ヨガのある生活で、毎日を心地よく。
心もカラダもハートフルになれる手のひらメディア。

この連載「ヨガと人と。」では、ヨガ講師・ヨガインストラクターである私、山下真由実がヨガと出会ったこと、また旅先やヨガを通して出会った人、ヨガ哲学の教えから学んだことなど、経験したことを皆さんにお話ししていきます。

前回のお話しは『【連載】「ヨガと人と。」~あの日のバナナが、今でも私に教えてくれること~』でした。

今回は『【連載】「ヨガと人と。」~思い込みが生んだ、思わぬ勘違い~』をお話しします。

それは日焼け止め…のはず

アシュラムには、国に帰る人がいらないものを置いていく再利用ボックスがあり、捨てるにはまだ忍びないあれこれが、その再利用ボックスにいろいろと寄付されていました。

ある日、なんとなくその再利用ボックスをのぞいてみたら、日焼け止めと思われるボトルが置かれているのが目に止まりました。

そのボトルには「je suis le soleil」というフランス語が書かれていて「太陽」という意味だということだけは、私にも読むことができました。

今であれば、スマートフォンの翻訳機能を使って調べられるのですが、当時はそんな便利なツールはありません。しかも私が持っていたのは和英辞書のみで、フランス語を調べることはできませんでした。

ちょうどその頃、私が普段使っている日焼け止めが切れていて、生活物資を調達する目的で街に出る予定もしばらくなかった私は、その日焼け止めをもらうことにしました。

なんだかおかしい、その日焼け止め

日差しが強いバハマで日焼け止めは生活必需品であり、とても重要です。

普段使っている日焼け止めを切らしていた私は、あの時再利用ボックスで見つけた「日焼け止め」であろうあのボトルを、毎日顔にもカラダにも塗っていたのです。

が、使い始めて数日で私の肌に異変が起きました。

日焼けしすぎて顔の皮膚がむけてボロボロになってしまったのです。

おかしいな、と思いながらも皮膚の上にせっせと日焼け止めを塗っていたのですが、さらに皮がむける始末。

一体なぜなのか、私にはわかりませんでした。

パリパリになった皮膚がめくれはじめ、徐々に話をする人々の視線が皮のむけているところに集中するようになってしまったため、私は「これはおかしい!」と思い、真剣に悩み始めました。

ある時、友人の一人が、一向に良くならない私の顔をまじまじ見ながら、どうしてそうなっているのかと聞いてきました。

私は、「理由がわからないの、日焼け止めもちゃんと塗っているのにどんどん皮がむけちゃって…。」と言いながらボトルを見せました。

するとそのボトルを見た友人は笑いだすではないですか。

余りに笑って涙を浮かべている友人に、このボトルにプリントされたフランス語はなんて書いてあるのかと聞くと、「それは日焼け用オイルだよ!」と教えてくれました。

日焼け止めが、日焼け用オイルだったとは・・・。

私は日焼け止めと思い込んで全く疑わず、日焼け用のオイルを毎日せっせと塗り込んでいたのでした。

思い込みは怖いですね。

「太陽」しか読めなかったのに、私はそこから自分にとってほしいもの=日焼け止めを連想し、そう信じてどんどん日焼けをしていきました。

皮がむけてひどい状態になっていたのにも関わらず、使っているものを全く疑わなかったのです。

結果的にそのオイルを使わなくなってから1週間ほどで症状は治まりましたが、なぜあの時ちゃんと調べずに盲信したのか、今更ながら不思議に思います。

思い込みを捨てて、まっさらな心で正しく見ること

カラダは様々なことを発信し、伝えてくれます。当たり前のことですがサンオイルをたっぷり塗って日に当たれば日焼けをしますし、カラダに合わないものを食べたらおなかを下したり湿疹ができたりします。

しかし頭の中で「間違いない」「問題ない」と思い込んでいると、そういったカラダからの情報がきちんと受け取れなくなることがあるのです。

私は思い込みで事実を見ない危うさを、カラダのダメージと共に心に刻みました。

カラダの声を聞き、今の自分に合ったものを選択していくためにも盲信には注意を払っていきたいと思っています。

みなさんも、どうぞカラダの声を素直に受け取れるように、感じる力をヨガで磨いていってくださいね!

【インタビュー】ヨガはちょっとした不調を整える「セルフメンテナンス術」。山下真由実さん

【PR】『ヨガ哲学の世界』連載中のインストラクターからヨガを学ぼう!

▼体験レッスン・オンライン説明会受付中
ヨガスクール FIRSTSHIP

Lapre(LAVAオンラインストア)
PR

植物由来・無添加・
オーガニック生活をはじめるなら
ヨガする人のための Yoganic Life ヨーガニックライフ

ダウンロードはこちらから

この記事を書いた人