皆さん、こんにちは。YogaFull編集部です。
11月23日は、勤労感謝の日ですね。
「勤労を尊び、生産を祝い、国民が互いに感謝し合う日」として、1948年に法律で定められた日だそうです。
この背景を知ると、感謝する範囲がとっても広く、どこからどこまで感謝したらいいのか?
まずは、家族や恋人、お友だち、上司や同僚、ご近所さんなど、勤労感謝の日の前後数日に会える人や、連絡を取れる人たちと共に勤労を喜び、感謝しあえたらいいですよね。
そして、この記事を読み終わった頃には他者に労いの言葉や気持ちを伝えるように、ご自身の心とカラダにも感謝をしてあげられるといいなと思います。
「自分の一番の親友は自分」と、視点を変えてみる
心とカラダ。
生きてる限り、自分は一番近く365日休まず働いている、大切なパートナーであり親友と言えます。
それなのに、私たちはついつい、その存在や、働きを当然のもののように捉えてしまい、自分よりも他人を優先したり、連日夜更かしをしたり、暴飲暴食を続けたり、こんな私なんて・・・と。
自分の心とカラダの声を聴かずに、自分にダメ出しをし、カラダが悲鳴を上げてしまうようなことをしてしまいがちに。そんなことはないでしょうか?
でも、ちょっと視点を変えて考えてほしいのです。
もしも自分自身の心とカラダが大切な人(家族や親友、恋人や大切にしているペットなど)だとしたら・・・。
絶対に、ぜーったいに、「そんなに無理しないで」とか「暴飲暴食はやめて、腹八分目にしなよ」とか、「そんなことないよ。あなたはそのままで大丈夫」って、声をかけると思うんです。
自分を大切な何かに置き換えた時、今ここにいる自分自身に、敬意や感謝、労わりの言葉が次々と溢れてきて、伝えきれないほどになるのではないでしょうか。
心とカラダは、思った以上に働き者です
通常、多くの人が「心とカラダ=自分」といった意識で過ごしているかと思います。
しかしヨガの哲学には、「心もカラダも、人がその人らしく人生を全うするためにサポート役として与えられているもの」といった考え方もあるのだそうです。
そのような観点から考えてみると、「こういう生き方がしたい!こんな夢を叶えたい!」と理想を掲げて指揮をとるのが心であり、自分のために必要な基盤を整え、自分の願いを実現させるために365日働き続けてくれるのがカラダということになります。
また疲れや、イライラ、モヤモヤをため込みすぎて、キャパシティーをオーバーしても気づかなくなり、カラダも酷使しすぎると、痛みの原因にもなります。
心とカラダはそのくらい、いつだってあなたのために一生懸命働いているということ。それをどうか忘れないでいてあげてほしいのです。
自分自身にアヒンサーであれ。心とカラダに感謝。
ヨガの教えのひとつに「アヒンサー/アヒムサー(非暴力)」があります。
アヒンサー/アヒムサー(非暴力)は、誰かに対して非暴力であることはもちろんですが、自分自身に対してもアヒンサー/アヒムサー(非暴力)であることが大切だと教えてくれています。
相手のためを思って何かをやりすぎたり、自分自身の行いや性格などに対して、必要以上に責めてしまったりすることも、自分自身にとってアヒンサー/アヒムサー(非暴力)ではなくなります。
この「勤労感謝の日」は、身近な人たちへはもちろん、そんなご自身の心とカラダにも「いつもありがとう。お疲れ様。」という想いを伝え、やさしく労わってあげてはいかがでしょうか。
勤労感謝の日は祝日です。
多くの人はお休みとなります。勤労感謝の日がお休みだという方は、大切な人たちと笑い合ったり、栄養のあるものを味わって食べたり、ゆっくりとお風呂に浸かったり、瞑想で頭をスッキリさせたり、早めにお布団に入って眠ったり。
自分がやりたかったことを思いっきり自分ひとりで楽しんだり、ヨガで自分のカラダの状態を見つめるのもいいですね。
勤労感謝の日がお仕事だという方は、今日は、いつもより力を抜いて、丁寧に仕事をし、残業もせずに早めに帰る、いつもよりちょっと豪華なランチを食べる!上司や同僚、後輩と労いあい、感謝や喜びを分かち合うのもいいですね。
そうすれば心もカラダも喜んで、きっと快適な状態に導いてくれるはず…!
自分が本当に大切にしたいこと、実現したいことのために、無理せず一歩ずつできることから頑張ってみてくださいね。
心とカラダは大切なパートナーであり、親友
心もカラダも自分のために休まず、サポートし続けてくれている働き者たち。
これはあくまで一つの考え方に過ぎませんが、そんなふうに捉えることによって、心とカラダに感謝する気持ち、そしてそこまで尽くしてくれているためにも、自分の人生を大事に生きなきゃいけないという責任感が芽生え、毎日をイキイキと過ごせるのではないでしょうか。
あなた自身にとって、心とカラダは大切なパートナーであり、親友は「あなた自身」だということを改めて思い出す日になりますように。
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