ホットヨガとは？ヨガと効果が違うの？ホットヨガスタジオのトレーナーが徹底解説！

カラダのヨガ更新日 2024/4/12

ホットヨガとは？ヨガと何が違うの？その効果とは

皆さんこんにちは！YogaFull編集部です。
今回は、YogaFullの読者さんからお寄せいただいた『ヨガに関する素朴な疑問』にお答えいたします。

■今回のヨガに関する素朴な疑問とは？！
「街中で『ホットヨガスタジオ』を見つけて、興味を持ちました。ホットヨガを体験したいのですが初めてでもできますか？またホットヨガとヨガとは何が違うんでしょうか？」

今回は、全国でホットヨガスタジオを展開するホットヨガスタジオLAVAでインストラクター教育を行うトレーナーの小川明香さんに取材し、ホットヨガと常温ヨガの違いについて解説いただきました。

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ホットヨガを徹底解説！

それではまず、ホットヨガとはどんなヨガなのか、効果やヨガとの違いについてご紹介します。

【目次】

■ホットヨガについて

・ホットヨガとは？
・ホットヨガとヨガの違い
・ホットヨガの効果とは
・ホットヨガはこんな方におススメ
・ホットヨガを行うときの注意点
・ホットヨガにおススメのウエア
・ホットヨガの持ち物

■ホットヨガによくある質問

・Q1:ホットヨガは生理中もできるの？
・Q2:ホットヨガは男性もできますか？
・Q3:ホットヨガ前後におススメの食事はありますか？
・Q4:ホットヨガをすると痩せますか？
・Q5:ホットヨガは体験できますか？

■ホットヨガについて

ホットヨガとは？

ホットヨガとは、ヨガ発祥の地インドの気候（室温35度前後、湿度60％前後)に保たれた室内で、ハタヨガを中心としたさまざまなヨガやエクササイズ行う、運動量が高めのヨガです。

ホットヨガは1970年代頃にアメリカ西海岸で誕生し、その後に日本に広まったと言われています。

ホットヨガとヨガの違い

ホットヨガスタジオ内で行うヨガのポーズは、ヨガと同じです。ただ、常温の環境で行うヨガと比べて、暖かい環境でヨガを行うホットヨガの方が筋肉の緊張がゆるむため、ヨガよりもホットヨガの方がカラダの柔軟性が高まるとも言われています。

ホットヨガの効果とは

ホットヨガでは大量の汗をかくため、代謝アップや血行促進が期待されます。また、汗をかくことで心がスッキリし、ストレス発散やリラックス効果、デトックス効果も期待できます。ホットヨガを続けることで、巡りもよくなり体質改善にも効果があると言われています。

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ホットヨガはこんな方におススメ

ホットヨガは、汗を大量にかくためカロリー消費も大きく、効率的に運動できるため、以下のような方におススメです。

■無理せずダイエットしたい
■冷え症を改善したい
■むくみをスッキリさせたい
■肩こりを解消したい
■ストレス解消したい
■リラックスする時間を持ちたい
■透明感のある美肌になりたい
■温活をしたい

また、普段運動不足を感じている方や、筋力アップを目指している方にも、ホットヨガはおススメです。

ホットヨガを行うときの注意点

ホットヨガを行う場合、大量に汗をかきます。脱水症状を避けるためにも水分補給をこまめにするようにしましょう。

また満腹状態でホットヨガを行うと消化不良や気分が悪くなる原因にもつながります。

食事はホットヨガを行う2時間前までに済ませることをおススメしています。

また、床と地面の間にクッション性を持たせることで、ヨガポーズをとるときのカラダへの負担を軽減するためのヨガマットを用意しましょう。

【参照】ヨガマット・プロップス一覧
【販売元】Lapre(LAVA オンラインストア)

ヨガマットには汗を吸収し、手足の滑りを防ぐ効果もあります。

さらに、ヨガマットの上に敷いて使用する吸水性の高いヨガラグがあると、ヨガマットの汚れ対策にも活用でき、ポーズもより安定します。

ヨガマットは自分専用の物を用意するほか、ヨガスタジオでもレンタルなど行っている場合もありますので、上手に活用しましょう。

ホットヨガにおススメのウエア

ホットヨガは大量に汗をかきます。そのため、ホットヨガに最適なヨガウエアを選ぶ際には「たくさん汗をかいても、汗やにおいが気にならない素材のウエアを選ぶ」のがポイントです。

【ホットヨガに最適なウエアを選ぶポイント】

(1)通気性の良さ
(2)汗の吸水性の高さ
(3)速乾性の高さ
(4)抗菌や防臭加工の素材

またホットヨガに最適なポイントを兼ね備えたおススメのウエアは、ホットヨガスタジオLAVAが運営するオンラインショップ「Lapre(LAVA オンラインストア)」にて、定番のヨガウエアから限定ウエアまでたくさん用意していますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。

【参照】ヨガウエア一覧
【販売元】Lapre(LAVA オンラインストア)

ホットヨガの持ち物

ホットヨガを行う場合は、以下の持ち物を用意しましょう。

1.ヨガができる服装（ヨガウエア、Tシャツ、ハーフパンツ、スパッツ・レギンスなど）(※)
2.汗拭き用のフェイスタオルやシャワー後に使うバスタオル(※)
3.常温のお水1リットル以上
4.お着替えの下着
5.ヨガマット、ラグ(※)

(※)については、レンタル・販売を行っているスタジオもございますので、ご希望されるホットヨガスタジオにお尋ねください。

■ホットヨガによくある質問

ここからは、ホットヨガによくある質問に関して、さらに詳しくお答えします。

Q1:ホットヨガは生理中もできるの？

A:ホットヨガは生理中でも行うことができます。
ホットヨガをすることでカラダが温まり、血流がよくなるため、生理痛緩和にも効果があると言われています。

ただし、カラダを温めることで血流量が多くなることも予想されるため、ご自身の体調をよく観察して無理のない範囲で楽しみましょう。

生理中にホットヨガのレッスンを受ける場合、ゆったりしたタイプのヨガウエアを選び、逆転のポーズは避け、ストレッチ効果の高いレッスンを受けることをおススメします。

また生理中のときは無理せず、常温のヨガやオンラインでのヨガを受講するのも良いでしょう。

Q2:ホットヨガは男性もできますか？

A:男性の方にもホットヨガはおススメです。

メンズヨガとしても人気の高いホットヨガ。そのホットヨガスタジオの多くは女性専用スタジオですが、男性の方でもホットヨガのレッスンを受けられる男女兼用のホットヨガスタジオも全国に点在しています。

男性がホットヨガを行うことで、集中力や判断力が高まる他、しなやかで引き締まったカラダ作りにも効果的です。

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Q3:ホットヨガ前後におススメの食事はありますか？

A:満腹状態でホットヨガや激しい運動を行うと、消化不良を起こす原因にもつながる可能性があります。ホットヨガを行う前に食事をとる場合は、2時間前までに済ませることをおススメしています。

また空腹の状態でホットヨガや激しい運動を行うと、めまいや倦怠感などの症状が現れる可能性もあります。2時間以内に食事をとる場合は、プロテインバーやゼリー飲料など消化吸収がよい、軽い食事がおススメです。

ホットヨガを行った後は、栄養素の吸収が高くなります。また肉体疲労の修復のためにも、たんぱく質や炭水化物をバランスよく摂取しましょう。

ダイエットを目的にしている方は、高カロリーな食事を避け、ホットヨガ前後の食事1～2時間は空けて野菜を中心とした、バランスの良い食事を心がけましょう。

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Q4:ホットヨガをすると痩せますか？

A:ホットヨガは、レッスンの強度にもよりますが常温のヨガよりも運動量と消費カロリーが多いため、ダイエット効果が期待できる運動のひとつです。

ダイエットを目的でホットヨガをはじめる方は、週に1～2回コンスタントに続けましょう。ホットヨガでたくさん汗をかくことで脂肪が燃焼され、代謝が上がり、結果的に脂肪が燃えやすい体質に変化するため、痩せやすくなるとも言われています。
※ホットヨガを受講される方の体質、ヨガ前後の食事、ヨガの回数などによっても異なります。