皆さん、こんにちは。「羅さんの未病予防ってなぁに?」東洋医学普及活動家の羅予澤(らよたく)です。
東洋医学の考え方をもとに、未病予防や体質改善について、さまざまな事例を交えてご紹介していきますね。
~体質に影響する主気(しゅき)と客気(かっき)~
前回は、「東洋医学の視点から見る「体質改善」-その4-(1)運気と体質との関係」についてご紹介しました。
今回も引き続き運気と体質との関係についてお話します。
東洋医学の運気学によると、毎年の気候の推移を予測するため、二十四節気と六気の概念があります。
■二十四節気について
「気候」という言葉は、東洋医学の経典「黄帝内経」に由来し、「候」とは5日間の自然エネルギーの変化を指します。
三つの候、つまり15日間の自然エネルギーの変化が一つの「気」になります。
一年は二十四の「気」(12の節気と12の中気)からなり、六つの「気」(15日間×6=90日間)が一つの季節(春夏秋冬)になります。
この二十四節気のことを「気候」と呼んでいます。
日常に馴染みのある、立春、春分、夏至、大暑、秋分、冬至、大寒など、私たちの生活と密接な関係があります。
■六気について
一方、地球上の気候は、主に太陽と地球の位置関係の変化によるもので、一年中のその変化を表すため、「天の六気(風、熱、暑、湿、燥、寒)」という概念があります。
1月末から3月末までの二十四節気の大寒、立春、雨水、啓蟄は、春一番が代表とする「風」が強い。
3月末から5月末までの春分、清明、穀雨、立夏は、気温がだんだん上がり、「熱」の気に支配される。
5月末から7月末までの小満、芒種、夏至、小暑は、梅雨が代表とする「暑」の天候が続く。
7月末から9月末までの大暑、立秋、処暑、白露は、台風が代表とする「湿」の気が強い。
9月末から11月末までの秋分、寒露、霜降、立冬は、気温が下がり、「燥」の気に支配される。
11月末から1月末までの小雪、大雪、冬至、小寒は、冬本番になり、「寒」の気が強い。
このような、太陽と地球の位置関係が毎年巡回し、六気の順番もかわらないため『主気』といいます。
これに対して、地球の周りに、月と木火土金水の五大惑星が運行している動きがあります。この月と五大惑星と地球の位置関係の変化により、地球上の大気が大きく変動していきます。
このため、同じ冬でも、熱い暖冬もあれば、寒い厳冬もあり、寒い冷夏もあれば、熱い炎暑もあります。
つまり、通常の主気の上に、月と五大惑星の影響により、六気(風、熱、暑、湿、燥、寒)の順番が毎年多少異なります。これ動きを『客気』といいます。
そしてこの客気の影響により、毎年の気候が大きく異なり、健康や体質にも大きく影響する場合もあります。
この気の流れを知ることで、未病予防にもつながります。
次回は、「東洋医学の視点から見る「体質改善」-その6-歳運とカラダへの不調傾向」についてご紹介します。
お楽しみに♪
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