皆様、こんにちは!
ホットヨガスタジオLAVAのトップインストラクターとしてLAVAの店舗や、オンラインヨガUCHIYOGA+にて、ヨガのクラスを担当しています、元石卿子(もといしきょうこ)です。
前回のコラム「【連載】私に寄り添うフェムケアヨガ–第5話–フェムゾーンとライフステージ別のケアについて」では、なかなか人には聞きにくいフェムゾーンについてお伝えしました。
今回は、こちらもなかなか聞きにくい!「みんなのリアルなフェムケア事情」についてです。いろんな人に私がインタビューしてリアルなフェムケア事情をお届けします♪
トップバッターを務めるのは何を隠そうこの私、元石卿子が皆さんにフェムケア実体験をお届けします!
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ホットヨガスタジオLAVA
働く女性としての、私とフェムケア
私は大好きなヨガを多くの方に伝えるために、現在ホットヨガスタジオLAVAのトップインストラクターとして活動しています。
日々いろんな店舗を回りながら、ヨガレッスンをほぼ毎日2~4本のペースで担当しているのですが、カラダを動かすことが多い仕事柄、体調管理にはとくに気を付けています。
中でも、毎月訪れる生理に伴う心とカラダのケアはより一層大切にしています。
ヨガインストラクターという仕事をしている以上、生理の度に毎月ダウンしていられないというのが現実なので、体調のムラを極力少なくしながら過ごすことは、いつも大きなテーマとなっています。
そして、何より心とカラダの健康を大事におもう「ヨガ」を伝える立場だからこそ、「一人でも多くの方に共感し、実体験から伝えられることを増やしたい」と思い、自分の心とカラダに日々目を向け、その都度試行錯誤しながら過ごしています。
しかし、改めて振り返ってみると、インストラクターとしての活動を続けるために、これまで積み重ねてきた経験すべてが、「私自身に寄り添うフェムケア」の実践だったということを、この連載を担当して気づかされました。
一見、新しいもののように思えるフェムケアは、私が私らしく、大好きなことを続けるために、既にしていたものばかりだったのです。
自分のことをお話するのは正直少し恥ずかしいのですが、この経験談をシェアすることで「私だけじゃない」「何かできることが私にもあるかも」など、皆様がフェムケアを前向きに捉えられるきっかけになればという想いで綴っていきます。
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ヨガインストラクターと生理
ヨガインストラクターをしていると、「生理中でもレッスンをするんですか?」「生理前に気分のアップダウンはありませんか?」など、生理に関する質問をよくされます。
ここでまとめてお答えしておきましょう。
生理中もレッスンは担当しています。そして勿論、気分のアップダウンもあります。
(あくまで私個人の場合ですよ!)
ホットヨガスタジオLAVAのレッスンスケジュールは1ヶ月単位で組まれているため、たまたま生理2日目の大量出血中に強度が高いクラスを担当することや、ものすごくテンションが低い日に、音楽に合わせてノリノリに動くようなレッスンを行うこともよくあります。
それこそ、フェムケアを意識する以前のインストラクターになりたての頃は、生理周期や体調・メンタルのアップダウンを全く把握できておらず、レッスン直前になっても気持ちの切り替えができず、苦しんだこともありました。
他にも、レッスン中に予期せず生理が来ちゃったかも!?と、ウエアに経血がついていないかドキドキしながら過ごしたり(きっと不自然な動きをしていたはず・・)、レッスン中に突然腹痛が襲ってきて、皆さんが安らぎのポーズをしている最中に、冷や汗を流しながらジッと我慢した経験も。
今だから笑って話せますが、あの頃は本当に必死でした。
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一人の女性としての、私のフェムケア
だからこそ、こんな経験を経て私がたどり着いた対策法は、1ヶ月単位での自分のサイクルを自分自身がきちんと把握すること。
そして、できる限りの備えをしておくことです。
例えば、私は生理前の一週間、特にイライラしやすく、食欲も増しカラダや気持ちのコントロールがしづらくなります。おまけに肌荒れもしやすいので、鏡をみることさえ憂鬱になりがちです。
1ヶ月の中で生理中以上に、この期間が一番モヤモヤしてきつく感じていました。
そのため、この時期をいかに快適に過ごすかが、私のフェムケアポイントです。
私がいつも実践しているいくつかの例をご紹介しますね。
【私のフェムケアポイント】
・いつでも生理がきても良いように、使い心地の良いお気に入りの生理用品を持ち歩く。
・万一の時に備えてレギンスの色を暗めのものに切り替える。
・胸が張った時のためにトップスのパッドを多めに用意する。
・デリケートゾーンの不快感を少なくする為に、お風呂でのセルフケアを入念にする。
・カラダを冷やさぬよう、レッスン後はすぐに着替える。
・栄養バランスが偏り過ぎないよう自炊を心がける。
・予定を詰め込み過ぎないようスケジュールにゆとりをもたせる。
などなど・・。
こうして、少しでも生理がくる不安を解消しつつ、且つ快適に過ごせるように身の回りを整えておくことで、気持ちやカラダ、生活全体に随分ゆとりがうまれるようになりました。
特別なものを使わなくても、自分のライフスタイルや心とカラダの変化・特徴を振り返りながら、備えや工夫をすることは、心とカラダに寄り添い自分自身を大切にする、立派なフェムケアのひとつです。
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チームワークで叶うフェムケア
自分のライフスタイルや特徴に合わせたケアをすることと同じくらい、周りとの付き合いを深めることも私のフェムケアを支える大きな力となっています。
例えば、一緒に働くインストラクター仲間とは、お互いの生理のタイミングを伝えていることが殆どです。
「○○ちゃんは、今生理中だから、ゆっくり休憩に行ってもらおう」や、
「私は今生理が終わって絶好調だから何でも任せて~!」など。
お互いを知ることで、できる配慮が沢山あります。
また、時には「私いますごく落ち込んでるんだけど、ちょっと話聞いてもらっていい?」と、誰かを精神的に頼ることも。
このように、職場で頻繁に接する仲間だからこそ、誰にでも多少のゆらぎがあることを互いに理解し、思いやりを持ってサポートすることで、チームとして毎日を快適に過ごすことができています。
私たちは、それぞれが自分自身を大切にするという責任をもっています。
だからと言って、決して一人で生きているわけではないはずです。
ここで紹介したことと同じようにとはいかずとも、一緒に過ごす家族やパートナー・職場の仲間・友人など、自分の周りにいる方とコミュニケーションをとり、時に頼ったり、頼られたりしながら過ごすことは、きっと私たちの毎日を快適にする大事な行動です。
自分を大切にするのと同じくらい、誰かのことも大切すること。
そうやって互いを尊重し合いながら過ごすことで、フェムケアは成り立っていくのだと思います。
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普段なかなかお話しすることが少ない、私のフェムケア実体験。いかがでしたか?
フェムケアを意識しはじめてから、日々の生活や周囲との関係までも大切にするようになりました。
そして、「自分のカラダのことをもっと知りたい!何かできることはあるかな?」と、必要に応じてフェムケアの知識もマイペースに取り入れられています。
急いで新しいグッズを購入したり、本を読み漁ったりしなくても、日常を振り返り、自分や周りを大切にすることから、ぜひ「あなたらしいフェムケア」を始めてみてください。
この記事を読んでくださっている方は、年齢や職業・過ごす環境ももちろん様々ですが、共感し、自分に置き換えて一歩前進できるヒントが見つかれば幸いです。
それでは、次回は引き続き「みんなのリアルなフェムケア事情」についてのインタビューを配信予定です。
お楽しみに~♪
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