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現在、横浜市内のクリニックで理学療法士として活躍されている藤永祐人さん。
活躍の幅を広げるため、2020年にヨガ資格を取得。

今回は、ヨガの学びをどのようにご自身のキャリアへ活かしているのか?ヨガキャリアアドバイザー/ヨガ事業アナリストとして活動中のインタビューア:松木百合子がご紹介します。

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理学療法士をしながら、1時間半かけてヨガスクールへ!

松木

こんにちは。この度はインタビューをお受けいただき、ありがとうございます!藤永さんとの出会いはちょうど4年前の8月。ヨガ資格の取得を検討されていて、当時私が入学までのカウンセリングを担当させていただきましたね!覚えていますか?

こちらこそ、ありがとうございます。はい、よく覚えています。懐かしいですね♪

藤永

松木

たしか当時は小田原方面の病院にお勤めされていましたよね。多忙の中、熱心に通学されていたのをよく覚えています。

そうですね、交通の便が悪かったので、スクールまで約1時間半かけて通学していましたね(笑)

藤永

もっとカラダを理解したい。理学療法士時代を振り返る

松木

あらためて藤永さんのご経歴を教えて頂けますか?

理学療法士として、最初の5年間は横浜市内のリハビリ病院に勤務していました。経験を積んだのち、グループ病院の精神科にリハビリテーション部門を起ち上げるということで、部門の責任者として異動し、起ち上げから6年間ほど勤務させていただきました。ちょうどこの時にヨガ資格を取得しましたね。現在は病院を退職しており、市内の外来クリニックで非常勤として週4勤務をしています。

藤永

松木

今は転職されて非常勤ということですが、やはり独立を見据えてですかね?

はい、独立は選択肢の1つとして考えていました。当初は病院を辞める直前の2020年に独立しようと考えていましたが、ちょうど新型の感染症が流行りだした頃だったので、すぐに独立はせず、非常勤を続けながら独立の準備を進めています。
今、勤めている外来クリニックは、学生からご高齢の幅広い世代の方を診るので、経験を積むという点でとても役立っています。病院勤務の時はご高齢の方が多かったので。

藤永

松木

独立計画は先送りになってしまったものの、いい経験が積めているようでよかったです。ヨガ資格を取ろうと思った目的も、その先の未来ご自身のためにですね。

はい、将来もし独立したと考えた時に、もっとカラダのことを深く理解しておくことで「カラダを一貫して診る専門家」としてヨガも指導できるといいかなと。ヨガって世間的に親しみをもってもらいやすいかな?と考えていたので、当時はあくまでも独立するための手段の一つでした。あとは自分のカラダにも健康にもいいかなぁと思ったくらいで、当時はヨガの奥深さなんてまったくわかっていませんでしたね(笑)

藤永

2020年 ヨガスクールFIRSTSHIPでヨガ資格を取得

松木

藤永さんとしては、独立という目標が軸なんですね。実際ヨガを学んでお仕事に活かせそうですか?

それが、予想以上に活かせています。ヨガインストラクターとして活動したり定期的にレッスンをしているわけではないのですが、今に活かせる新しい発見がたくさんありましたよ!

藤永

松木

それは気になります!どんな発見があったのですか?

ヨガを指導できるスキルはもちろん身につけましたが、自分のなかで特に影響があったのは、言葉の選び方や伝え方、表現の仕方です。

藤永

松木

「言葉」ですか?それは興味深い!!

理学療法士の仕事は、いわゆる怪我や病気で歩行困難や寝たきり、基本動作の回復が必要な方へ、回復訓練を患者さんに提供しています。患者さんのカラダをさわって、動かし方を指導・サポートすることが基本、細かい動きや意識の仕方を「言葉」で伝えるという意識があまりなかったんですね。

藤永

松木

ヨガの指導養成では、基本動作だけではなく、より細かな動きや意識の向け方を「言葉」で伝えるという練習をたくさんしますよね。理学療法士の方には、そこが目からウロコだったとは!?

そうなんです!たとえば、四つんばいで背骨を丸めたり反ったり背骨をバランスよく動かすキャットアンドカウという動作では、動かしづらい場所もしっかりと動かせるよう、背中を丸める動作では、骨盤をしっかり後傾させる必要があります。普段ヨガや運動をしない人には意識しづらい動きですが、「おへそを引き上げ、おしりの骨を床に向けるように」と難しい解剖学用語を使わず、お客様へ意識を持って動かしやすくなるようなインストラクション(声かけ)の練習をたくさんしました。

藤永

松木

ヨガは自分の内側に意識を集中する、カラダの微細な動きや呼吸、マインドを自分の意識で働きかけることが大切ですよね。ヨガスクールFIRSTSHIPの指導養成は特にその働きかけに重きをおいた内容になっているからこそ、目からウロコな発見になったのかもしれません。

そうですね、微細な動きをわかりやすく伝えるインストラクションをたくさん学び、大変勉強になりました。ほかにもカラダに関する学びだけではなく、ヨガ哲学呼吸瞑想法を総合的に学ぶことで患者さんのカラダのケアだけではなくメンタルのケアなどに活かせていると思います。

藤永

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院内でヨガレッスンを開催。患者さんからもらった感謝の言葉

松木

それは嬉しいです♪実際にヨガを活かせたエピソードはありましたか?

病院勤務の時、何度か患者さんへレッスンを提供したのですが、その患者さんからとても感謝されたことがありました。
普段電車に乗ることが苦手な患者さんに、レッスンの時に「ありのままの呼吸」をただただ自分の内側に意識を向けておこなう実践を取り入れていたのです。

藤永

松木

「ありのままの呼吸」ですか!

はい、「ありのままの呼吸」です。ある日、その患者さんから「藤永さんのレッスンを受けて、呼吸が深まって。電車で呼吸が苦しくなった時に、その呼吸をしたら気持ちが落ち着いて。また電車に乗れるようになったんです。藤永さんのあの時のレッスンのおかげです。ありがとうございます。」と言っていただけて。
その言葉をもらって、カラダ以外の部分で患者さんのためになることができてとても嬉しかったです。

藤永

理学療法士からお客様のカラダを一貫して診る専門家へ

松木

そういえば、独立してフリーランスになろうと思ったきっかけは何だったんですか?

きっかけは、医療現場では患者さんのリハビリ期間が医療保険で決まっていること。リハビリ期間を超えるとサポートできなくなってしまいますが、もっと末永くその方のサポートをしてあげたいと思ったんです。もちろん、収入面でもフリーランスの働き方のほうが天井は高そうだなとも思ったり(笑)

藤永

松木

お客様にとっては病院でのリハビリ期間が終了して継続して自分のカラダを診てくれる専門家がいると心強いですよね。具体的にどんな活動をされる予定ですか?

整体やパーソナルトレーニング、ヨガの要素も取り入れたカラダのセルフケアや予防ケアの提供をしたいと考えています。お客様と自分の関係を大切に、お客様のカラダを一貫してケアサポートできる場所を作りたいと思っています。

藤永

松木

今はパーソナル事業の需要も増えてきていますし、一時的な健康ではなく、一生涯健康で豊かに暮らしができるよう、カラダのケアや予防に対する意識が個々に高くなっていますよね。身近に信頼できる専門家がいると嬉しいかも♪

今年の6月から横浜市内のレンタルスペースを借りて開業したばかりなので、まだまだこれからですが、ヨガで学んだことを活かしてお客様に貢献していきたいと思います。ヨガの指導はあまり自信がないので(笑)今回のインタビューを機に、忘れないよう定期的にやっていこうと思います。

藤永

松木

ヨガにきてくれる生徒さんがお客様へと繋がっていくと思うので、ぜひヨガのレッスンも続けてくださいね♪今回のインタビューでは、ヨガインストラクターを目指す方以外にもヨガ資格を取得することでたくさんの学びがあるということを、藤永さんのリアルなお話をもって伝えることができて本当によかったです!藤永さん、ありがとうございました。

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