1日1分、経絡やツボをさわって流して未病予防
皆さん、お元気さまです。東洋医学普及活動家の羅予澤(らよたく)です。
私が日々勉強している東洋医学の観点では、心とカラダに影響を及ぼす一つの要素として「経絡」や「ツボ」があります。
これから皆さんに、1分で読めて、1分セルフケアするだけで、ご自身の健康への気づきが得られ、簡単に未病予防ができる対処法をお伝えしていきます。
【腕の滞りはどこ?その7】
前回は【連載】1分で読める!健康への「気づき」~息切れ・緊張・更年期にも効く万能のツボ「労宮(ろうきゅう)」~にて、心包経の役割を紹介しました。
今日は、心包経のチェックポイントについてお話しします。今回も、いつも私が使っている経絡の図で説明しますね。
【心包経】
心包経は、心臓の働きを司る経絡で、肉体の心臓を動かすエネルギー(気)が流れる道です。
胸骨あたりからスタートする心包経は、横隔膜を下り、下腹部の小腸に連絡します。
その支脈は胸をめぐり、側胸部に走り、上行して腋下に至り、腕内側の中央を通り、掌に入り、中指の先端に出ます。
心包経が滞り、その働きが低下してしまうと、
1. 掌の熱感、腕の痙攣(けいれん)
2. 側胸部の膨満感
3. 動悸
4. 赤面
5. 目が黄色になる
6. 笑いたがる
7. 心部の痛み
8. 腋下の腫れ
などの諸症状がでやすくなります。
では、心包経の滞りのチェックポイントを見てみましょう。
(1)両手の掌の真ん中を押してみてください。
(2)上腕の内側の中央を押してみてください。
(3)腋下の真ん中を押してみてください。
(1)~(3)を押したとき、
・痛いところがある方は、心包経の滞りがあります。
・押して気持ちがいいと感じる方は、心包経の気が弱いことを意味します。
・痛くもかゆくもない方は、正常です。
次回は「心経」の話を共有します。不眠やストレスでお悩みの方々、ぜひお見逃しなく♪
次回もどうぞお楽しみに♪
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