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心とカラダの巡りを整える 羅さんの未病予防ってなぁに?

皆さん、こんにちは。「羅さんの未病予防ってなぁに?」東洋医学普及活動家の羅予澤(らよたく)です。

東洋医学の考え方をもとに、未病予防や体質改善について、さまざまな事例を交えてご紹介していきますね。

過剰な情緒の浮き沈みによる体質への影響 前編:その2

前回、東洋医学における体質を影響する3つの後天的要因のひとつ、「東洋医学の視点から見る「体質改善」-その12- 過剰な情緒の浮き沈み【前編:その1】」を紹介しました。

気の五つの運動状態が人体に働きかけることにより、それぞれに対応する五臓のシステムが形成されていきます。

「木」は「肝」
「火」は「心」
「土」は「脾」
「金」は「肺」
「水」は「腎」

「肝」、「心」、「脾」、「肺」の4つの性質に関しては、改めてお話させていただくことにして、今回は収縮する、凝縮する、貯める、蓄積するという気に対応する「腎」というシステムについて詳しくお話しします。

腎は先天のエネルギーを貯めるシステムを司ります。

例えば、目に見える骨、歯、骨髄、脊髄、脳髄、睾丸、卵巣。

また、目に見えない丹田(お臍の下)、命門(お臍の裏)などは、このシステムに属します。

よって、「腎」の気が弱い人の場合、骨がもろく、骨粗しょう症にかかりやすく、また、歯のトラブルも多いのです。

さらに、生殖能力が低く、記憶力が低下するなどの症状もあり得ます。

そして、黒目の収縮機能、肛門や膣の収縮機能も「腎」の気の働きです。

ですから、東洋医学では、人生の終わりを迎えるとき、瞳孔の拡散は先天エネルギーを司る「腎」の気がなくなることを意味します。

そして「腎」は膣の収縮機能を司るため、尿漏れや頻尿などの症状がある場合も、「腎」の気が弱くなっていることが考えられます。

恐怖、不安、びくびくするといった感情をもった時、カラダは縮みます。お化け屋敷で腰を抜かして座り込んでしまう様子などは、その典型的な例です。そして、お化け屋敷に入って恐怖で泣き崩してしまう人も「腎」の気が弱い人です。

このことから、「腎」の気が弱い人も、バンジージャンプやジェットコースターが嫌いなタイプと言えるでしょう。

また、「腎」の気が弱いと、小心者で、腰を抜かしやすいといえます。なぜならそれは、『腎の気が「志」(意志力)を司っている』からです。

「腎」の気が不足すると、意志力が弱くなり、寝起きが悪く、遅刻や早退を繰り返し、誘惑に負けやすい性格になります。また、気が小さく、臆病者で、ちょっとしたことにも怖がったり、しりごみしたりします。

「腎」の気の通り道である腎の経絡は、足の小指から、脚の内側の後ろを通り、生殖器を絡んで、腰(お臍の真後ろ)を潜り、喉や耳に達します。

腎の経絡について、今回もいつも私が使っている経絡図で説明しますね。

ですから、「腎」の気が弱いと、足の内側が痛く、むくみ、不妊、腰痛、ギックリ腰、呼吸が浅い、耳鳴り、めまい、聴力の低下、声が出なくなるなど、様々な症状が現れます。

この収縮する気に対応するのは「水」の気です。

次回は、「五臓の『肝』と情緒との関係」について詳しくお話をします。

お楽しみに♪

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