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本日のお悩み

締め切りに振り回されています。守らなきゃと思いつつ、守れなくて自己嫌悪。こんなんじゃ信用されませんよね…。社会人の基本なのにと落ち込みます。

こんにちは、哲子です。本日もお悩み相談ありがとうございます。

今年の冬は冷たい風の強く吹く日が多かった気がいたしますが、ようやくうららかな春へ季節が移ることも感謝ですね。

皆様、いかがお過ごしでしょうか?

東京でも雪が舞って、最初は「わ〜♡」と思うんですけれどもね。路面が白色に覆いつくされる頃には、「あら、私は無事に家に帰れるのかしら…」と不安に思ったのでした。

誰かが雪かきしてくれることも、安全に家へ帰れることも、当たり前なんてことは何もない。奇跡の積み重なりというものです。

「当たり前の反対は感謝である」と私の尊敬する師はおっしゃっていました。

さて、日々仕事をしていると、色々な締め切りがありますね。小さな口約束から、これは絶対に外せない!という大きな約束まで。締め切りを自分で設定できるものもあれば、この期限までに必ず!と言い渡されるものもあります。

今、お悩みのあなた様は、その約束が守れないとおっしゃる。締め切りを守れず自己嫌悪、落ち込んでいるというわけですね。

哲子にも身に覚えがあります。皆さんとお話ができるこの場にも締め切りはあります。どちら様のお悩みにどうお応えするか、そして、この内容でどうかしら?と哲子の回答をお出しする締め切り。

いずれの締め切りも、この場を守ってくださっている方との大切な約束だけれど、いろいろな出来事が重なって「ごめんなさい、こちらの締め切りは調整できますか?」と相談することは、ままあるわけですね。

締め切りは、あなた様からのバトンを次の方に「よろしくね」と渡す約束の日です。
誰一人として、その方の力だけで物事が完結しているということはありません。「締め切りが多い」ということは、それだけあなた様からのバトンを待っている人が沢山いるということです。

あなた様の手から次の方へ。そしてまた次の方へ。
そうして仕事はつながり、出来上がっていくものです。

もし、「締め切りに振り回されている」と感じるならば、違和感をきちんと言葉にしてみましょう。締め切りの大半は、お相手があって設定されるものですね。

お相手と締め切りの約束をする時に、「この締め切りだと△△なので私には厳しく、この日はどうですか?もしこの日であれば●●はできますが、✕✕は難しいので、▲日を提案します。いかがでしょうか?」伝えること。

あなた様は唯一無二の存在。あなた様と同じ方はいません。ということは、あなた様の頭の中も心の有様もまったく同じである人はいないということ。伝えなければ、分からない。伝えることで、分かってもらえることは沢山あるのですね。

それが約束を守るお相手への誠意であり、自分自身を守ることにもつながりますよ。

それに、共に仕事をするお仲間も、あなた様が締め切りに振り回されてアンハッピーだと知ったならばどうかしら?共に生きる隣人として、それは私も嫌だなぁと思われるかもしれない。あなた様が伝えることで周りが気づくことは多くあるのです。

仕事はハッピーな方がよろしい。先の、誰かがしてくれた雪かきであり、安全無事に家へ帰れるように働いてくださる物事であり。
自分が果たすべき役割・仕事をしっかり遂げて、次の方へバトンをつないでまいりましょう。

本日のお言葉

足るを知り、最強の幸せを手にする
サントーシャッート アヌッタマスカラーバハ
ヨーガ・スートラ 2章42節から抜粋
仕事の締め切りは次の方へバトンを渡す約束の日。一人で完結する仕事はありません。あなた様がベストを尽くした、よりよい仕事を次の方へ。そうして世界にはハッピーが積み重なっていくはずです。

またお会いしましょうね♪

ヨガ哲子

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