【ヨガポーズ解説】「がっせきのポーズ」で、気持ちも骨盤も整える

「がっせきのポーズ」は、深いリラックスも味わえる

がっせきのポーズの「がっせき」は漢字で書くと「合蹠(がっせき)」。この「蹠(せき)」は、足裏を意味しますので、がっせきという言葉の意味には足裏を合わせるという意味があります。

「がっせきのポーズ」は、骨盤を安定させ、足の裏を合わせて、背筋をスッと伸ばすことで股関節がゆるまります。

がっせきのポーズは、膝を開いて座り足の裏を合わせます。両手で足先をつかんだら、かかとにカラダを引き寄せます。

骨盤をたてて背筋を伸ばし、安定したら両ひざを下ろします。

状態が安定したら、気持ちよく背筋を伸ばした状態で3呼吸を繰り返します。カラダの力を抜いた状態で、がっせきのポーズをしながら呼吸を繰り返すと、深いリラックスを味わうことができます。

また、股関節をゆるめ、骨盤を調整するがっせきのポーズは、骨盤内の血流が促され、内臓の働きも良くなります。

骨盤の左右のバランスを整え、骨盤周りの筋肉をほぐすことから内臓の働きも良くなり、生理痛やPMSなど婦人科系の不調の改善にも効果があるのが「がっせきのポーズ」です。

【がっせきのポーズのポイント】

・リラックスして肩の力を抜く
・軽く胸を開き、肩を後方に引く
・胸を引き上げて背筋を伸ばす
・骨盤を立てる

がっせきのポーズをとるとき、股関節が硬い人は膝の下に丸めたタオルを置いて、膝の位置を高くすると楽にがっせきのポーズをとることができます。

がっせきのポーズの効果：腸を整える、婦人科系の不調の解消、快眠

さらにがっせきのポーズの効果を高めたい方は、がっせきのポーズの状態で、上体を前に倒す「がっせき前屈のポーズ」にチャレンジしてみましょう。

息を吐きながら前屈をし、肩を下げて余分な緊張を抜いて5呼吸キープします。

ご自身のカラダと向き合って、心地よいところでキープをして、がっせき前屈のポーズを楽しみましょう。

ぜひチャレンジしてみてくださいね♪

※アプローチ部位、サンスクリット語の読み方などは、ヨガポーズ一覧「がっせきのポーズ」でご紹介しています。

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