無意識で生活することに慣れている私たち
私たちは、朝起きてから夜寝るまで、いろいろなことを無意識に考えています。
考える認識はなくても、目が覚めたら起きて、ルーティンワークや家事をこなしたり、仕事に行きます。また、ニュースや会話に耳を傾け、心の躍りや揺らぎを感じます。そして家に着いたら、夜の日常をこなして眠る、というルーティンを毎日繰り返しています。
そんな日常生活の中で、自分が思ったことや、感じたことを見つめる時間はいったいどれだけあるでしょう。
忙しく毎日を過ごしている現代人にとって、自分のことに意識を向けるとき、多くの人が「頭が痛い」とか、「肩や腰が痛い」など、カラダが不調のサインを出しているときや、心とカラダの疲れのサインを出しているときが多いのではないでしょうか。
「痛くなる、その前に」1日1分自分を見つめる
毎日の生活の中で、ちょっとだけ、自分の心とカラダに意識を向けて見つめてみると、痛くなるその前に「自分に必要なものは何かな?」と、気づけるようになってきます。
家族や社会、身の回りなど外に向いていた意識を自分に向けることで、自分に必要な情報を自分から得られるようになります。
例えば、私は映画を見るのが好きだったなぁとか、睡眠不足だから週末はゆっくり寝てみるか。とか、あんなこと言ったけど、本心は違った、などなど。
今の自分を元気に、そして心とカラダを快適にするにはどうしたらよいのだろう?という意識に向かうことで、痛みを軽減することができるようになるのです。
そのために、1日1分からで大丈夫。まずは1週間を目安に、自分を見つめる「集中瞑想」をはじめてみませんか。
ご自身の生活の中で、一番よいタイミングを見つけてスタートしましょう。もし集中瞑想を習慣化したいのであれば、瞑想する時間帯や場所を決めて行うのもよいでしょう。
ここでは時間帯別のおススメ瞑想法をご紹介いたします。
■朝の時間帯(朝起きてから10時頃まで)
頭の中もクリア!空気もフレッシュ!瞑想に最適な時間帯
1日の始まりに瞑想を行うと、いつもより心に余裕を持って過ごすことができます。人と接する前のセルフコンディショニングにもおススメ。
■お昼の時間帯(午前中~15時頃まで)
1日の折り返し、午後への仕切り直し!気持ちの切り替えにも
太陽が昇る午前中や、お昼は瞑想していても眠くなりにくく、瞑想すると眠くなる人におススメの時間帯です。また瞑想で心を落ち着けてからの昼食は、食べ過ぎ防止にもつながり、午後の過ごし方に良い影響が期待できます。
■一日の終わりに、寝る前(18時~就寝前まで)
寝る前の瞑想で心もカラダもリラックス
いろいろなことを考えて働いた頭を休め、一日頑張って動いたカラダの緊張や疲れをほぐすためにも、夜の瞑想は絶好の機会です。特に寝る前に行う瞑想は、なるべく楽しかったこと、自分が好きなことを最後に思い浮かべてゆっくり呼吸をしながら瞑想しましょう。気持ちがリセットされて、スッキリとした朝を迎えられることでしょう。
瞑想で1日1回心を洗おう
朝起きてから寝るまで、毎日いろいろな出来事が通り過ぎていきます。楽しいことや嬉しいこともあれば、イライラしたりモヤモヤしたりして、心がちょっと疲れてしまうこともありますよね。
でも、それは自然なこと。大切なのは、そういった感情を溜め込むことなく日々リセットすることです。その手段としておススメしたいのが「瞑想の習慣化」。
1日1回「瞑想温泉」につかることで、無理なく優しく自分の軸が整ってきます。ぜひお試しください。
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