本日のお悩み
どうしても、嫉妬しちゃいます。幸せそうな人を見ると、つい。いけない感情だと分かっているんですが、自分とその子を比べてしまって苦しいです。なにか良い対処法はないでしょうか?
こんにちは、哲子です。今年の夏も暑くなりましたね♪
本日もお悩み相談ありがとうございます。
前回、『評価されず、不服です(泣)転職しちゃおっかな~』で南国に行ってまいりました、とお伝えしたわたくし。
このご時世なので大きな声では言えませんが、旅が好きなので、あっちに行った、こっちに行ったとお友達と話していると、「あなたは気軽でいいわね~」というようなことを言われます。
もう長年お付き合いがあって気兼ねないお友達なので、表も裏もない、字面の言葉通りだと今は分かるのですが、お友達になって間もない頃は「あれ?私、もしかして『嫉妬』されているかしら?」と気を揉むことがありました。
もちろんお友達は、「あなたのことを嫉妬しているわよー!」と、口に出しては言いません。
お友達が意識しているか、意識していないか、その真意は私には分からないけれど、お友達の心のうちでムクムクと沸いてしまっている「感情」、よね。
残念ながら、それは私の方から見ることはできません。
見ることはできないけれど、
「これを言っちゃったら、自慢に聞こえちゃうかな」
「あの人、前にこう言ったらイヤな顔してたなぁ。あんまりこういうこと、言わない方がいいな…」
と、おもんばかることはできますね。
気を遣う、ということです。
人と人のコミュニケーションはお互い様だと、哲子は思います。相互作用、なの。
どちらか一方が悪い、とか、どちらか一方が引き金になって何か問題が起こるということはない、と私は思うのです。コミュニケーションによるものではなくって、一方的に引き起こされるアクシデントは別としてね。
問題が起きてしまったら、フィフティ・フィフティ。どちらにも半分ずつ原因や要因があると、哲子は思います。
だから、どうしても嫉妬してしまうという、あなた様。
まずはその感情に気づいていることが素晴らしいのです。ご自分の感情を第三の視点で「見ることができている」ということ。「【連載】やさしく学ぶヨーガスートラ 第8回 真実を見つめ、心を穏やかに」でも、このことは書かれているように、ゴーゴーと渦巻く感情に流されることなく、客観的にご自分を見つめることができているのよ。
そんなあなた様だから、他の子の気持ちをたくさんおもんばかってしまって、ご自分の感情も見つめることができるから、ご自分をギュウギュウと縛ってしまって苦しくなってしまっているのですね。
優しく、配慮がある人だからこそ、なの。
もう、ご自分を責めるのはやめましょう。
どうか、「嫉妬」からは距離を置いてほしいと思います。
嫉妬が「羨望」のように健全なエネルギーになれば、チャレンジマインドが沸いてきたリ、それを踏み台にご自分を磨くパワーに向くといいのですが、嫉妬される側になった時も、自分が嫉妬する側になった時も、嫉妬からは距離を置くようにしましょう。
ツライことに、嫉妬という感情は、苦しみを生みます。
「あの子、綺麗だなぁ」とか、「スタイル良くて羨ましいなぁ」とか、「年収、私より高くていいなぁ」とか。まぁ、種類やテーマを上げたら切りがないのですが、他人と自分を比べてしまう感情である嫉妬は、ご自分が手に入れられていない現実とギャップから、いつも「足りない」自分を突きつけてしまいますね。
それは苦しいですよね。
あなた様は、もう苦しまなくていいのです。
ありのままの感情を見つめられたら、「あぁ、私はこの感情なんだな」で、オッケー。嫉妬は手放しましょう。見きわめのポイントは、「私がしあわせになるのに、この感情いるかな?」、よ。
No!と思ったその感情は、そーっと手放して。
さらに詳しく学びたい方は、「【連載】やさしく学ぶヨーガスートラ第4回 “手放す勇気”が本当のゴールへ進む選択となる」で、ヨガスクールFIRSTSHIPの先生に会いに行ってみましょう♪
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本日のお言葉
- 冷静で客観的な見きわめの心の状態
「ヴァイラーギャ」 ヨーガ・スートラ1章15節から抜粋 - 日々をヨガ的に生きる上で大切な見きわめの練習、ヴァイラーギャ。物事をありのままに見て、私にとって本当に必要なものかな?と、立ち止まって考えてみるチャンスです。心が何かにとらわれた状態では、いつも心がザワザワして落ち着かないもの。他の人やモノから適切な距離を保って、関わりを見きわめていくことで、束縛されず、いつも自由な自分でいられるようになるはずです。
またお会いしましょうね♪