【インタビュー】大手航空会社、弁護士事務所の会社員をへて、ヨガインストラクターへ転身　杉本彩恵さん

岡野

こんにちは！いつも一緒にヨガインストラクターとして働いていますが、今日は改めていろいろお話を伺えればと思います。

ちょっと緊張しますね…。よろしくお願いいたします！

杉本

岡野

さっそくですが、杉本さんはご自身の母校でもあるヨガスクールFIRSTSHIPで、今どのように働いていますか？

現在は新宿・横浜校舎を行き来しながら、リラックス系からフローで動き続けるレッスンなど、幅広い種類のレッスンを担当しています。

杉本

岡野

ヨガスクールFIRSTSHIPを卒業後、すぐにヨガスクールFIRSTSHIP運営元である、株式会社LAVA Internationalに入社。晴れてヨガインストラクターとなり、約半年でいろいろな経験を積んでいるんですね。

はい、平均して1週間に10レッスンほど担当しております。9月からは国際ヨガ資格RYT200のベーシック授業を担当する予定となっているので、社内研修も受講中です。講師デビューに向け、先輩方と日々勉強をしています！

杉本

社会人1社目は航空業界　羽田空港のグラウンドスタッフ

岡野

ヨガスクールFIRSTSHIPのインストラクターになってからも、学び続けているんですね。ヨガインストラクターの前は何をされていたんですか？

社会人1社目は大手航空会社のグラウンドスタッフをしていました。

杉本

岡野

そうだったんですね。前職を選んだ理由はなんだったんですか？

実は、子どものころから音楽が大好きで、中学生から習っていたフルートを学ぶため音大に進みました。
最初は楽しんでやっていたフルートですが、テストの度に結果が張り出され人と比べる環境に身を置くことが辛くなってしまい…。
卒業後は一度音楽から離れて一般企業に就職することにしました。

杉本

岡野

杉本さんが急に歌いだすことがあるので、音楽が好きなんだとは思っていましたが、音大出身だったんですね！
音楽業界から航空業界へ。学んできたこととは全く異なる業界にチャレンジすることに不安などありましたか？

教職課程を修了したので教員も考えたのですが、幅広い年代の方と関わることができる職業に興味を持ち、航空会社を選びました。
空港って毎日たくさんの人が訪れますよね。そういった方々とお話しできることに魅力を感じました。
空港という非日常でかわいい制服を着て働くのって素敵だな、という憧れもありました。

杉本

岡野

そうですね。グランドスタッフという仕事は、一度は憧れたことのある方も多い職業だと思います！

そうかもしれませんね。音楽しかやってこなかった自分でも入れるのかな、という不安もありましたが、一つのことを極める力があると音大生はある程度評価されているようです。
また、同じ企業に入った先輩がいたので、私でもできるかなと思い挑戦してみました！

杉本

忙しい会社員生活の中で、ヨガが私の癒しへ。

岡野

なるほど！ひとつのことを頑張った経験がある方は、他業界でも活躍するっていいますよね。ところで、杉本さんはヨガにいつで出会って、いつ頃始めたんですか？

航空会社を辞めて、次の会社に転職してからですね。コロナになり、航空会社での仕事が全くなくなってしまって。
お客さんの来ない日が続き、自分の力を発揮しきれていないと感じて転職を決意。弁護士事務所の事務職に就きました。

杉本

岡野

航空業界で働くグラウンドスタッフとは環境がガラッと変わりましたね！

そうなんです。事務仕事を選んだのはいろんな職種で役に立つかと思ったからなんです。ただ、私が勤めていた弁護士事務所は残業が多く、航空会社の時と違ってカラダを動かす機会が減ってしまいました。
精神的にもリフレッシュしたくて、何か運動を始めたいなと思い、家から一番近くにあったホットヨガスタジオLAVAに通い始めました。これがヨガを始めたきっかけです。

杉本

岡野

通いやすさは大事ですよね。私も前職で在宅勤務が多く、運動したいと思って近くのホットヨガスタジオLAVAに通い始めたのでヨガを始めたきっかけは同じです！
ヨガをやり始めて、何か変化などありましたか？

カラダを動かすことでリフレッシュでき、精神的にも前向きになれました。
ヨガを始める前は疲れて寝ているだけの休日が多かったのが、朝起きてヨガレッスンを受けるようになり、休日の充実感もアップしたんです！

杉本

岡野

同感です！

午後もカフェに行って読書をしたり散歩に出かけたり、一人時間が楽しめるようになりました！
仕事後にレッスンに参加した時は、モヤモヤした気持ちを解消することができ、夜もぐっすり眠れて、疲れた心もカラダも休ませることができるように。
ヨガは私の生活に「癒し」をもたらしてくれました。

杉本

自然豊かな沖縄で、楽しみながらヨガ資格RYT200取得

岡野

ヨガをするようになってカラダだけでなく、心にも変化があったのですね。そこから、資格取得しようと思った理由はなんですか？

事務の仕事が忙しすぎて、思い切って仕事を辞めたんです。次の仕事、何にしようかなと思った時に、仕事で疲れた時も落ち込むことがあった時も、ずっと続けられていたのがヨガだということに気づきました。
カラダを動かすことが好きで、ヨガの空間も好きで。だったら資格を取って自分でやればいい！という考えになりました。

杉本

岡野

なるほど。ヨガスクールFIRSTSHIPではオンライン＋沖縄コースだったんですよね。どうでしたか？印象に残っていることなどありますか？

とにかく楽しかったです！オンラインで一緒に授業を受けていたみなさんと、沖縄でようやく会えた時は嬉しくって。
いつもお話していた方や先生が目の前にいることに感動しました。
印象に残っていることはたくさんあります。
沖縄でレッスン発表したことやみんなでビーチヨガをしたこと、海をバックに写真撮影をしたことなど。すべてが良い思い出です。

杉本

岡野

沖縄のような自然あふれるところでヨガを学ぶのは気持ちが良さそうですね。RYT200コースを通して学んだことはどんなことですか？

「ヨガ＝自立していくこと」というメッセージを受け取りました。
ティーチング（レッスン作成・発表フェーズ）でレッスン作成をしていく時など、「先生はアドバイスをくれる存在」で「主体的に動くのは私たち」というところですかね。
受け身でいるのではなく、自分たちで考えてレッスンを作り、練習していく姿勢が印象に残っています。

杉本

岡野

資格取得後、すぐにヨガスクールFIRSTSHIPに入社されていますが、入社を決意したのはなぜですか？

他のヨガの会社も検討し、内定をもらったところもありました。
ただ、あまり知らない会社に飛び込むより生徒として学んだことがあり、母校でもあるヨガスクールFIRSTSHIPの方がどんな先生・生徒さんがいるかを知っているので安心して働けると思い、入社を決意しました。
また、教職を勉強した経験からも、何かを教えるということが好きで、生徒さんの成長を見守れる講師職をやってみたいなという気持ちもありました。

杉本

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岡野

ヨガインストラクター未経験での入社でしたが、入ってからはどうでしたか？

先輩方が良い方ばかりで、研修制度が充実しており、徐々にステップアップしながら不安感なく働けています！
常に学べる環境があり、日々成長を感じています。レッスンに対する感想をいただくことや、何度もレッスンに来てくれる方がいることが嬉しいです。

杉本

岡野

私もその先輩の1人ですね（笑）

はい、もちろん（笑）スクールの生徒さんの年齢層は幅広く、航空会社時代に培った老若男女を問わないコミュニケーションスキルも活きていると思います。
また、資格取得を検討中の方や学んでいる方の事務的なサポート業務を通して、人の成長を見られることがやりがいですね。
今後授業を担当することで、より誰かの成長をサポートできるようになるのが楽しみです。

杉本

岡野

今後、ヨガスクールFIRSTSHIPで目指していることはありますか？

沖縄コースで学んだので、沖縄コースのような合宿型コースの担当講師を目指しています。
短期間の合宿形式で学ぶことが他コースとの大きな違い。
担当講師と生徒さんが関係性を深めながら学んでいくため、チームづくりなど講師の技量が試されると思います。

杉本

岡野

合宿型コースの担当講師ですか！

はい。また、音楽を学んできた経験を活かし、音楽と融合した特別レッスンを作っていきたいです！
フルートを演奏するうえで呼吸はとても大事で、ヨガと通ずる部分があると思います。
自分でもヨガを始めたことで、フルートの演奏がしやすくなったと感じており、そういった楽器奏者の方へヨガをおススメできる可能性も感じています。

杉本

岡野

たしかに、ヨガスクールFIRSTSHIPの講師は、自分の好きなことやこれまでの経験を活かしトレーニング開発している方が多いですよね。
杉本さんも今までの経験を活かしながら、新たな道を作っていけそうですね！これからの杉本さんも応援します！今日はありがとうございました。

こちらこそ、ありがとうございました！
これからもよろしくお願いします。

杉本