1日1分、経絡やツボをさわって流して未病予防
皆さん、お元気さまです。東洋医学普及活動家の羅予澤(らよたく)です。
私が日々勉強している東洋医学の観点では、心とカラダに影響を及ぼす一つの要素として「経絡」や「ツボ」があります。
これから皆さんに、1分で読めて、1分セルフケアするだけで、ご自身の健康への気づきが得られ、簡単に未病予防ができる対処法をお伝えしていきます。
【足の滞りはどこ? その3】
前回、【連載】1分で読める!健康への「気づき」~一番長い経絡「胃経」をセルフ診断~では、胃経の滞りのチェックをご紹介しました。
今回は、足の内側にある3本の陰の経絡(脾経、肝経、腎経)のうちのひとつ、「脾経(ひけい)の滞り」をチェックしましょう。
分かりやすいように私が普段から使用している経絡図をご覧ください。
まず、両足の内踝(うちくるぶし)から脛(すね)の骨・頚骨(けいこつ)と筋肉の隙間に沿って親指で1センチずつ、押してみてください。
脾経が詰っている場合、内踝の上5~6センチ辺りの「三陰交」というツボから膝下の「陰陵泉」というツボまでの間に、痛いところがいくつかあるはずです。
合わせて、太ももの内側の真ん中辺りにある箕門(きもん)も、かなり痛い場合が少なくありません。
脾経が滞り、その働きが低下してしまうと
1.むくみやすい
2.セルライトができやすい
3.生理痛(特に「三陰交」の辺りが痛い場合)
4.生理不順、不正出血
5.子宮筋腫、卵巣膿腫(特に「三陰交」の辺りが痛い場合)
6.太りやすい
7.食後の膨満感
8.ガスやゲップが出やすい
などの諸症状がよくあります。
五臓の中の脾の機能のひとつは、水分を水蒸気に変えることです。
この機能が低下してしまうと、水分が水蒸気ではなく、液体のままでカラダに溜まってしまい、カラダがむくんでしまいます。
液体状の水が多くなると、その中に老廃物が溜まりやすく、セルライト、子宮筋腫や卵巣嚢腫などの症状が多発してしまいます。
これらの症状がある方、また予防をしたい方は、脾経の経絡、特に三陰交から陰陵泉までの経絡を、ゆっくりマッサージすることをおススメします。
お風呂上りや、寝る前、デスクワークをしている方はちょっとした空き時間にほぐしましょう!
毎日コツコツ続けることで、未病予防にもつながります。
次回は、ほかの経絡の滞りをチェックしましょう。
皆様の未病予防と健康増進に役立てば幸いです。
次回もどうぞお楽しみに♪
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