一本でもニンジン♪とうとう登場です!
こんにちは。フードヘルスコーチの安井シンジです。
11月は秋から冬へ移り変わる時期。
気温もぐっと下がるので、カラダが冷えやすく全身の血の巡りが滞る時期でもあります。
寒さが増して、厚手の服を着るようになるため、肩も凝りやすくカラダの不調を感じる方もいるのではないでしょうか?
寒さなどの外的要因は、どうしようもありませんが、「食べること」は心とカラダを整えるために大変重要なことです。
季節を感じながら、栄養満点の旬の食べ物を食べ、エネルギーチャージをしましょう!
さて、今回のテーマはニンジン
ニンジンって野菜の中ではメジャーな顔ぶれなので、今さらニンジンを出しても「おっ!」という感じはないかも知れません。
今回は安井シンジがニンジンの魅力を再発見する旅に皆さんをお連れしたいと思います。この記事を読んだ後は、きっとニンジンが食べたくなるはず!
1年中、手に入るニンジン。でも旬は今!
ニンジンは1年中スーパーに並んでいるため、「旬はいつ?」と聞かれると「・・・」と考えてしまいますよね。
ニンジンの旬は年に2回あり、4月~7月に旬を迎える「春夏ニンジン」と11月~12月に旬を迎える「冬ニンジン」があります。
冬ニンジンの方が甘味も栄養価も増すため、今の時期のニンジンは1年の中で一番美味しくカラダにとって良い効果が期待できます。
甘味も凝縮されているため、ニンジン嫌いのお子様などは、この時期のニンジンを工夫して調理すれば、ニンジン嫌いを克服できるかもしれませんね。
カラフルなのには意味がある!オレンジ色の秘密
僕は「カラフルプラント料理クリエーター」としても活動しており、お野菜のみで作る色鮮やかな料理を日々考案しています。(安井シンジInstagram @shinji_healthcoach をご覧ください)
僕にとってニンジンのきれいなオレンジ色は、料理をクリエイトする際に、とっても重要な存在です。
あの鮮やかなオレンジ色には意味があり、栄養がギュギュっと詰まっているのです。
オレンジ色に含まれるのはβカロテンといって、カラダにとっても良い成分。
ニンジンに含まれるβカロテンは他の緑黄色野菜に比べて格段に多いという特徴もあります。
ちなみにカロテンの語源はキャロットから来ているそうです♪
βカロテンは美と健康の強い味方
βカロテンは美と健康の維持に欠かせない栄養素です。まずβカロテンが持つ特徴として強力な抗酸化作用があげられます。
私たちは酸素を利用して日々エネルギーを作りだして活動をしていますが、酸素を利用すると同時に活性酸素という物質が体内で発生します。
過度の活性酸素はカラダの細胞を傷つけ、シミ・シワなどの老化や生活習慣病などの病気を引き起こします。
そして、この活性酸素の働きを抑えることが「抗酸化」であり、抗酸化作用のあるβカロテンなどの栄養素を含む食べ物を食べることは、カラダを老化や病気から守るために重要となります。
もう一つのβカロテンの特徴は、体内で必要な分だけビタミンAに変換されるという特徴です。
ビタミンAには皮膚や粘膜を丈夫にしたり、視力の維持、免疫力の向上など、たくさんの効果が期待できます。
またβカロテンを上手にカラダに取り入れるにはコツがあります!
それは油と一緒に食べること。
βカロテンは脂溶性のため油に溶けやすい性質があります。そのため、炒め物で食べたり、オイルドレッシングなどで食べたりすると、栄養の吸収率がぐっと上がります。
ニンジンには、その他にも強い抗酸化作用のあるビタミンCやビタミンEを含んでいるため、美と健康維持のためには積極的に食べたいお野菜ですね。
美味しいニンジン、こう選ぼう!
スーパーで買うニンジンは、ほとんど葉っぱの部分が切り落とされた状態で売られています。
その場合、切り口を見ましょう。切り落とされたところに見える丸い軸の部分が小さいものの方が、芯まで柔らかく美味しいニンジンです。
軸が太いものは収穫遅れや育ちすぎのため、甘味が弱く栄養価も落ちてしまっています。また切り口の色が茶色く変色しているものは、収穫から時間が経っているため新鮮とは言えません。
形はキレイな逆三角形でほっそり長いものの方が、きめが細かく舌ざわりが良いと言われています。
当たり前ですが、色は濃いオレンジをしたものを選びましょう。オレンジはβカロテンの色!濃いオレンジには美と健康によい栄養素がしっかり含まれています。
いかがでしたでしょうか?
ニンジンの魅力を再発見できましたでしょうか?
次回はそんなニンジンを使った鮮やか美味しい健康レシピをご紹介します。お楽しみに♪
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