心とカラダの巡りを整える 羅さんの未病予防ってなぁに?

皆さん、こんにちは。「羅さんの未病予防ってなぁに?」東洋医学普及活動家の羅予澤(らよたく)です。

東洋医学の考え方をもとに、未病予防や体質改善について、さまざまな事例を交えてご紹介していきますね。

~ 先天の機能を司る奇経八脈(きけいはちみゃく) ~

前回、【東洋医学を学ぶシリーズ】経絡とは -その5-では、経脈(けいみゃく)と絡脈(らくみゃく)についてお伝えしました。

今回は、十二正経と奇経八脈の役割の違いについて、詳しくお伝えいたします。

人が精子と卵子の出会いから、赤ちゃんとして生まれるまで、約10か月間母体の中で、目に見えない大きさから数千グラムまで急成長します。

母体の中に居る時、空気にもふれず、食事もしない、生まれてから使ういろんな機能(呼吸や消化など)と異なり、カラダを急成長させるため、様々な機能が働きます。

もちろん、これらの機能は、生まれてからそのまま使うものもあれば、年齢とともにほとんど使わず、退化してしまいものもあります。

たとえば、頭蓋骨がまだ閉じてない三歳児まで、ほとんどの赤ちゃんが前世の記憶や母体の中の記憶を覚えていますが、七歳の頃になると、ほとんどの子供たちがその記憶が忘れてしまいます。

また、赤ちゃんのとき、大人には見えないいろんなものが見えるらしいですが、成長するにつれ、同じくその能力もどんどん退化し、凡人になってしまいます。

それら、母体の中で急成長するため能力や、前世の記憶、先天の能力などを司る様々な機能を担うのは、奇経八脈(きけいはちみゃく)だと、東洋医学では考えます。

~奇経八脈の8つの脈~

奇経八脈は、東洋医学で、正経とされる十二経の間を縦横に走る経脈のことを指します。奇経八脈は、これらの機能をまとめるカテゴリでもあり、それらの機能が働く場所でもあります。

もちろん、母体の中だけではなく、誕生してからの成長過程においてもその機能を発揮します。

仮に使わなくなって退化した機能でも、修行することにより、再び蘇り、開花させることができます。

これらの経脈は全部八種類があり、後天の機能を司る十二正経と区別して、奇経と呼ばれます。

【奇経八脈】

  • 全身の陽の気を司る督脈
  • 全身の陰の気を司る任脈
  • 全身の血を司る衝脈
  • すべての経脈と束ねる帯脈
  • すべての陰の経絡をつながる陰維脈
  • すべての陽の経脈をつながる陽維脈
  • 内側の筋肉の動きに関連する陰蹻脈
  • 外側の筋肉の動きに関連する陽蹻脈

 

個々の働きを細かく紹介すると、キリがないので、ここで割愛します。

次回は、十二正経の役割をお話しします。

お楽しみに♪

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