【おまじないヨガ】瞬間的に癒される！オーム・シャンティ♪

「おまじないヨガ」で毎日の生活をちょっとハッピーに

皆さん、こんにちは！ヨガスクールFIRSTSHIPのヨガ講師・インストラクターの白石紗知子です。

突然ですが、皆さんは今「しあわせ」ですか？

私たちが生まれたばかりの頃は、その存在自体が「しあわせ」であり、生まれてきただけで周りを「しあわせ」にしていました。

そして時が過ぎ、大人になるにつれて、何かちょっと「しあわせ」と離れていったり、「しあわせ」を求めたりするようになります。いつから「しあわせ」を感じられなくなり、忘れてしまったのか・・・。

ヨガの考え方が生まれたのは、紀元前2500年前頃のインド地方に栄えたインダス文明だと言われています。

ヨガの哲学の世界では、私たちの存在はすべて祝福されたもので「しあわせ」そのものだという考えを元に、毎日の生活が安定で快適であるようにヨガのポーズや瞑想、哲学が生まれました。

ヨガの真髄・本質の観点から見ると、ヨガや瞑想は「しあわせ」になるためにするのではなく、生まれてきた頃の「しあわせ」な存在に戻ることができるメソッドです。毎日の営みの中でとても気軽に、簡単に楽しめるメソッドとして、今日まで脈々と続いてきました。

ヨガや瞑想には、心とカラダを「しあわせ」にする力があります。
私たちはすでに「しあわせ」の存在です。

え！そうなの！…信じられませんか？

私たちは、すっかり忘れているだけなのです。私たちの本質・心の奥には埋もれてしまった「しあわせ」の源泉があります。

「おまじないヨガ」はこんな方におススメ
・毎日の生活をユーモアあふれるものにしたい
・一瞬で気持ちの切り替えをしたい
・前向きな自分、平和な気持ちを思い出したい
・ここぞという時に、強く、優しく、たくましくなりたい

この「おまじないヨガ」では、忘れていた「しあわせ」の感覚を呼び覚まし、「しあわせ」の源泉から溢れている「しあわせ」を感じてもらえるような、ちょっとしたヨガのテクニックをご紹介します。

さて、今回のおまじないヨガは・・・

「考え事がいっぱい！やることもいっぱいで忙しい〜！」
口ずさむだけでOK!
平和な気持ちを取り戻したいときのおまじない

パワフルで慈愛に満ちた「オーム・シャンティ(Om Shanti)」

今回は「オーム(Om)」と、「シャンティ(Shanti)」という2つのマントラをご紹介します。

ヨガをされている方なら、耳にしたことも多いのではないでしょうか？

レッスンの前後に先生が唱えていたり、一緒に唱えたりしている方もいるかもしれませんね。よく耳にするだけあって、とっても素敵な言葉なのですよ。

この「オーム(Om)」と、「シャンティ(Shanti)」の2つのマントラには、それぞれ意味があり、その効果も異なります。

そして、これらの意味や効果を知ってから唱えるとより効果的♪なので、皆さんにお話させていただきますね。

心とカラダを整える最強のマントラ「オーム(Om)」

マントラとは日本語で「真言」と言われている神聖な言葉です。

本来マントラは特別な修行を積んだ者だけが唱えることのできる、非常にパワフルな祈りの言葉です。そのため、一般人は唱えてはいけないとされています。

しかし、マントラの持つ力は非常に強く恩恵があるため、一部は広く一般的に唱えることを許されているものもあり、その1つが「オーム(Om)」のマントラです。

「オーム(Om)」は全てのマントラの源であり、全ての源のバイブレーションだとされています。
「オーム(Om)」は「Ａ・Ｕ・M」の3つの音から成り、それぞれ

Ａ：創造
Ｕ：維持
M：破壊

「創造」「維持」「破壊」という自然のサイクルを表しています。

唱えると、音のバイブレーションが全身に響きカラダの状態を整えてくれるのです。
また、心のざわめきが鎮まり神聖な感覚が内側に広がります。

ホントかな？と思ったあなた、心を落ち着けて唱えてみましょう♪

「オーム(Om)・オーム(Om)・オーム(Om)」

内側に響く音の余韻、振動・・・唱えてみると、何か感じるものがあるはずです。

穏やかで平和な感覚に満たされる「シャンティ(Shanti)」

「シャンティ(Shanti)」もまた、私たちが唱えることのできるマントラの1つ。

とてもポピュラーな言葉です。ヨガのレッスンの際にオーム(Om)と一緒にシャンティ(Shanti)を唱えるのを耳にした方も多いのではないでしょうか。

この「シャンティ(Shanti)」はサンスクリット語で「平和」「平穏」「静寂」というような意味があります。
シャンティ(Shanti)という音の響きが、清らかで清々しさを感じさせてくれるようです。

私は、ヨガでカラダを整えた後に唱えると、本当に心の中が澄み渡り、平和で温かな静けさが広がるのを感じます。

感じてみよう「オーム・シャンティ(Om Shanti)」の響き

「オーム(Om)」と「シャンティ(Shanti)」、2つのマントラを使ったキールタン「オーム・シャンティ(Om Shanti)」

リズミカルで可愛らしいメロディーなので、歌っていると楽しい気持ちも湧いてきます♪

【使うシチュエーション】
・リラックスしたいとき
・明るい気持ちに整えたいとき
・瞬間的に平和な気持ちになりたい
・いつでもどこでもどうぞ

この他、考え事や、心配事、やるべきことに追われて、心もカラダも忙しい！
落ち着いて心と頭を整理したいときなどに唱えると、心が穏やかになっていきます。

■オーム・シャンティ(Om Shanti)のキールタン
オーム　シャンティ
オーム　シャンティ
オーム　シャンティ
オーム

【意味】
オーム：心とカラダを純粋なエネルギーに整える聖音
シャンティ：平和・平穏・静寂

▼オーム・シャンティ（Om Shanti）のキールタンを試聴する

音程より響きが大事♪キールタンを唱えるときのポイント

キールタンを唱えるときは、音の響きに没頭して歌うことです。

そのように没頭して歌うと、疑いや雑念が取り払われクリアな気持ちになっていきます。歌った後は「なんとも言えない幸せな感覚」や「清らかな感覚」が感じられるはずです。

その感覚は、本来の自分に戻っている状態だとされています。

ぜひ、聴きながら口ずさんでみてくださいね！

簡単なメロディーなので、覚えていつでもどこでも、リラックスしたいときに歌って役立ててもらえたら嬉しいです♪

キールタンについては前回の【おまじないヨガ】勇気がほしいとき！象の神様ガネーシャにHELP♪をぜひご覧ください。

次回はどんな「おまじないヨガ」が登場するか？お楽しみに！

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