春らしい心地よい季節になってきましたね。
新年度に入り、生活の中に変化があった方も多いのではないでしょうか?目まぐるしく変わっていく環境に対応しようと心とカラダは大忙し。
今回は、そんな大忙しの生活を快適に過ごす知恵をアーユルヴェーダで学んでみましょう。
アーユルヴェーダでは春はどんな季節?
アーユルヴェーダでは、春はカパドーシャという水のエネルギーが自然界に増えることで、心とカラダに影響を与えると考えます。
水のエネルギーは冷、重、ゆっくりとした性質を持ち合わせているため、春になると、カラダが冷たくむくみ、カラダが重たく眠気が取れない、などといった症状が出やすくなるのは自然なことなのです。
カパドーシャの影響に合わせ、環境の変化が多い時期でもあるため、体力も奪われがちです。では、どのようにして新生活を送れば快適に過ごすことができるのでしょうか?
五月病予防にも!停滞しがちな心に刺激をプラスする
水のエネルギーに影響を受け蓄積量が多いと、5月頃には「五月病」という言葉があるように心は重たく停滞しがちになってきます。
そんな時には、心に刺激をプラスしてみましょう。
例えば、慣れている道ではないところを通ってみる、友達を食事に誘ってみる、など。
そして、アーユルヴェーダでは私たちが取り入れる食べ物が心に影響すると考えます。食事は温かく消化しやすいものをチョイスし、山菜や葉野菜など苦味、渋みがあるお野菜や辛みのあるスパイスがおススメです。
苦手な方もいるかもしれませんが、例えば、セロリなどもこの時期にはおススメです。YogaFullの人気連載【安井シンジの台所】で、以前「セロリ」のお話をご紹介しているので、ぜひ読んでみてください。
五月病を吹き飛ばせ!熱と刺激を与える呼吸法「カパラバティ」
水は冷たく、重たい性質を持っているため、カラダには冷えやむくみなどとしてカラダに現れることがあります。そんな時は、カラダに熱と刺激を与える「カパラバディ」呼吸法がおススメ。
お腹を積極的に動かす呼吸法は、カラダに刺激を与えることで熱を生み出します。カラダの代謝が上がりカラダの中の水の循環がよくなり、思考もはっきりしてきます。
もちろん、心とカラダはつながっていますので、どちらのバランスも整えることができるのです。ぜひ、水のエネルギーが増えすぎていると感じたら試してみてくださいね。
■カパラバディ呼吸法のやり方
1.背筋を伸ばして座ります。手をお腹に添え、肩の力は抜きます。
2.鼻から大きく息を吸って、鼻から吐き出します。そこから短く息を吸ってスタートします。
3.息を鼻から強く吐き出しながら、お腹をへこませます。吸う息は自然に任せ、特に意識する必要はありません。
4.1秒に1回ほどのペースで、30回ほど繰り返します。慣れるまでは10回を3セットのペースでOK。
5.終わったら、大きく吐き出して自然な呼吸に戻します。
難しい場合は、鼻で強くリズミカルに吐くこと、お腹をリズミカルにへこませることを意識してみてください。途中で気持ち悪くなったらお休みしましょう。
頭もスッキリするので、眠たい時にもおススメです。
新年度が始り、疲れもたまる頃。
今回ご紹介したアーユルヴェーダの知恵を活用して、毎日の生活を快適に過ごしましょう。
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