こんにちは!フードヘルスコーチの安井シンジです。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
ポカポカした日が続き春の訪れを感じられる時期は、旬のものがたくさん出回り、私たちの目もお腹も楽しませてくれますね♪
さて、今回のコラムで取り上げるのは「芽キャベツ」
芽キャベツってあまり食卓には出てこない食材ですよね。僕の近所のスーパーには売っていないので、少し遠出をして大きなスーパーや百貨店の地下などに行かないと手に入りません。
芽キャベツの旬は11月~3月。
おそらく多くの方は、今までの人生の中で数えるほどしか食べたことないかもしれない「芽キャベツ」。
旬が終わってしまう前に!小さなボディに栄養価がギュっと詰まった、レアキャラな芽キャベツのアレコレをお話しします!
芽キャベツってキャベツじゃないの?
芽キャベツ=「芽+キャベツ」、つまり「キャベツの芽」。ということは「キャベツの赤ちゃん」?
実は僕もそう思っていました。
キャベツの何10分の1もの大きさしかないのに食べちゃうの?まだまだこれから成長するのにいいの?・・・そんな変な気持ちを抱いていたのですが、調べてみるとキャベツと芽キャベツは別物。
芽キャベツが大人になってもキャベツにはなりません。
(ガーン)
芽キャベツは赤ちゃんではなく、すでにもう大人だったんです。
(なんと!)
きっと僕と同じように思い込んでいた方もいるのではないかと思い、僕の感想も交えてお話しました。皆さんもそう思ったでしょう?
さて、芽キャベツってどんな風に生(な)るのでしょうか?
芽キャベツは下の写真のように一株から伸びた茎に鈴のようにたくさんつきます。まさに鈴なりという感じ。なんだかカワイイですね。
ちなみに日本では静岡県での栽培が盛んで、約90%が静岡県で生産されているようです。
小さなボディにギュギュっと詰まった栄養に驚き!
以前、【安井シンジの台所】旬野菜「やわらかキャベツ」でデトックス!では、キャベツに関するお話をさせていただきました。
キャベツにもたくさんの栄養が詰まっているのですが、実はこの芽キャベツ、この小さなボディにもかかわらずとっても素晴らしい栄養をもっているのです!
例えばビタミンC。キャベツも意外とビタミンCを含んでいるのですが、この芽キャベツはキャベツの約4倍!だから美容にも芽キャベツは効果が期待できますね。
さらにβカロテンはキャベツの7~10倍!皮膚や目を健康に保ったり、抵抗力を高めるビタミンAに体内で変換されます。そして血液を作るビタミンとも言われる葉酸は野菜の中でもトップクラスの含有量なんです。
また芽キャベツはアブラナ科。以前同じアブラナ科の菜の花の記事【安井シンジの台所】一足先に春の訪れを告げる「菜の花」で冬に溜まった老廃物をデトックスでお話しましたが、イソチオシアネートという強力な抗酸化作用、抗ガン作用、免疫力向上などの効果が期待できる成分も含んでいます。
その他にはキャベツに含まれるビタミンU(別名:キャベジン)も含まれるため、胃腸の粘膜を正常に整え、消化を助けて胃もたれを防止する効果も期待できます。
このようにとっても栄養価が高いスーパー野菜の芽キャベツ。旬の時期に食べないのは勿体ない!
これまで芽キャベツ料理を作ったことがない方も、この機会に是非いただいてみてくださいね♪
どうやって食べるの?
そもそもあまり身近ではない野菜なので、食べ方がよく分からない!と言う方も多いのではないでしょうか?
芽キャベツはキャベツとは違い、固くてアクがあるので加熱処理が必要です。基本的には下茹でをしてから調理します。(シチューなどの煮込み料理の場合は、下茹では不要)
【下茹での方法】
芽キャベツの根本に包丁で十字の切り込みを深めに入れて、2分ほど茹でる。お湯にプカプカ浮いた状態なので、おたまなどでかき混ぜながら茹でましょう。
【冷凍保存】
芽キャベツは鮮度が落ちやすいため、買ってきたらすぐに全部下茹でしましょう!その日に使わなかった分はそれぞれ半分にカットし、小分けにして冷凍保存しておけば、いつでもお料理に使えて便利ですよ!
シチューやスープに入れる場合は凍ったまま調理できるのでとっても簡単です。
いかがでしたでしょうか?
あまり馴染みがない芽キャベツですが、栄養価はピカイチ!旬の時期の終盤に差し掛かっていますが、この機会に是非食べてみてはいかがでしょう。
次回は芽キャベツを使ったレシピをご紹介します。お楽しみに!
旬の食材、季節の恵みを感じられるお野菜を食べて、心とカラダを元気にしましょう!
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