皆さん、こんにちは。「羅さんの未病予防ってなぁに?」東洋医学普及活動家の羅予澤(らよたく)です。
東洋医学の考え方をもとに、未病予防や体質改善について皆さんにさまざまな事例を交えてご紹介していきますね。
~足静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)の方からのご相談~
私が主催している体質改善合宿を目的とした「深呼吸ダイエット合宿」に、今年の3月に参加された方から、カラダのお悩みとして、足の静脈瘤についてご相談をいただきました。
この足静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)とは、足の静脈が太くなって瘤(コブ)状に浮き出る、血管の病気のひとつです。この方の膝裏とふくらはぎを見ると、お箸ほどの太さの静脈やクモの糸のような細い静脈がたくさんありました。
東洋医学の観点によると、下肢の静脈瘤は、下半身の冷えや血行不良により、古い血液(瘀血)が筋肉や皮下に溜まってしまうことが原因で、それを改善するには、古い血液を取り除く必要があります。
古くから、漢方薬の中に、体内の古い血液を除去する名薬があるので、その使い方をこの方にご紹介しました。
そして、再び今年の7月にこの方と再会した際に、ふくらはぎを見せていただきましたが、浮き出ていた脈がほとんど消えていました。
~カラダの瘀血(おけつ)を追い出す聖薬とは?~
その漢方薬の名は「三七」(田七人参、三七人参ともいう)です。
漢方の薬学経典「本草綱目」には、三七について、以下のように記載されています。
「血を止め、瘀血を留めず、痛みを鎮め、腫を引き、毒を消す」
古くから、「止血の神薬」、「祛瘀(瘀血を取り除く)の聖薬」ともいわれています。
現代の薬学の研究成果によると、三七の主成分サポニンには、血流改善、降圧、血栓の予防と治療、中枢神経の調節、免疫力の増加、鎮痛など、さまざまな効果あると分かっています。
三七人参の原産地は、中国南部の雲南省や広西チワン族自治区の海抜1,200m~1,800mの地域となっています。植えてから収穫されるまでに3~7年もかかることから、三七という名が付けられたということです。
次回は、「東洋医学で体質改善!漢方の神薬「三七」の活用法をご紹介」についてお話しします。
お楽しみに♪
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