1日1分、経絡やツボをさわって流して未病予防
皆さん、お元気さまです。東洋医学普及活動家の羅予澤(らよたく)です。
私が日々勉強している東洋医学の観点では、心とカラダに影響を及ぼす一つの要素として「経絡」や「ツボ」があります。
これから皆さんに、1分で読めて、1分セルフケアするだけで、ご自身の健康への気づきが得られ、簡単に未病予防ができる対処法をお伝えしていきます。
【顔の歪み その2:四法診一骨格診】
耳は、頭蓋骨の歪み(顔の歪み)をチェックする重要なポイントです。
前回の、「【連載】1分で読める!健康への「気づき」~顔の歪み その1~」では、両方の耳たぶの高さを診るポイントをご紹介しました。
今回は、正面から両耳の大きさをチェックしましょう。
正面から左右の耳の大きさが異なる(片側の耳が大きく見える)場合、大きい方の耳は頭が反対側に回旋することを意味します。
例えば、左耳が大きく見える場合、頭が右に回旋しています。
これは、右側の頸椎周りの筋肉(頸椎と肩甲骨をつなぐ肩甲挙筋)が損傷して縮んでしまい、頭が右後ろに引っ張られるためです。
このような(左耳が大きく見える)場合、右側の首こりと肩こりが多発しやすくなります。
また、頭蓋骨と骨盤と連動しているので、このように頭蓋骨が回旋している場合、骨盤も歪んで回旋しているケースがほとんどです。
骨盤の歪みの調整をせず、首や肩の周りを緩めるだけでは、頸肩のコリがすぐ戻ってしまうので、カラダの歪みを改善するには、カラダ全体から見ていく必要があります。
前回ご紹介したように、肩こりや首のこりを緩和し、頸椎から背中にかけてほぐすには、ヨガのポーズでいうと「わしのポーズ」、「立位の開脚前屈ポーズ」、「牛の顔のポーズ」が効果的です。
そして骨盤の歪みを整えるには、全身の歪みを整える「ダウンドッグポーズ」や、骨盤の歪みも整える「三日月のポーズ」が効果的です。
1日1分から、はじめてみてくださいね。
皆様の未病予防と健康増進に役立てば幸いです。
次回もどうぞお楽しみに♪
■東洋医学普及活動家・
羅予澤が技術監督■
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