口角を上げているだけでハッピーホルモンと言われる、セロトニンが分泌されストレスを軽減させてくれます。日頃から深呼吸をしたり、リラックスした気分で過ごすように心がけてみてください。第5チャクラがだんだんと活性化しはじめます。

また言いたいことがあるのに、過度に我慢したり、表現することを押さえていると活性化を妨げることになります。タイミングや言葉を選びながら、素直に気持ちを伝えることも忘れずに。