本日のお悩み
今年からフリーランスのヨガインストラクターとして働き始めました。レッスンの適正価格がいくらなのか、まだ迷っています。自分の価値をお金に換算するってなんか気が引ける、自信がないなぁ~
皆様、ごきげんよう。哲子です。
本日もお悩み相談ありがとうございます。
このコーナー「ヨガの知恵でズバッと解決 教えて!ヨガ哲子の部屋」を担当させていただいて、およそ2年半が経ちます。おかげさまで読者やファンの方も増えて、お便りやお声をいただくことが多くなってまいりました。ありがたいことです。
「ずっと読んできました!有名人に会った気持ちで嬉しい!」
「あのお悩み、僕も共感でした。同じく悩んでいる人がいて、なんかホッとしちゃいました」
そう、皆さん悩んでいるのです!誰に言うこともなく、一人で悶々と。そんなお悩みに触れる度に、もっと皆さんが生きやすくなればいいな〜と、そんな想いでこのコーナーを続けております。
(繰り返しますが、普段、十二単衣は着ておりません。あしからず!笑)
さてさて、本日のお悩み。
あらまぁ、ズバリ、ヨガとお金!
ヨギーは奉仕の精神だから・・・とか、ちょっと誤解されやすいですよね。うんうん。
対価は感謝のしるし
数多の仕事があり、その対価としてお金が巡っておりますね。同じような商品も、これは1,000円、あれは3,000円、一体どこが違うの?!と思うことが多々あります。
ヨガも同じ。この先生のクラスは1,000円、でもあの先生のレッスンは3,000円。その値付けの基準は先生と生徒さんのバランス関係にあるかしら?と哲子は思いますが、フリーランスのヨガインストラクターとして働き始めたあなた様にとっては大きなお悩み、ですね。
こんな時、哲子は、「対価は感謝のしるし」と思うようにしています。
ヨガのレッスンを提供する側も、享受する側も、双方の関係があって成り立っているもの。どちらが欠けても、その関係は成り立ちませんね。
「3,000円分のレッスンを提供しなければ…」とか、「値段が高いと思われたらどうしょう…」など、先生の悩みは尽きないはず。本当におつかれ様です。
肩に力も入りやすくなるし、それが原因で本来のあなたらしさが詰まったレッスンが提供できなくなったら元も子もないじゃない!
ヨガインストラクターという、とても社会意義の高いお仕事を選ばれて、フリーランスとして独り立ちしていることに、どうぞ自信をもってほしいわ。生徒さんも、自信のない先生からはヨガを習いたくないかもしれないわよ(笑)堂々と、伸び伸び、レッスンをなさってください。
人は、共感・応援できるものにお金を使う
お金の使い方は、ある程度、ご自身で決められるものと哲子は思っております。お金がいっぱいあっても、心もとなくても、そのお金をどう使うかは所有者の意思決定です。
つまり、お金の使い方はご自身で決められるのです。
人は、共感・応援できるものにお金を使うものなのですね。その額が大きくても、小さくても、心が動いた証拠として、その対価を支払うように思います。
この真実は、私たちにとって、とても大きなチャレンジであり、心強さですね。
ご自分のお仕事(対価)が大きければ、それだけ多くの人を感動させたのでしょうし、小さければ、まだまだ伸びしろがあるのかもしれません。成長のチャンスがある、ということでしょう。
ご自分の尊厳を守り、サステナブルであるために、お金の行き来は大切。
向き合えばその真価が見えてくる(避ける対象ではない)ということを心に留めておきましょう。
ご自分のお仕事への自信は、ご自分で高めていくしかありません。「自信がないなぁ~」なんて尻込みしてないで!胸を張って、堂々と、伸び伸びと、このお仕事を選んで私はたくさんの生徒さんを幸せにしているのだと、誇りを持って日々のレッスンに向き合っていただきたいなと思います。
目の前の生徒さんに心を尽くしてレッスンをするのです。そうしたら、生徒さんは、きっとあなた様のレッスンに心が動き、共感・応援してくれるのだと思いますよ!
本日のお言葉
- タタ アニマーディ・プラドウルバーヴァハ カーヤサンパット ダルマ・アナビガータシュチャ
ヨーガ・スートラ 3章45節から抜粋 - 自分を知る人は悩みません。あなた様という存在は唯一であり、普遍です。あなた様にしかできないレッスンがあり、お仕事があるはずです。それを追求して、一人一人の生徒さんに心を尽くしていきましょう。
またお会いしましょうね♪