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ヨガの知恵でズバッと解決 教えて!ヨガ哲子の部屋

本日のお悩み

どうにも、こうにも、ストレスが溜まるんです。でもストレス発散方法がいまいち分からない。うまく発散できないんです。イライラするし、鬱々するし、最近じゃ、不眠や肩こりなどカラダへの症状も出てきちゃっているし。友達から「ホットヨガはストレス発散にいいよ~」と勧められたんですが、ヨガがストレス発散になるとも思えず。。。哲子さん、どうしたらいいですか?

ごきげんよう、哲子です。本日もお悩み相談ありがとうございます。

桜の季節はいとおかし。ほんのりピンク色の木々を見上げるたびに、あぁ今年も桜を拝むことができて幸せだなと、手を合わせたくなります。

私にとって桜は大好きな花のひとつで、癒やしであり、元気や活力をもらえて、新しいチャレンジを応援してくれる存在です。あぁ~日本に暮らしていてよかった!と、思うときでもありますね。

さて、ストレスにお悩みのあなた様。
溜まりに溜まってイライラしたり、鬱々したり。しかも不眠や肩こりとカラダにも影響が出てきてしまっているとは、なんとまぁ、、、。発散したいのにうまくできないのは、苦しいものですね。パーっと発散できたらどんなにかよいことでしょう。

ストレスの原因って?何が起こるの?

現代社会に生きる私たち、ストレスはよく聞くけれど、そもそも一体なんなのかを調べてみました。

ストレスとは、外部からの刺激などによって、カラダの内部に生じる反応のこと。

・物理的刺激…暑さ、寒さ、光、音など
・化学的刺激…有害物質、化学物質など
・生理的刺激…病気、餓え、睡眠不足など
・心理的刺激…不安、緊張、恐怖、怒りなど
・社会的刺激…職場、家族、人間関係など

なるほど、人間では特に、心理的・社会的刺激の影響が大きいと言われているよう。これだけ刺激が並ぶと、ちょっと背筋がゾワッとするわね。

ストレスが生じると、体内ではそれを解消しようと防御反応がはたらき、うまく制御できない場合は不適応をおこしてカラダにさまざまな影響がでるとのこと。

潰瘍や高血圧、気管支喘息などの心身症や、不安や抑うつ、錯乱状態などの反応性精神障害。心的外傷後ストレス障害(PTSD) や急性ストレス反応などもそういった不適応反応のひとつだそうよ。

※参考「厚労省e-ヘルスネット「ストレス」」

つまり、誰でもストレスは受けるし、誰でもストレスの影響は逃れられないとも言えそうね!あなた様のお悩み相談に答えながらも、このわたくし哲子も、まぁまぁストレスは溜まっていそう!ということがよく分かりました笑。

ストレス発散するには?

カラダを動かしたり、リラックスしたり、こんな方法があるそうよ。

【何かに夢中になって気分転換する・・・】
本を読んだり、映画を観たり、ストーリーにどっぷりはまって、感情のままに泣いたり、笑ったり。普段抑圧されている方こそ、意図的に感情を解放することがストレス発散につながります。

【適度な運動と、日の光を浴びる・・・】
太陽はエネルギーの源。日の光を浴びることで、幸せホルモンである脳内物質「セロトニン」が分泌されます。
家に閉じこもってないで、1日15分でもウォーキングを。外の空気を吸いに出かけましょう!

【しっかりと休息し、睡眠をとる・・・】
ゆっくり湯船につかってリラックスして、あなたに必要な時間だけ睡眠をとるということが大切です。自分を労わることで、自愛の気持ちを育みましょう。自律神経やホルモンバランスが整えられ、活力が養われます。

自分が好きなことをするのが一番!私は「ホットヨガ」

わたくし哲子のお気に入りのストレス発散法は、あなた様のお友達がおススメしているのと同じく「ホットヨガ」で思いっきり汗をかいてリフレッシュすること。

できれば週3日、平日夜は仕事が終わった後にデスクワークで凝り固まったカラダをほぐしに、週末は朝一番ホットヨガのクラスで気合いを入れる時もあるし、夕方にリラックス系のホットヨガのレッスンを受けることもあります。

ホットヨガの魅力は、なんと言っても、たっぷりの汗をかけること。この滝汗がもう最高のストレス発散になるのよ。

室温36度、湿度65度の非日常空間(自宅でこの環境を用意するのは、まず無理なこと)で、カラダを芯から温めて。

徐々にカラダを動かしていくから、急に動いて頭がくらくらすることもないし、レッスン中には約1リットルのお水をたっぷり飲むように言われるから脱水症状になることもないのよね。

かつては冷え性だったし、肩こりも酷かったけれど、ホットヨガを続けるうちに、みるみるうちに改善されたわ。

外から温められるし、自分でも動いて温めるから、ダブル効果でカラダを温められるのよね。肩や股関節を大きく動かすポーズが多くて、血流も良くなる。

そして、じっくりとカラダを動かすとインナーマッスルが鍛えられて、頭のてっぺんからかかとに向かって「軸」ができたように感じます。まるで、満員電車に負けないカラダと心づくりができているような気もするのよ。

そうそう、ついでに、私が好きなレッスンもご紹介しておくわね。

それは、「サウンドフローアクティブ」という、音楽に乗って流れるようにポーズを取り続けて、名前の通りアクティブに動いていくもの。少し難易度の高いポーズが登場するのも、チャレンジ意欲がかきたてられて燃えるポイントよ。そして、何より音楽が最高なのよ!気分を盛り立ててくれるし、時には感情が揺さぶられて、滝汗と一緒に思わず涙がこぼれることも(ヨガにおいて泣くことは浄化になるので、オッケーなのです♪)。

もう最高のストレス発散!きっと、あなた様のお友達も同じような経験をされているから、あなた様にホットヨガをおススメされたと思うのよ。

ホットヨガに出会ってかれこれ10年以上。

ヨガ教室のすてきな先生に恵まれて、お手本のようにうまくポーズが取れるように上達したいなと思えるの。ポーズをより深められるサポート(アジャストといって、先生が生徒のカラダに触れてポーズをより快適に取れるように調整すること)が受けられるのも嬉しい。

レッスンを受けるたびに、その時々の自分の状態に気づきがあるし、それを受け入れて、こつこつと続けられていることに感謝です。

ホットヨガを受けると、やっぱりカラダと心はつながっているなと思います。

ホットヨガってなに?とお思いの方は、こちらの紹介コラム「ホットヨガとは?ヨガと効果が違うの?ホットヨガスタジオのトレーナーが徹底解説!」も、ぜひ参考に読んでみてくださいな。

考え事が多くてモヤモヤしても、レッスンでたっぷりカラダを動かして汗をかくと、汗と一緒にモヤモヤは流れるのか、とってもスッキリするのよ。イライラしていた自分はどこへ行ったのか?笑。

レッスンが終わったころには「ストレス発散した~」って解放感でいっぱいよ。

こんな風に、確実にストレスを発散できる方法をひとつ持てていると、余裕も生まれるし、何があってもリセットできるからと自分への自信にもなりますね。お肌もしっとり、つるつるになるし♪

今日ここで、あなた様のお悩み相談の答えとしてお伝えしたことは、あくまでも哲子個人の感想です。

冒頭の桜でお話したように、自分にとって、癒しとなり、活力となり、次のステップを応援してくれる存在がひとつでも多い方が、幸せな気持ちになるし、人生も生きやすくなるのではないかなと哲子は思います。

刺激から心やカラダの反応をまるっきりなくすことは、できないですからね。

あなた様もぜひ一度お試しあれ!ヨガ道にはまる扉が、開かれるかもしれませんね。

本日のお言葉

苦悩から生じる4症状
1. ドゥッカ
2. ダウルマナッシャ
3. アンガメージャヤトヴァ
4. シュヴァーサ・プラシュヴァーサー ヴィクシェーパ・サハブヴァハ
ヨーガ・スートラ 第1章31節から抜粋
1.心の苦しみ悩み、2.落ち込み、3.カラダの動揺、4.吸う息吐く息が不安定になることが、同時に起こる。私たちはカラダの不快と心の苦しみを混同し、実際よりも大きな苦痛を感じてしまうことがあります。カラダの痛みに、心が不安と恐れを感じ、苦しみもがく。カラダが安定せず、呼吸が乱れると、心も静まらないわけです。カラダのコンディションを良く保ち、呼吸を整えると、ある程度の心の安定は得られるものです。

またお会いしましょうね♪

ヨガ哲子

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