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緊張や焦り、不安、イライラを今すぐ落ち着かせたい…。そんなときに知っておくと便利なのが、ヨガの「片鼻呼吸法(ナーディショーダナ)」。

浅くなった呼吸が深まり、乱れたエネルギーバランスが整うことで、気持ちがスッと落ち着きます。1分ほどで簡単にできるので、ぜひお試しを!

心に安らぎを与えてくれる「片鼻呼吸法(ナーディショーダナ)」

私たちが普段無意識に行っている呼吸ですが、忙しさや過度の集中、不安感などが加わると、呼吸は通常よりも浅くなり、そのストレスはますます悪化してしまいます。

特に現代人は、浅い呼吸が慢性化している人が多く、疲れやだるさなどの不調を引き起こす原因にもなっています。

ヨガが提唱する「片鼻呼吸法(ナーディショーダナ)」は、片方の鼻の穴を指で閉じて行う呼吸のトレーニング。

このような意図的な呼吸法をあえて行うことで、通常の呼吸を深めることができます。深い呼吸は、自分の内側に意識が向き、心に静けさを与えてくれます。

ヨガと姉妹科学であるアーユルヴェーダには、3つの生命エネルギーの性質を表すドーシャという概念があります。

片鼻呼吸法は、トリドーシャ(3つのドーシャ全て)のバランスを整え、心とカラダのエネルギーを良い状態に導く呼吸法としても知られています。

アーユルヴェーダの「ドーシャ占い」とは? 自分の体質を診断しよう!

1分間でできる!「片鼻呼吸法」をやってみよう

片鼻呼吸法(ナーディショーダナ) のやり方】
1:右手の人差し指と中指を写真のように曲げて準備(各指にもエネルギーがあるので、できればこの形で行うのがベスト)。

2(左):親指を右の鼻の穴で閉じるように押し、左の鼻の穴で息を吸い込む。
3(右):吸いきったら、左の鼻の穴も薬指で閉じ、1秒ほど両穴閉じて息を止める。

4(左):親指を離し、右の鼻の穴でゆっくり息を吐く。そのまま今度は右の鼻の穴で息を吸い込む。
5(右):吸いきったら、右の鼻の穴も親指で閉じ、再度1秒ほど両穴閉じて息を止める。

6:薬指を離し、左の鼻の穴でゆっくりと息を吐き出す。これで1サイクル。このまま再度左の鼻の穴から息を吸い、サイクルを繰り返す。

片鼻呼吸法(ナーディショーダナ)は、できるだけ吸った息の倍の時間をかけて、ゆっくりと息を吐いていくのがポイント。7セットほどを目安に、目を閉じて呼吸に意識を向けながら、気持ちが落ち着くまで繰り返しましょう。

緊張していたり、忙しさに追われていたりと、気分が不安定な時に行うのはもちろん、朝起きた時や夜寝る前などに行ってもOK。

朝はエネルギーを高めて気持ちの良い1日のスタートに、寝る前に行えばぐっすり深く、心地よい眠りへと導いてくれますよ。

監修:Mayumi
ヨガスクールFIRSTSHIP講師

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