ヨガのある生活で、毎日を心地よく。
心もカラダもハートフルになれる手のひらメディア。

インタビュアーChigusaとヨガ国際資格RYT200を一緒にヨガを学んだヨガ仲間であるかずみさん。

現在、ハンディキャップヨガを中心に、インストラクターとして活躍中。国際ヨガ資格RYT200(以下RYT200 )取得後、どのようにインストラクターとして活躍するようになったのか、ヨガを学び続けるかずみさんが感じているヨガの魅力とは何か?

ヨガスクールFIRSTSHIPでヨガインストラクター・ヨガ講師として活動中のインタビュアー:Chigusaがご紹介します。

ヨガスクール卒業2ヵ月後からフリーインストラクターデビュー!活躍の場を広げている

Chigusa

かずみさん、お久しぶりです!お元気にされていますか?

Chigusaさん、お久しぶりです!最後に会ったのは、ヨガスクールFIRSTSHIPでChigusaさんのレッスンを受けに行った時かな?

かずみ

Chigusa

そうですね!デビュー当時のレッスンを受けてくださり、とても心強かったです。かずみさんのご活躍、インスタグラムでいつも拝見しています。今日はお話しできるのを楽しみにしてました。今はシニアヨガやハンディキャップヨガを中心にインストラクターとして活動されているんですよね。

見てくださっているんですね!はい、そうです。2022年にRYT200を取得し、卒業から2ヶ月後、リハビリ型デイサービスで高齢者の方へのヨガレッスンを担当しております。そこから段々と、障がいがある方へのハンディキャップヨガや地元の岩盤浴ヨガスタジオでも週に数回レッスンをしてますね。ありがたいことに、忙しくて。

かずみ

Chigusa

ヨガ資格のスタンダードともいえるRYT200取得後、2ヶ月で仕事を見つけたなんてすごいですね!誰かの紹介とかではなく、ご自身で見つけたのですか?

そうなんです。ヨガ資格の勉強を始める時に「絶対にヨガインストラクターになる!」と強く思っていたので、自分でいろいろ探して、自分で応募しました。

かずみ

Chigusa

失敗を恐れずに、自ら行動することって大事ですよね。その積極性が活躍の場を広げることにつながっているのですね。

はい、基本的に「当たって砕けろ」の精神でいます(笑)。

かずみ

Chigusa

かずみさんは見た目も話し方も柔らかいイメージだったので、そこまで熱い気持ちがあったなんてびっくりました!

ハンディキャップヨガに興味を持ったきっかけ

Chigusa

ハンディキャップヨガというと、まだ広まりつつある段階なのかと思いますが、興味を持ったきっかけはなんでしたか?

実は私の息子に障がいがあって。ヨガってカラダ体だけではなくて心も気持ちよく、穏やかになりますよね。そんなヨガの良さを息子のようにハンディキャップがある人にも伝えていきたいと思い、それがきっかけですね。まずはアシスタントで視覚障害の方のヨガに携わるようになって。初めはメインでは入れないのでサポートをして、シニアヨガと並行して働いていました。

かずみ

Chigusa

なるほど。ご自身の経験からハンディキャップヨガへ興味を持たれたんですね。

去年からは障がいがある方の作業所でもヨガレッスンをやっています。その作業所はダウン症、精神障害、知的障害、自閉症などさまざまな方がいらっしゃって。

かずみ

Chigusa

そうだったのですね。私も身近な人にヨガの良さを伝えられるようになりたいなと思ったのがヨガインストラクターになったきっかけなので、気持ちがわかります。

大切なのは、個々に合ったヨガを伝えること

Chigusa

かずみさんはさまざまな方を対象にヨガレッスンをしていますが、何か大事にしていることなどありますか?

目の前の人にあったヨガを伝えることですかね。ヨガってカラダを動かすだけじゃなくて、そこに意識的な呼吸が入り、哲学の教えも取り入れると、相乗効果が起きるってことをRYT200で学びました。どうカラダを動かすかも、その時、目の前の人にあったように誘導ができますよね。

かずみ

Chigusa

ヨガインストラクターとして、その人にあったヨガを伝える、また誘導するということは、ハンディキャップがある方だけでなく、全ての方に共通して大切なことだと思います。

その通りですね。例えばシニアの方は、軽減法を使ったやさしいヨガを取り入れることで無理なく心地よく運動ができます。呼吸法は腹筋を使い、心も落ち着かせることができる腹式呼吸なんかピッタリですよね。

かずみ

Chigusa

ヨガのポーズだけでなくて、呼吸法ヨガ哲学で学んだことが役に立っているのですね。

そう思います。ヨガ哲学の教えを基に、頑張りすぎている人は頑張らなくていい、手放していいっていうことも伝えています。その時、その人に合ったヨガをやればいい。そのために必ず軽減法を取り入れることや、人と比べないことが大事ですよね。

かずみ

Chigusa

うまくヨガ哲学の教えをレッスンに盛り込んでいるのですね。

はい!私自身がヨガ哲学を取り入れるようになって、生活が豊かになったので。ポーズが綺麗であったり完璧じゃなくてもいい、最終的にヨガのポーズの完成形をめざしていければよくて、そのペースは人それぞれです。軽減法をステップにできることを深めていって欲しいと思っています。

かずみ

ヨガ資格RYT200取得で日々の生活が豊かに

Chigusa

その通りだと思います。ヨガ哲学がかずみさん自身の生活にも生かされているのですね。RYT200を取って、ご自身の生活にどんな変化がありましたか?

ヨガ哲学、特にヤマ(行わない方が良いこと)ニヤマ(するとよいこと)の教えで自分を大切にできるようになりました。息子のことが一番で自分は二の次になることが多く、その結果体調を崩すこともあって…。「自分=母親」が当たり前だったけど、ヨガを学ぶようになって、母親という役割だけではない自分を受け入れてもいいのかなと思えるようになりました。なんでもいいから自分にご褒美を上げることを増やしたりもして。

かずみ

Chigusa

自分に対して優しくなることは、まさにアヒムサ(非暴力)の実践ですね!

そう思います。もう一つ変化として感じているのは呼吸をする癖がついたことです。(指導法を学ぶ)ティーチングの授業で緊張してうまくできないなと感じる時があり、それを講師の方に相談したら「その時、呼吸が止まっていたんじゃない?」と言われて。そこから何かあると深呼吸するようになりました。

かずみ

Chigusa

呼吸をする癖がつく!まさにヨガです。

はい、まさに!深呼吸すると不思議とカラダが緩むじゃないですか。気持ちも緩んでポジティブに気分変換できるようになって。呼吸の大切さを学びましたね。

かずみ

Chigusa

頑張りすぎるとついつい呼吸が止まってしまい、心もカラダも力みすぎてしまいますよね。

そうなんです。ヨガってポーズだけじゃなくて深いですよね。深くて深くて、一生勉強だと思います。

かずみ

Chigusa

私も日々学び続けている身として、とても共感します。学びといえば、かずみさんはインストラクターになってからもご自身で勉強を続けているイメージがあります。

そうですね。卒業後、ヨガニドラーやリストラティブヨガ指導者の資格を取りました。また、ヨガに限らず、デイサービスで働き始め「中高老年期動指導者」の資格を取ったり、パラスポーツ指導員や手話の通訳の勉強もしています。

かずみ

今後の展望:「ヨガの世界の中でのノーマライゼーション」を目指して

Chigusa

ヨガだけでなく、さまざまな方法でシニアの方やハンディキャップがある方の健康サポートができそうですね。そういった資格を活かしながら、今後の活動をしていく予定でしょうか?

はい、そのつもりです!今後やりたいこと、また私の願いとして「ヨガの世界の中でのノーマライゼーション※」があります。高齢者、障がいの有無、年齢や社会的マイノリティを含めた方々とともに生きること、それがヨガにも普及させていきたいと考えています。
※ノーマラーゼーションとは障がいの有無や年齢に関わらず、すべての人が同等に生活できる社会を目指す考え方

かずみ

Chigusa

素敵な想いですね。

ヨガ講師として、形にとらわれず、目の前にいる方に必要なことを、智慧と経験を生かし、工夫をして、ヨガの大切な部分を伝えていくことを続けるつもりです。例えば、シニア世代でも気軽にトライできる「やさしいヨガ」や楽しく続けられる運動指導をしていくことや、ろう者の方がストレス無くヨガに集中できる環境のレッスンを考え指導していけたらと思っています。

かずみ

Chigusa

かずみさんならではの、今までの経験を活かしながらできる内容ですね!

ありがとうございます。ヨガの講師の前に人としての在り方、ヨガ哲学ヤマニヤマの教えを大切にしながら愛のあるヨガクラスを作っていきたいと思っています。シニアの方、ハンディがある方に限らず、レッスンをする中での気づきを大切にして、お互い支え合いながら、周りの方に感謝しながら活動していきたいです。
そして必要な方にヨガが届き、世界中にヨガの輪が繋がりみんな笑顔で幸せになることが私の願いです。

かずみ

Chigusa

目の前の方のことを想い、考えながらヨガを伝えているかずみさんだからこそ、その思いやりや愛の輪を広げていく姿が想像できます。本日はかずみさんの活動について、またヨガへの思いを共有いただきありがとうございました!幅広い方にヨガを伝えているかずみさんの経験談が、あと一歩を踏む出せない方の背中を押したり、どうやって活動をしていくか悩んでいる方の役立つと思います。

さまざまな分野でヨガを伝えているかずみさんとのインタビューで印象的だったのは、自分が好きなこと(ヨガ)を他の人にも伝えていきたいという熱や、そのためには失敗することを恐れない姿勢です。

自ら考え、行動しつづけていくことの大切さに改めて気づかされました。

また、ヨガインストラクターが増えている中、自分の興味があることを深めることで唯一無二の存在になれるのではないかと思います。かずみさんの今後の活躍も楽しみにしております。

▼憧れのヨガインストラクターへ!ヨガの資格取得なら

「ヨガスクールFIRSTSHIP」の無料カウンセリングへ!

FIRSTSHIP
PR

総合満足度No.1ヨガスクール(※)
国際ヨガ資格取得なら
FIRSTSHIP(ファーストシップ)
スクール&コース詳細はこちら
※アイディエーション調べ:2023年6月

一緒に働く仲間を募集しています

この記事を書いた人