本日のお悩み
私は、遠距離恋愛をしています。彼に会いたくてもなかなか会えなくて、ついイライラしてしまいます。そしてその感情を相手にぶつけてしまうのです。穏やかな心でいたいのに。
本日もお悩み相談ありがとうございます。
あら、好きな人がいて、想いが通じ合っている人がいるなんて、素敵なことだわ。
昔は決められた相手と添い遂げなきゃいけない時代もあったから、自分たちの意思で結ばれるだけでも素晴らしいことよ。
「好きな人に会いたい」、そして「会えなくてイライラする」という気持ち、哲子もよくわかります。
そういう時はまず「イライラしている自分がいる」ということに気づき、そんな自分を思いやってあげること。喜怒哀楽があるのが私たちで、その感情を押さえつけるのもおかしなことよね。
とくに、イライラしたり、怒ったり『しないようにする』ことは意外と難しくて、逆に押さえつけようとするとその気持ちはさらに強くなるもの。イライラしたりする時もあっていいのよ。
ただ、その時に「あ、今私は怒っているな」と、気づきを入れることが、とっても大事なことなの。
「あー私は、いまイライラしているんだな。」って、その感情に気づいているときの自分は、客観的に自分を見ていられるので、心がだんだん落ち着いてくるんです。
ただただもう一人の自分は「イライラしている自分」を見守ってあげるだけ。
そうしたら「あ、私はあの人のことがとっても好きなんだな」と改めて気づいたり、このイライラの原因は別にあるなと発見することもあるのよ。少しずつその感覚を養っていくと、感情のコントロールが上手になっていくの。
そして素直な気持ちで相手に「会いたい」といえたら、きっとその人も素直に受け入れてくれると思うわ。
久しぶりに会えることになったとしても「会いたかったのに~」とイライラをぶつけるのではなく、喜びをもってその方と会える方がよいし、あなたもそれを望んでいるはず。
本日のお言葉
- 知足(サントーシャ)によって、無上の喜びが得られる。 ヨーガスートラ2章42節より抜粋
- 知足(サントーシャ)とは、足るを知る、ということ。 本当の喜びは、外に探しに行って得るものではなく、すでにあるもの。何かの有り無しに関わらず、良しとする。どちらも同じ心で受け入れることを試してみましょう。 好きな人がいること、また今の自分の生活に目を向けて、あることに意識を向けてみる。 心に余裕ができると、お相手の心にも余裕ができてくるもの。 直接会えるのが一番よいかもしれないけど、心の中でも好きな人に会えたら、それはそれで哲子は素敵だと思うわ。
またお会いしましょうね♪