1日1分、経絡やツボをさわって流して未病予防
皆さん、お元気さまです。東洋医学普及活動家の羅予澤(らよたく)です。
私が日々勉強している東洋医学の観点では、心とカラダに影響を及ぼす一つの要素として「経絡」や「ツボ」があります。
これから皆さんに、1分で読めて、1分セルフケアするだけで、ご自身の健康への気づきが得られ、簡単に未病予防ができる対処法をお伝えしていきます。
【腕の滞りはどこ?その3】
前回の【連載】1分で読める!健康への「気づき」~肺経の役割と滞り~では、肺の役割を紹介しました。
今回は、肺経のチェックポイントについて共有します。今回も、いつも私が使っている経絡の図で説明しますね。
肺経(肺の動きを司る経絡)は、お腹から、胸、喉、鎖骨、上腕の前内側、肘、前腕の前内側、親指までの経絡です。
肺経が滞り、その働きが低下してしまうと、
1.咳き込む
2.鼻水、くしゃみ
3.呼吸が浅い、呼吸困難、息切れ
4.喘息
5.皮膚のトラブル(ニキビ、アトピー)
6.五十肩(肩の前側の痛み)
7.背中の痛み(両肩甲骨の間)
8.肋間の痛み
などの諸症状がでやすくなります。
では、先ほどの図にチェックポイントの番号を記載した図をみながら、肺経の滞りのチェックポイントを見てみましょう。
■【1】~【3】のチェックポイントを手で押してみてください
【1】親指と人差し指の付け根(掌側)
【2】肘の前内側(肘の線の下)
【3】鎖骨と腕との突き当り
■押した感触と肺の経絡の状態
・痛いところがある方は、肺経の滞りがあります。
・押して気持ちが良いと感じる方は、肺経の気が弱いことを意味します。
・痛くもかゆくもない方、正常です。
次回は大腸経の話を共有します。便秘やニキビでお悩みの方々、ぜひお見逃しなく♪
次回もどうぞお楽しみに♪
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