ヨガのある生活で、毎日を心地よく。
心もカラダもハートフルになれる手のひらメディア。

皆さん、こんにちは。ヨガスクールFIRSTSHIP講師の鶴見恵美です。

新生活にもやっと慣れてきたと思ったらゴールデンウィークでお休みが続き、緊張がとけ、心もカラダもおやすみモード。

「なんだかやる気が出ない、仕事や学校にいきたくない‥‥。」

いわゆる「五月病」と言われる症状に悩まされる方も少なくないのかもしれません。

「五月病」とは正式な医学用語ではないそうですが、肉体的にも精神的にも様々な症状があるようです。

■五月病の主な症状

おもだるい・眠れない・便秘・下痢・不安感
気力がわかない・朝起きられない・腹痛 

自然界はだんだんと気温も上がり、緑も青々と茂る頃。

寒すぎも暑すぎもなく過ごしやすいこの時期を、アーユルヴェーダでみると、私たちのカラダの中でどんな変化が起きているのでしょうか?

今回は、五月病も吹き飛ばす!アーユルヴェーダ―の知恵を使って重い心とカラダをリフレッシュする、簡単セルフケアをご紹介いたします。

五月病の症状には、アーユルヴェーダ的「乾布摩擦」がおすすめ!

長期のお休みは行楽地や旅行先で外食が増えたり、不規則な生活になっていませんでしたか?

旅先では、食べる時間もまちまち‥‥。それこそがカラダを重たくしている原因の一つ!なんです。
食事の時間が不規則になると、消化力も弱まり疲れも溜まって、心もカラダも停滞しやすい状態に。

そんな五月病の心とカラダが重い状態にピッタリの、アーユルヴェーダ的な簡単セルフケア術は、こちら↓

ドライマッサージ【ガルシャナ】

このドライマッサージ【ガルシャナ】は、日本でもお馴染みの乾布摩擦(かんぷまさつ)のようなもの。

アーユルヴェーダではたびたびオイルマッサージが紹介されますが、カラダが重くてだるいときに行うマッサージでは、オイルや油分は重たい性質なので避けてもいい場合があります。

ドライマッサージ【ガルシャナ】は、オイルや油分の代わりに絹の手袋や布を使って、ドライマッサージをすることで、カラダを温めたり余分なむくみを排出することができます!

準備も、やり方も簡単!ドライマッサージ【ガルシャナ】のやり方 

絹(シルク)の手袋はネットショップや、デパート、専門店などにて、1000円前後で手に入れることができます。また絹(シルク)の布でも代用可能です。

このドライマッサージ【ガルシャナ】に必要な絹(シルク)の手袋や絹(シルク)の布はハンカチのように、持ち運びも便利。またカラダをさするだけなので、終わった後の片付けもいりません。

いつでもどこでも、簡単にできるセルフケア術として、このドライマッサージ【ガルシャナ】は行えますが、食後すぐ、生理中、発熱時、皮膚に赤みや炎症などがある時は、避けるようにしましょう。

ドライマッサージ【ガルシャナ】のやり方

1.絹(シルク)の手袋や布を用意します
2.顔、首周り、肩、腕、お腹、足先と、毛穴の毛流れと反対方向に、末端(頭や手足の先)から心臓に向かって、絹(シルク)の手袋や布で全身をこすります
3.全身、心地よくマッサージできてカラダがポカポカしてきたらOKです

■ドライマッサージ【ガルシャナ】のポイント
・力強く摩擦を起こす必要はありません。優しく撫でるように全身摩ってあげましょう。
・特に関節、肘、膝、お腹などは円を描くようにさすります。

■ドライマッサージ【ガルシャナ】の効果
・カラダがあたたまる
・血流が良くなることでキメが整いお肌の艶も出てくる
・代謝の促進
・むくみの解消

ドライマッサージ【ガルシャナ】に呼吸を加えてカラダを目覚めさせる!

そしてもうひとつ、ドライマッサージ【ガルシャナ】とセットでできる簡単なセルフケアのケア方法としておススメなのが、カパラバティ呼吸法

カパラバティ」とは「光る頭蓋骨」という意味があり、その名の通り頭がスッキリして思考もクリアになる呼吸法です。

吐く時にお腹をペコペコ動かして内臓を動かし胴体から熱を生み、カラダに程よい刺激が入ることで、むくみの解消や重だるさ解消につながる浄化の呼吸法です。

カパラバディはドライマッサージ【ガルシャナ】の前後どちらのタイミングでもOKです。

おススメはより代謝が上がりやすい、ドライマッサージ【ガルシャナ】の後。
食後すぐを避け、ドライマッサージ【ガルシャナ】とカパラバディをセットでお試しください。

カパラバティ呼吸法のやり方

1.安定した座り方(例えば安楽座)で座り、背筋を伸ばして肩の余分な力は抜きます

2.鼻から息を吸って、鼻から吐く、鼻呼吸を数回繰り返します

3.鼻呼吸になれたら、息から吸い、鼻から「スッスッ」と強く短くお腹を凹ませながら吐き出します

4.1秒に1回のペースで10回3セットを繰り返します。吸う息は特に意識せず吐くことに集中します。
5.最後、吐き切ったら自然な呼吸に戻ります。

慣れてきたら10回4セット、10回5セットなど、回数を増やしてみましょう。 カパラバティ呼吸法を習慣化すると胃腸も整い、消化不良も改善されます。

心とカラダにたまった重さも、呼吸と共にだんだんと軽くなっていきます。

ただし、食べた直後や、血圧が高い方、妊婦さんや、生理中の方は、このカパラバティ呼吸法はお休みしてください。

 

五月病はアーユルヴェーダ―の知恵で快適に♪

今回ご紹介したドライマッサージ【ガルシャナ】とカパラバティ呼吸法は、どちらも5分でできるセルフケアです。

朝起きた時、またお出かけ前、旅先などリラックス時間に行うと、活力が生まれて、その日の1日の行動がスムーズに行えます。

五月病による心とカラダの重さを感じたら、ぜひ毎日の生活に取り入れてみてくださいね♪

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