【安井シンジの台所】幸せ運ぶ「ブロッコリー」は、美しいカラダをつくる最強食材！

生活のヨガ更新日 2024/2/8

こんにちは！フードヘルスコーチの安井シンジです。

今年も残すところわずかとなりました。皆さんにとって今年はどんな一年でしたか？

僕は今年引っ越しをして、新たな場所での生活をスタートさせました。新生活が始まると、生活スタイルやリズムが良い意味でもそうでなくても変わることがあります。

変化が多い毎日の中でも「自分でご飯を作って食べる」ということを続けることで、生活の軸がブレることなく、自分のペースをキープすることができました。

そういう意味でも「食」ってとても大事だなと、改めて実感した経験でした。

さて、今回のコラムは、「ブロッコリー」を取り上げます。

ブロッコリーは個人的にも大好きな野菜なのに、意外にもこれまで取り上げていなかったので、今回、満を持してのご紹介です！

ブロッコリーの魅力、皆さんに届きますように♪

ブロッコリーは幸せを運ぶハッピー野菜

ブロッコリーは1年中スーパーに並ぶ野菜なので、いつが旬なのか分かりづらいですが、寒さに強く暑さに弱い野菜なので11月~３月頃が一番みずみずしく甘みが増す美味しい時期となります。

冬の時期は害虫被害も少なく低農薬で作られることも多いそうなので、そういった意味でも旬の野菜はいいですね。

ブロッコリーは改めて見ると、とっても不思議な形
ミニチュアの木のような、ユニークな形

ブロッコリーの頭の部分のツブツブは一つひとつが花の蕾(つぼみ)で花蕾(からい)と言います。ちなみに、ブロッコリーを放置しておくと頭の部分に黄色い小さな花が咲くことがあるんですよ。

さて、ここで皆さんに質問です。

皆さんは「ブロッコリートス」って聞いたことありますか？「ブーケトス」ならぬ「ブロッコリートス」。

ウェディングで新婦のブーケトスの前に、新郎が装飾されたブロッコリーを後ろ向きに投げるのがブロッコリートスです。ブーケトスと同じく、キャッチした人には幸せが訪れるそう。

ブロッコリーの花ことばは「小さな幸せ」

また小さな蕾がたくさんあるブロッコリーは子孫繁栄の意味も込められ、ブロッコリートスがされるようになったそうです。

ブロッコリーは幸せを運ぶハッピー野菜なんです♪

最強の野菜と言われるその実力！

欧米では「Crown of Jewel Nutrition（栄養の宝石の冠）」と言われ、その高い栄養価が注目されている野菜です。

ブロッコリーは様々な栄養素を豊富に含んでいるのですが、特筆すべきはトレーニングをしている方におススメの栄養素がたっぷり含まれていることです。

トレーニングで美しいカラダを目指す方には是非積極的に食べて欲しい野菜です。

その理由は、以下の3つが挙げられます。

１．タンパク質
100gのブロッコリーに約5gのタンパク質が含まれています。タンパク質は、筋肉の合成と修復に不可欠な栄養素なので、筋トレをする際には十分なタンパク質を摂取することで、筋肉の成長を促進することができます。

２．ビタミンC
100gのブロッコリー(生の状態)には約140mgのビタミンCが含まれています。ビタミンCと言えばレモンですが、この含有量はレモンよりも豊富（レモンは100gあたり100mgのビタミンC）。ビタミンCは、コラーゲンの生成を助け、筋肉の損傷を防ぐのに役立ちます。また免疫力を向上するため、筋肉の回復を促進するのにも役立ちます。

３．スルフォラファン
ブロッコリーにはスルフォラファンと呼ばれるフィトケミカル（植物化合物）が含まれています。またスルフォラファンには高い抗酸化作用や抗炎症作用があるとされており、筋肉の成長に必要なタンパク質の合成を促進し、筋肉の損傷を修復する酵素の働きを活性化します。

このようにブロッコリーは、筋トレに必要な栄養素を豊富に含んでいるため、美しいカラダ作りにはもってこいの最強野菜なのです！

その他にもさまざまなビタミン、ミネラル、食物繊維などが豊富に含まれるため、これから旬を迎える時期には積極的に食べてほしい野菜です。

あと、ブロッコリーは蕾の部分だけでなく、茎の方にもたっぷり栄養が含まれていますので茎もきちんといただきましょう！（ちなみに僕は茎の方が好きです）