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気温が少しずつ下がり、山の色も鮮やかに変化してきましたね。

アーユルヴェーダでは晩秋から冬にかけて、風のエネルギーである『ヴァータ』というエネルギーが増えてくると考えます。

秋と言っても初秋は夏に蓄積された火のエネルギーである『ピッタ』が過剰になり、カラダに影響をもたらします。

夏に火のエネルギーが自然界に蓄積されるのと同時に、少しずつ蓄積されているのが風のエネルギーです。

そして秋が深まってくる頃には、自然界に蓄積された風のエネルギーに影響され、カラダや心が不安定になりやすいのです。

風のエネルギーの特徴は?

風のエネルギーは動き、冷たい、乾燥、軽いという性質を持っているため、風のエネルギーに影響を多く受けるこの時期はカラダが乾燥しやすく、冷えることで肩こりや便秘などの不調が出やすくなる方も多いのです。

今回は、風のエネルギーで過剰になった心とカラダを、ヨガの呼吸法とポーズでバランスを取る方法を学んでみましょう。

風のエネルギーを整えるヨガの呼吸法とヨガポーズ

<風のエネルギーが不安定なとき>

風がたくさん吹くと、思考や心も軽くなりフワフワと不安定になりがちです。そんな時は一息つき、ゆっくりと座る時間を作りましょう。

■不安定な風のエネルギーを安定させる呼吸法

【1】安定した座り方(安楽座)で座る
【2】両手をこすり合わせ手を温める
【3】頭の上に手を置く
【4】【3】の状態でゆっくりと呼吸を繰り返す
※呼吸のペース:吸う息で1,2,3,4、吐く息でも1,2,3,4

<風のエネルギーに滞りがあるとき>

風は冷たくカラダを冷やします。特にお腹周りが冷えると、便秘やガスが溜まったり、生理不順などが起きやすくなると考えられています。お腹を温め過剰になった風のエネルギーのバランスを整えましょう。

■冷えやすいお腹を温めるチャイルドポーズ(バーラーサナ)

【1】正座になり、膝の上にブランケットやクッションを置く
【2】お腹をブランケット等に乗せ、カラダを前に倒す
【3】手を楽なところに置き、肩の力と頭の力を抜く

<風のエネルギーの動きが鈍くなっているとき>

カラダが冷えると、柔軟性が乏しくなってくることもしばしば。背骨の柔軟性は心の柔軟性にも関わりがある為、安定した座位のポーズでしっかりと背骨を動かしましょう。背骨周りの柔軟性がアップすると、背骨周りの筋肉も柔軟になり、血行促進効果も期待できます。

■背骨を柔軟にしてカラダのめぐりを整える半分の魚の王(アルダマッツェーンドラーサナ)のポーズ

【1】両脚を伸ばして座り、片方の膝をたて反対側の脚の外側に置く
【2】伸ばしている脚の膝を曲げ、かかとをお尻につけ、骨盤を立てて背筋を伸ばす
【3】立てている膝の脚の外側に腕を置き、カラダを外側にねじる
【4】目を閉じ、心地よく気持ちよい呼吸を数回繰り返す
【5】反対側も同様に行う

いかがでしたか?風のエネルギーが過剰になり、心とカラダのバランスが整っていないと感じるときは試してみてくださいね。

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