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1日1分、経絡やツボをさわって流して未病予防

皆さん、お元気さまです。東洋医学普及活動家の羅予澤(らよたく)です。

私が日々勉強している東洋医学の観点では、心とカラダに影響を及ぼす一つの要素として「経絡」や「ツボ」があります。

これから皆さんに、1分で読めて、1分セルフケアするだけで、ご自身の健康への気づきが得られ、簡単に未病予防ができる対処法をお伝えしていきます。

【腕の滞りはどこ?その1】

ヒトの腕の内側には陰の経絡が3本、外側には陽の経絡が3本あります。

内側と外側の経絡を合わせて、片方の腕には6本の経絡があり、経絡は、気(エネルギーなど)が通る道です。

参考までに腕の内側・外側の経絡のイメージ図をご紹介します。正確な経絡図ではありませんので予めご了承ください。

経絡のどこかに滞りがあると、気の流れが悪くなります。

血液やリンパ液の循環は気のもつ推進力で押し出されているので、気の流れが滞ると、血液やリンパ液などの体液の流れが悪くなります。

腕の経絡に滞りがあれば、手が冷えやすく、痺れ、痛みなどの症状が出やすくなります。また肩こりや首こりになりがちです。

腕の6本の経絡の名称は以下の通りです。

【腕の内側:肺経、心包経、心経】

肺経 - 肺の動きを司る経絡
心包経 - 心臓の動きを司る経絡
心経 - 精神や神経の活動を司る経絡

■滞りと不調の関係
肺経に滞りがある→呼吸が浅く、咳が出やすく、皮膚のトラブルになりやすい
心包経に滞りがある→イライラ、心脳血管の疾患、動悸が起こりやすい、
心経に滞りがある→不眠、多夢、神経衰弱になりやすい

【腕の外側:大腸経、三焦経、小腸経】

大腸経 - 大腸の経絡
三焦経 - 全身の膜の経絡
小腸経 - 小腸の経絡

■滞りと不調の関係
大腸経に滞りがある→便秘や下痢、肌のトラブルが多発しやすい
三焦経に滞りがある→偏頭痛、冷え、吐き気、ホットフラッシュなどの症状が出やすい
小腸経に滞りがある→肩こり、首こり、お腹の冷え、消化不良などの症状を引き起こしやすい

いかがでしたか?これらの症状が気になる方は、未病予防サロン「未病のキセキ」にて施術を受けていただくことをおススメします。

次回は、「肺経の役割と滞り」についてチェックしましょう。

皆様の未病予防と健康増進に役立てば幸いです。

次回もどうぞお楽しみに♪

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