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ヨガの呼吸:カパラバティ呼吸法で眠気スッキリ!

毎日デスクワークをしていると、眠気で頭がぼんやりしたり、ふっと集中力が途切れてしまったり、仕事へのモチベーションが上がらないときもありますよね。

そんなときは、コーヒーを飲んだりガムを噛んだりしてスッキリするのもよいですが、私たちが毎日行っている「呼吸」の仕方をちょっと変えるだけで、一瞬で眠気が吹き飛び、心が元気になるのをご存じですか?

今回は眠気スッキリ&集中力アップに効果的な「カパラバティ」という呼吸法と、カパラバディ呼吸法の効果をご紹介します。

カパラバディ呼吸法を知る前に!呼吸と心の関係とは?

緊張しているとき、ゆっくり深呼吸をしてみたら、肩の力が抜けてリラックスできた。多くの方がそんな経験をしたことがあるでしょう。

呼吸の状態と、心とカラダの状態は密接に関わりあっています。

これは、呼吸がカラダの機能を無意識に維持し、心のバランスにも影響している「自律神経」に支配されているからです。

自律神経は交感神経副交感神経の2つに分けられます。

緊張しているとき、交感神経が優位になり、呼吸は速くて浅くなります。逆にリラックスしているとき、副交感神経が優位になり、呼吸はゆったり深くなります。

また、自律神経は自分でコントロールすることはできませんが、呼吸は自分で深くしたり、速くしたりすることができます。

このように、自律神経に支配されているカラダの機能の中で、呼吸だけが唯一自分でコントロールすることができる特別な機能なのです。

つまり、呼吸を意識的に変えることで心やカラダの状態を整え、やる気をアップさせることも可能といえます。

自律神経を整えてコントロールする、唯一の方法が「呼吸」

30秒でやる気アップ!カパラバティ呼吸法

カパラバティとは「光る頭蓋骨」という意味があります。その名の通り、このカパラバディ呼吸法は頭をスッキリさせる効果があります。

ヨガのレッスンでのよく登場するこのカパラバディ呼吸法は、息を強く吐き出すことで、頭の中や鼻の奥のモヤモヤを吐き出し、カラダからダルさや重さを取り除きます。

仕事中に睡魔に襲われたときや、大切な会議の前などに、カパラバディ呼吸法をたった30秒行うだけで、やる気や活力を生み出し、集中力を高める、即効性の高い呼吸のコントロール術です。

いつでも手軽に実践できるカパラバディ呼吸法ですが、高血圧、妊娠中、生理中、満腹時は避けましょう。

■カパラバディ呼吸法のやり方

1.背筋を伸ばして座ります。手をお腹に添え、肩の力は抜きます。
2.鼻から大きく息を吸って、鼻から吐き出します。そこから短く息を吸ってスタートします。
3.息を鼻から強く吐き出しながら、お腹をへこませます。吸う息は自然に任せ、とくに意識する必要はありません。
4.1秒に1回ほどのペースで、30回ほど繰り返します。慣れるまでは10回を3セットのペースでOK。
5.終わったら、大きく吐き出して自然な呼吸に戻します。

■カパラバティ呼吸法の効果

・眠気がスッキリし、頭が冴える
・カラダのだるさを取り除く
・内側から自然に活力がみなぎる
・血行促進、体幹強化
・ダイエット、お腹引き締め

難しい場合は、鼻で強くリズミカルに吐くこと、お腹をリズミカルにへこませることを意識してみて下さい。カパラバディ呼吸法を行う途中で、気分がすぐれなくなったら無理せずお休みしましょう。

カパラバディ呼吸法を使いこなして、毎日を快適に♪

今回紹介した「カパラバティ呼吸法」はヨガの呼吸法のひとつ。ヨガは心とカラダを整えることを目的としていて、呼吸のコントロール術「呼吸法」がたくさんあります。

普段は当たり前すぎて、呼吸に意識を向けることはないかもしれません。でも常にあるからこそ、呼吸と上手く付き合いながら、生活や人生そのものの質を向上させていきたいですね。

どんなときも意識したいのは、心を安定させる「呼吸」

瞑想で自律神経が整うと聞きました。どうしてですか?自律神経を整える瞑想のやり方

 

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