【ポーズ解説】ホルモンバランスも整える「魚のポーズ」

乱れがちなホルモンバランスを整えてくれる「魚のポーズ」

頭頂を床につき、胸や喉を開くことで甲状腺が刺激されてホルモンバランスが整い、ツヤのある美しい肌へと導く効果も期待できる「魚のポーズ」。

仰向けになり両腕を床におき、カラダの側面に寄せます。両脚は軽くそろえつま先は天井に向け、肩甲骨を寄せて手のひらを下に向けたまま、両腕をカラダの下に入れ込みます。

脚は閉じたまま、前腕で床を押し、胸をゆっくりと持ち上げます。

準備ができたら、前腕でさらに床を押して胸を押し上げ、頭頂を床につけます。安定したらつま先を天井に向けたまま心地よい感覚を感じながら5回呼吸を繰り返します。

ホルモンバランスを整え、肩こり解消、免疫力アップの効果も期待され、リフレッシュした気持ちを味わえるのがこの「魚のポーズ」です。

【ポイント】
・首への負担を軽減するため、胸を上げ下げするときはゆっくりと丁寧に行う
・肩に力が入らないようにリラックスして行う
・胸を引き上げるときは、背中側から引き上げるように胸を開く
・かかとを押しながら、つま先を立てる
・心地よい呼吸ができる位置で呼吸を繰り返す
※首、腰、頭に痛みがあるときは、おやすみしてください。

仰向けで寝そべり、胸を開くことで解放感を味わえ、気持ちも前向きになるこの魚のポーズは、上体を反らすだけでも十分に効果を感じられます。

さらに肩、胸、股関節の柔軟性を高め、呼吸機能も高めたい方は、脚を蓮華座(両足先を太ももに交差するようにのせる)の状態にし、足先を手でつかみ胸を持ち上げる魚のポーズもおススメです。

ぜひチャレンジしてみてくださいね♪

※アプローチ部位、サンスクリット語の読み方などは、ヨガポーズ一覧「魚のポーズ」でご紹介しています。