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心とカラダの巡りを整える 羅さんの未病予防ってなぁに?

皆さん、こんにちは。「羅さんの未病予防ってなぁに?」東洋医学普及活動家の羅予澤(らよたく)です。

東洋医学の考え方をもとに、未病予防や体質改善について、さまざまな事例を交えてご紹介していきますね。

体質に影響する歳運(さいうん)

前回は、「東洋医学の視点から見る「体質改善」-その2-生まれたときの情報=運気」についてご紹介しました。

今回は、運気と体質と病気の関係についてお話します。

東洋医学の「五運六気(運気学)」の視点からみると、人の体質に大きく影響する外部要素が3つあります。

【1】生まれる年の歳運
1月21日の大寒から翌年の1月20日まで通年の気候を司る運気

【2】気候の気
上半期の気候を影響する司天之気(1月21日の大寒から7月22日の大暑までの半年)
下半期の気候を影響する在泉之気(7月23日の大暑から翌年の1月20日までの半年)

【3】生まれる月の気候を左右する主気と客気

【1】の歳運は、干支の中の十干と五行の対応関係に基づき、10年サイクルで変わります。これによって、毎年の気候特徴が大きく異なります。

例えば、2022年の干支は壬寅、壬の年の歳運は太木です。2023年の干支は癸卯、癸の年の歳運は少火です。

太木、つまり、木の気が強すぎることです。

木の気は、春の暖かい気ですので、木の気が強すぎると、通年の気候が暖かい傾向となります。昨年の記録的な猛暑の要因の一つは、この太木の歳運にあります。

これに対して、少火、つまり、火の気が足りないことです。火の気は、夏の熱い気ですので、火の気が足りないと、通年の気候が暑くない傾向となり、冷夏の可能性が高いです。

今年の1月に入ってから、10年に一度の寒波が襲うニュースが世界各地でよく報道されるのは、このためです。

生まれ年で分かる体質

東洋医学によると、木の気に対応するカラダの臓腑は、肝と胆です。木の気が強すぎると、肝胆の急病が発症しやすくなります。

昨年、世界各地で原因不明の急性肝炎の患者が急増したWHOの報告の背景には、この太木の歳運にあります。

このため、太木の歳に生まれた人の場合、頭痛持ちの体質になりやすいです。(肝胆の経絡が頭を通るため)
※東洋医学の臓腑の概念は、西洋医学の内臓の概念と異なります。

これに対して、火の気に対応するカラダの臓腑は、心と小腸です。

火の気が足りないと、心臓の慢性病が発症しやすく、お腹の冷えやカラダの冷えの症状が多発します。このような少火の年に生まれた人には、冷え症の体質が多く、お腹の冷えによる下痢の症状が出やすいのです。

木剋土、水剋火などの五行の生剋関係から考えると、木の気が強すぎる太木の年に、少土(土の気が足りない)の年生まれの人(9の年、例:1969年、1989年)は、体調崩しやすくなります。

同様、火の気が足りない年生まれの人(3の年、例:1973年、1993年)は、水の気が強すぎる太水の年(6の年、例:1976年、1996年)になると、カラダの調子が悪くなりがちです。

毎日健康でいられれば越したことはありませんが、カラダは日々変化します。

体調不良になることも、自然の流れです。また、人それぞれ体質がことなるため、予備知識としてこのようなことを知っておくと、体調がすぐれない時も「こういうことか!」と解決の糸口になるかもしれないと、私たちは考えています。

そして、予め知っておき、予防することが未病予防にもつながります。

次回は、「東洋医学の視点から見る「体質改善」-その4-運気と体質との関係について」についてご紹介します。

お楽しみに♪

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