皆さん、こんにちは。「羅さんの未病予防ってなぁに?」東洋医学普及活動家の羅予澤(らよたく)です。
東洋医学の考え方をもとに、未病予防や体質改善について、さまざまな事例を交えてご紹介していきますね。
~2023年の養生の重要ポイント 経穴(ツボ)編~
前回のコラム「東洋医学の視点から見る「体質改善」-その7-2023年を快適に過ごす食養生とは?」では、今年の歳運(少火)の影響を最小限に抑えるため、食養生の注意事項を共有しました。
今回は、経穴(以下、ツボ)を活用する養生法を紹介します。
2023年の歳運が少火(火運不足)であるため、五行の火に対応する五臓 ― 心がまず弱くなります。
よって今年、心の気を強めるため、活用できるツボはまず以下の3つあります。
【1】内関(ないかん)
内関は、心包経(心臓の動きを司る経絡)のツボで、手首の線から指3本離れたところ(前腕の内側)にあります。
内関は、心包経のツボ(三焦経と心包経の連絡口、心包経と絡脈との連絡口)であると同時に、陰維脈(全身の陰経を繋ぐ奇経の一つ)を統括するツボでもあり、とても重要な役割を担っています。
息切れ、呼吸困難、動悸、胸の痛み、つわり、二日酔い、車酔いなど、様々な症状に効きます。
【2】少府(しょうふ)
少府は、心経(精神や神経の活動を司る経絡)の2番目のツボで、拳を握ると、小指が当たるところにあります。
このツボの五行の属性は火で、心経の五行の属性も火であるため、少府は心経の本穴です。
火の気が弱い時に、このツボを使うと、火の気を補う役割を果たします。
【3】労宮(ろうきゅう)
労宮は、心包経の2番目のツボで、拳を握ると、中指が当たる掌の真ん中にあります。
このツボの五行の属性は火で、心包経の五行の属性も火であるため、労宮は心包経の本穴です。心の気が弱い時にこのツボを使うと、心の気を補う役割を果たします。
特に、緊張、赤面、動悸、息切れの時に使うと、効果てきめん。
上記3つのツボは、心の気を補い強くするため、刺激する時に、7の倍数で刺激すると良いでしょう。
ちなみに、数値の7は火の数です。
「7」を意識して押し揉むと、効果が増します。
次回は、歳運(少火)の影響を最小限に抑えるため、経穴養生の続きをご紹介します。
お楽しみに♪
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