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調味料や乳製品など、私たちの食生活に欠かせない存在である発酵食品。その種類はさまざまですが、発酵食品を生み出す「菌」が複数あることをご存知ですか?

今回は特にアンチエイジング効果が期待できる発酵食品について、ご紹介します。

【1】麹菌:肌のターンオーバーを促す「甘酒」

麹菌は、米や麦といった穀物に付着して発酵食品をつくりだします。味噌や醤油、みりん、日本酒などがあげられますが、これらは和食にとって欠かせないものばかり。

そのため麹菌は、「国菌」とも称されています。

麹菌で注目したいのは、ビタミンB1・B2・B6といったビタミンB群を多く含むこと。血行を促進して代謝を上げる作用があり、肌のターンオーバーにも嬉しい効果が期待できます。

麹菌の食品グループのなかで特に女性におススメなのが甘酒です。甘酒が「飲む点滴」と呼ばれるのは、ビタミンB群が多く栄養があり疲労回復をサポートするからです。

また甘酒に含まれるオリゴ糖は、腸内で善玉菌のエサになることをご存知ですか?

オリゴ糖には、腸の調子を整えて便秘を解消するほか「アンチエイジングの大敵」とも呼ばれる活性酸素の発生を抑える働きがあります。

甘酒を選ぶときのポイントは、原材料をしっかりチェックすること。米麹からできている自然な甘みの甘酒のほかに、酒粕に糖分を添加しているものもあるからです。

甘酒は、そのままはもちろん、トマトジュースと豆乳で割ると、また違った味わいが楽しめます。

【2】納豆菌:腸活に役立つナットウキナーゼが魅力の「納豆」

納豆は、納豆菌が蒸した大豆を発酵させることでできる食品です。注目したい成分は、ネバネバに含まれるナットウキナーゼです。

タンパク質の分解酵素であるナットウキナーゼは、腸内環境を整える心強い味方。熱や胃酸に強く腸に届きやすいため、持続的な整腸作用が期待できます。

健やかな腸内環境を保つことで、肌のコンディションも改善されていきそうです。

納豆の原料である大豆には、抗酸化作用を持つイソフラボンがたっぷり。また、納豆へと変化することで、肌の健康を保つビタミンB2が増加することがわかっています。

納豆を食べるときは、ネギやシソといった薬味を加えれば、不足しがちなビタミンCを補うことができます。

また、同じ発酵食品であるキムチと合わせることで、整腸作用のさらなる相乗効果が期待できます。

【3】酢酸菌:メラノイジンが抗酸化作用を発揮する「黒酢」

酢酸菌は、アルコールを酢酸に変える菌の総称です。酢酸菌には、疲労回復のほか、高血圧の予防にも効果があり、食後の血糖値を抑制する働きを持ちます。

また、酢酸菌には発酵の過程で膜をつくるものがあります。独特な食感が楽しめるナタデココは、意外にも酢酸菌を利用した発酵食品です。

酢酸菌からなる食品のなかで、特に女性におススメなのが黒酢です。

玄米や大麦を発酵させ、一般的な酢よりも熟成の時間が長い黒酢ですが、注目したいのは、熟成を重ねることで増える成分・メラノイジン。

強力な抗酸化作用で老化防止をサポートするため、黒酢は、アンチエイジングの心強い味方といえます。

黒酢は、お湯割りにして飲むほか、料理の調味料としても活躍します。酢豚や鶏の照り焼きなどで黒酢をたっぷり摂りましょう。

発酵食品で毎日を快適に♪

甘酒・納豆・黒酢は、私たちの食生活に取り入れるうえでもとても身近にある食品といえます。

毎日取り入れるには、いつどこにどんな形で取り入れるか考えるだけでも楽しくなりますね♪

ぜひ皆さんも、発酵パワーを味方につけて若々しく元気に毎日を過ごしましょう♪

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